真方井関の鳥たち 2017年12月31日 | 日記 永田川の水鳥が集まる場所へ自転車で出かけた。 撮影は30日、真方井堰で写す。 鶺鴒 ひらひらと鶺鴒のとぶ水の上 つとむ 鴨 後ろ手に歩むは鴨の気持ちかな ゆみこ 白鷺 白鷺の不動の姿冬の川 不二夫 鴫 磯鴫の餌場ととのふ砂湿り 峰子 鷭 これからが面白くなる齢と鷭 季羊
柿と目白 2017年12月29日 | 日記 やっと目白が撮れた。 柿は食べ飽きたといった表情だった。 画像は27日、谷山中央で写す。 笹子来と云へば目白と正さるる 良一 鶯より目白の方が鶯色だという説がある。
師走の配達 2017年12月28日 | 日記 若者がバイクで郵便配達していた。 画像は27日、谷山中央で写す。 腕まくり師走の配達ここ薩摩 ターボ 郵便局が最近は24時間体制で、手紙を受付けるとは意外だった。
梅一輪 2017年12月26日 | 日記 梅林に花が一輪咲いていた。 臘月のうちに白梅を撮ったのは、薩摩に移り住んで以来初めてだった。 画像は25日、谷山中央で写す。 梅一輪踏まれて大地の紋章たり 草田男 だいぶ変色してしまったが、この句の作者直筆の色紙を持っている。
南国の冬構へ 2017年12月25日 | 日記 民家が石塀を補修していた。 画像は23日、谷山中央で写す。 南国の塀真つ白に冬構へ ターボ 歳時記によると、冬構へは冬籠りのための準備。 冬籠りしない薩摩では、正月を迎える準備だろうか。
竹刈り 2017年12月23日 | 日記 薩摩は南国だけあって竹林が多い。 しかし移り住んで十年になるのに、初めて竹刈りを目のあたりにした。 画像は21日、下福元町で写す。 一本の竹を伐る音竹の中 冬一郎 竹刈りはかつては晩秋から初冬にかけての風物詩であり、歳時記に例句が多い。
小春の桜島 2017年12月22日 | 日記 天に雲なく地に風がなかった。 コミュニティバスにのって、郊外の美術館へ出かけた。 画像は21日、下福元町で写す。 別荘のごとく冬眠美術館 ターボ あらかじめネットで休館日ではないと調べて来たのに、正月明けまで閉館する と貼紙がしてあった。 喫茶室 美術館の脇に「喫茶室←」の札が立ててあった。 茶房へと珈琲色の落葉踏む ターボ 鄙にはまれな美人にコーヒーを淹れてもらえると期待して、山道を辿った。 冬木立 あたりが深山幽谷の趣に変わっても、喫茶室はなかった。 櫛比せる冬木立みて背をただす ターボ 山道が急になるにつれて背を丸めていたのに気づき、木立を見習った。 桜島 展望台があったので、ベンチに腰をおろした。 冬霞皺をのばして桜島 ターボ 2月に鴨池の病窓から眺めた桜島は、脈が皺にみえたことを思い出した。 美術館、喫茶室には入れなかったが、満足して帰路についた。
白猫 2017年12月19日 | 日記 路上で白い猫とすれ違った。 このところ猫とは良好な関係にあったので、立ちどまってにっこり してみたが、閑人とつきあってる暇はないとばかり急ぎ足で去った。 いなづまの野より帰りし猫を抱く 多佳子 画像の猫は早く帰って、飼主に抱かれたかったのだろうか。
ポインセチア 2017年12月18日 | 日記 ポインセチアの葉が色づいていた。 画像は17日、谷山中央で写す。 島を死守ポインセチアを天の花 芳南 天草での旅吟だろうか。 ポインセチアの丈が軒を超すとは、九州に移り住むまで知らなかった。