気温8度
自分をいつも守ってくれている?かもしれない?目に見えない存在。
スピリチュアルな世界では守護霊と言ったりしてますが・・・
ん?
守護霊・・・?
でも。「守護」って言うからには、守ってくれるんだろうと、不幸が起きないように
してくれるんだろうとか、金持ちになれるようにしてくれるんだろうとか、一般的に
思いがちですね。
でも一向に幸せにならないとか、金持ちにしてくれないから、だから、守護霊とか
神様なんかそんなものいるわけねーだろ、的な考えに至ると思うのが世の人々だと思います。
いるんだったら、今ごろこんな生活してるわけないよ。とかね。
私もそうでした、昔は。
(まぁ、私はお金に対する願望はべつに持ったことありませんが。)
で、ヘミシンクの世界では、ご存知の通り「ガイド」という呼び名を使います。
ヘミシンカー以外にはあまり浸透してませんけど、私はこっちの方が「守護霊」と
いう呼び名より適切かと思います。
ガイド?なんじゃそりゃ? ツアーガイドか?バスガイドかい。
知らない人は普通は思います。
まぁ私もカナダに住んでた頃は、旅行会社の現地ガイドをやってたことありますが。
そう、そんなようなものです。
このガイドって、その名の通り「ガイド」なんですよ。
単なる案内人ね。人生ツアーのガイドです。
「ガード」ではありません。
まちがえてはいけないのがここなんですよね。ガード(護衛・SP)じゃないんだよね。
ハリウッドの大スターが来日すると まぁSPがつきますね。それこそ、事故が起きない
ように守ってくれる。
ガイドはSPじゃないから。
だからガイドは、人生でその人にとって必要ならば、平気で痛い目にも遭わせる。
そして学ばせるのです。その人ならできるからと。
テレビで「はじめてのおつかい」っていう番組たまにあります。
小さい子がはじめておつかいに行くんだけど、行く手にはさまざまな困難が待ち受けて
いる。車が走ってる道路を渡らなきゃいけない。大きな犬がいる家の前を通らなければ
いけない。知らない人が「アメをあげる」と言ってもついていってもいけない。
走りすぎて、転んで膝から血が出たけど、周りに誰もいない。泣きながらも、立ちあがる。
いろいろな試練が次から次へとやってくる。
その幾多の試練は、電柱の影からみている親(やスタッフ)が与えたことなんだけれども
じゃ、それはその親が意地悪で、子供に嫌がらせするために与えたことかって言ったら
違うわけで。
そして、子供はその試練を全部乗り越えて、おうちに帰ってくる。
感動ですよね。
その子は、もう昨日までの何もできない子じゃなくなっている。
輝きが違います。
ライオンっていう動物は、嘘か本当か自分の子供を谷底に突き落として、這い上がって
来た子供だけを育てるというような話を聞いたことがあります。
これはいじわるで突き落としているわけじゃなくて、「愛」なんですよ。
わが子の成長を願うからこそ、突き落とす。でも、ちゃんと上から「がんばれ」って
言いながら、子供が上がってくるのを見ているんです。
それと同じように、ガイドってのも、修行の為にこの世に生まれて来た魂の成長を
見守っている。辛い経験してるのもガイドに愛されてるが故です。
ちゃんとしたまともなガイドなんでしょうネ。バカ親じゃなくてよかったじゃない
ですか。子供の宿題全部やっちゃうバカ親じゃなくて よかったじゃないですか。
ただ、当然、その辛い経験をしている当人はもうマジで辛いし、マジで死にたい。
なんでこんなひどいことをされるのか、なんでこんな人生なのかと。
辛い時に、とくに周囲のみんながのほほーんと楽しそうにしてる時に、自分だけ何か
辛いことばっかり経験してると、空で輝いてる太陽が、本当に恐ろしい存在に思えます。
「なに、そこで何も関係なさそうな顔して見てんだよ。 そこでポカポカ陽気にしてる
ヒマがあれば、助けてくれたっていいじゃないかよっ」て思います。
あふれる涙と怒りと悲しみ、本当にやり場のない激しい感情がうずまき、発狂しそうに
なります。
でもね、そこなんだよ。その経験から這い上がることが必要なんだよ。何かを得ること
が狙いなんだから。
這い上がった時に、その人は一皮むけて、ステージがあがるんだよ。
そんな時に、そのガイドは拍手をして涙を流して喜んでくれているわけなんですね。
で、そういうことを歌にしたのがあります。
今日発売のアルバムです。
すばらしい曲です。メロディーもかっこよすぎです。
っていうか、この歌にこの解釈は大げさなのかもしれませんが、私はこの歌を聴いた
瞬間、そういうふうに思いました。演歌はこういうのが好きなんです。
単なるライオンと子供の歌じゃなく、この世を生きる人間と、それを見守るガイドの
歌のように感じました。
そして、自分が獅子座であり、気質もライオン的な単独行動を好むタイプであり、人が
しないようなヒデー経験をしてきたがゆえに、かなり強く(心が)なってしまったし。
どうしても自分と重なる部分があり、入り込んで思わず泣けてしまいました。
辛い人生だったけど、そしてこれからも辛いのかもしれないけど、これも修行なのかなぁ。
「語らず教える親の愛」
って言われちゃうともう・・・涙、涙です。
そうか、愛か・・・
じゃぁ しょうがないな。 嫌がらせじゃなくて愛なんだって言われちゃうと・・
文句は言えないよ。昔はそれでもその意味がわかんなくて、あがいてたけど
今はそれが理解できるようになった。
私はがんばってます、ちゃんと上から見ててくれてますか、太陽さん。みたいな・・・
だからよろしくお願いします。
とは言っても結局、ここまでになると、もうムキになる気力も捨て、感情も捨て、
情熱も捨て、欲望も捨てました。それが一番いい方法。
斬った張ったは昔の話、惚れた腫れたも昔の話。
浮世の戯言(ざれごと)なんぞ
あっしには関係のねぇことでござんす。
そんな浮世に背を向けて
冥府魔道を我は行く・・・・ By デルフィニア 心の歌
獅子
谷は千尋(せんじん) 獅子なれば
父は我が子の 勇気を試す
転がり落ちたその場所の
硬さ冷たさ 手負いの痛さ
語らず教える親の愛
獅子は百獣 王の王
強くなければ 生きてはゆけぬ
果ててなるかと見上げれば
前足を巌(いわお)に 谷底のぞく
我が子を案ずる 母がいる
爪を蹴立てて 駆け登る
崖は男の試練だ夢だ
風にたてがみ なびかせて
明日を見据えて 雄たけびあげる
夕陽に並んだ 親子獅子
谷は千尋(せんじん) 獅子なれば
父は我が子の 勇気を試す
転がり落ちたその場所の
硬さ冷たさ 手負いの痛さ
語らず教える親の愛
獅子は百獣 王の王
強くなければ 生きてはゆけぬ
果ててなるかと見上げれば
前足を巌(いわお)に 谷底のぞく
我が子を案ずる 母がいる
爪を蹴立てて 駆け登る
崖は男の試練だ夢だ
風にたてがみ なびかせて
明日を見据えて 雄たけびあげる
夕陽に並んだ 親子獅子
※千尋・・・極めて深いこと
作詞;かず翼 歌唱:氷川きよし
