皆さんこんにちは、だいぶ秋の深まってまいりました。社長の高島です。
先日長野に一泊二日の小旅行に参加してきました。新幹線で約一時間、長野も近くなったものです。善光寺、松代の町並み等なかなかのものでしたが、
メインは渋温泉の旅館「金具屋」さんです。国指定の登録有形文化財で昭和十一年築という木造四階建ての建物をはじめ見所いっぱいのところでした。
「何しろ現在では建築が不可能と思われる建物を維持していくのは並大抵の努力ではありません」と現在の九代目当主のお言葉が素直に納得できてしまう
ほどです。
山間の鄙びた町並みの中に外湯が九箇所、旅館の中に十箇所のお風呂があるので湯めぐりも大変でした。結局外湯四箇所、内湯六箇所で断念、全部廻るに
は三日間ほど必要なのではと思えるほどです。宮崎駿の「千と千尋の神隠し」の舞台となったところですので、若い方も多く昔の湯治場の面影とはずいぶ
んと変わってしまったようです。
旅館内は階段や曲がりくねった廊下を歩くため、一日の歩数が12,000歩を超えたのにはびっくりしましたが貴重な経験をさせてもらいました。
写真はライトアップされた「金具屋」さんの有名な外観と、アップダウンが大変な内部です。とても凝った造りですね。