今年の夏は節電の影響で、みどりのカーテンというのが人気だそうで。
私もきゅうりを植えてみました。きゅうりを植えるのは初めてなので、初心者でもできそうな「うどんこつよし」という品種を買ってみました。うどんこ病とかに強いらしいです。植えつけに使用したのは、野菜用の培養土。最初に土に有機肥料も少々混ぜました。
ちゃんと育つといいです。
以下がその後の様子です。↓

5月21日 つるひげが出てきました。中心の葉の緑色が濃くなりました。これは、苗の植えつけ後、ちゃんと根っこがついたという目印だそうです。
数日後、殺菌剤散布。使用したのは「ダコニール」
2.5ℓのスプレーボトル使用。水2.5ℓに対し、薬剤は1000分の1であるメモリ2.5。
雨などですぐに流れてしまわないように、ダインという貼着液も同じ量一緒に入れる。そして、木酢液もテキトーにドボドボと。これは、化学薬品の匂い消しのため。と言っても、木酢液自体に違う臭さがあるので、同じですがね・・・。でも、これは、虫避け効果も多少期待できるのでよいかと。あと、この中にオルトランなどの殺虫液を入れてもよいが、最初に土に粒剤と撒いたので今回はなし。
この薬剤散布は定期的にやらないと、ハッパが虫喰いと病気でアミアミだらけになってしまうよ、と農業のプロいわく。なので、しっかりと。 葉の裏側までしっかりと。

5月31日 つるひげがこんなに自分からぐるぐると巻いています。電話線みたいだね。

6月7日 花が咲きました。見ると付け根がもう小さいきゅうりの形になってる。これが大きくなっていくらしい。おもしろーい。昔ながらのイボイボのきゅうりだ。(こらが雌花?)

上から見るとこんな感じ。
そして、こちらが雄花ですかね。
上の写真のように、花のつけねにも
きゅうりのミニチュアバージョンはありません。

6月11日 毎日のように花が咲きます。
そしてこの時、追肥を行いました。有機系の化成肥料。一株につき、コーヒースプーン1杯くらいを根元から離れた位置にパラパラと。
前に薬剤散布したのに、下の方の葉はけっこう絵カキ虫にやられていたり、喰われていたりしたので、あまりにひどい1枚は、切りとりました。あと、ベニカEXスプレーも散布。あまり同じ薬ばっかり散布すると、植物自体がその薬に強くなってしまうというので、2種類位を交互に使い分けた方がいいとのことで。というか、今回は前回のように薬液を作るのがめんどくさかったというのもありました。ベニカならもうそのまま使えるスプレーなのでラクでした。
あと、下の方のわき目も切り捨てました。本枝に近いところにつく実を大切に、とのこと。

そして、あっという間に生長し、6月20日に初の収穫。


とりあえず、薄くスライスしてドレッシングをかけていただきました。(奥に写っているのは、ハンバーグです。)
とりたてのきゅうりはみずみずしくて、おいしかったです。
その後、1ヶ月くらいのあいだで1株につき、10本くらい収穫できました。
7月半ばからは、連日の猛暑や長雨などの過酷な環境で株も弱り、葉全体が黄色くなり、
花つき、実つきとも悪くなり、7月末日に最後の一本を収穫した後、処分となりました。
でも、ありがとうございました。
ちなみに、きゅうりで緑のカーテンにはなりませんでした。最初はぐんぐん伸びたかに見えたのですが、
ある程度(2.5メートル位)になると、それ以上は伸びなくなりました。
反面、きゅうりと同時に植えたゴーヤは、最初は生長がわるいように見えましたが、いつのまにか、
どんどん伸び、気づいたら2階のベランダの手すりにまで届いていました。 

左奥の緑のネットに絡んでいるのが、きゅうり。右のはゴーヤ。(ちなみに、きゅうりの手前にあるのは酔芙蓉。)
7月18日の様子。
ゴーヤは、実は今まで私には馴染みのなかったもので、しかも苦いと聞いていたので、正直言ってあまり興味がなかった。でも、園芸屋さんでみんなが買っている流れで、ついマネして買ってしまった。
育てていても、風が吹くたびに葉が揺れ、苦い香りがする。風が苦い・・・
育てながらも正直言うと、べつにかわいがっていなかったので、ずっと放任していました。
薬剤散布は、きゅうりの時についでにやったけど、あとは、べつになんにも手をかけず、
勝手に育ってくれた感じでした。8月初旬に入っても、きゅうりのように葉が黄色くなることもなく、
元気に青々としています。