続 ターボの薩摩ぶらり日記

ー俳句と写真の相乗効果をめざしてー 

寒椿

2020年01月31日 | 日記

1月29日、谷山中央で写す。

寒椿てふくれなゐの荒々し  陶 子
「脇句」
凍土に散るも保つ色つや  ターボ
「第三」
生垣や小鳥匿ひ施餌もして  〃

2020年01月28日 | 日記

1月26日、谷山中央で写す。

見えかくれ居て花こぼす目白かな  風 生
「脇句」
潔く散るしゃぼん玉隊  ターボ
「第三」
朝東風や宅配便は階駆けて  〃



発句の季語に花を選んだ。歳時記では花と桜は同義語。


寒薔薇

2020年01月26日 | 日記

1月24日、谷山中央で写す。

さしこぼす水珠なせり寒薔薇  麦 南
「脇句」
襞たつぷりと聖夜の造花  ターボ
「第三」
引揚げる掃除ロボット時間にて  〃

寒薔薇の読み:かんさうび

寒雀

2020年01月25日 | 日記

1月23日、谷山中央で写す。

天餌足りて胸づくろひの寒雀  草田男
「脇句」
着膨れてをり着痩せするひと  ターボ
「第三」
縄張りにひとりぼつちの鳥もゐて  〃

冬鴫

2020年01月24日 | 日記

1月21日、谷山中央で写す。

冬鴫の脚きんいろに折れさうな   いつき
「脇句」
割箸を割る音の冴えたり  ターボ
「第三」
海老の尾が丼の蓋もちあげて  〃

緋寒桜

2020年01月22日 | 日記

1月21日、谷山中央で写す。

青空を引き寄せ緋寒ざくらかな  狩 行
「脇句」
ちらりほらりと鳥も参上  ターボ
「第三」
下校児等じゃんけんしつつ去りゆきて  〃

寒紅梅

2020年01月19日 | 日記


独りの歌仙は張合いがないので、元の形式に戻した。
画像は1月18日、谷山中央で写す。

寒紅梅夕暮艶となりにけり  時 彦
「脇句」
燗熱くする伏見の銘酒  ターボ
「第三」
味を見て大阪弁で褒めもして  〃