「ん゜」という世界観

「ん゜」vol.14、無事終了いたしました。今後は細々とレコーディングっす。

3倍返し!!

2006年06月11日 | サッカー関連のネタ
画像は飛び入りでツエーゲン金沢のサポゾーンに参加した、とってもキュートなインターナショナルキッズ二人です♪。横の方で手拍子しながらチラチラとこちらを見てたので、「こっちにおいで~」って声をかけてあげると、とても嬉しそうな顔をして飛び込んできました。もしかして今日の勝利の女神は、澄んだ瞳の異国の少年二人だったのかもしれませんね。

ツエーゲンはシステムをいじってきたように見えました。いつもの4バックの顔ぶれではありますが、左の辻田に中への意識を持たせ、右のマコを少し前目においた変則的な3バックといった感じ。累積警告で出れない良太と怪我の阿岸に変わり、初先発の西田とようやく登場したホルヘ・グスタボ・オルテガのダブルボランチ。左サイドに吉トモを張らせてトップ下に龍郎。2トップは前節に結果を残した太郎&聡です。

試合開始から数分間は前へ前へと怒涛の攻撃を仕掛けてきた松本山雅FCでしたが、ツエーゲンも守備から入っていった感もあり集中力は全く途切れません。山雅の攻撃がシンプルで効果的に見えるのは、攻撃時に徹底した「決め事」があるためだと思います。バックラインでボールを回した後、ペナルティエリア手前の選手にロングボールを送り、必ずと言っていいほどその選手がヒールで流して誰かが詰めに行く感じ。恐らく、その「ポストの背中に走りこむ」というところまで「決め事」になっているのだろうと俺は予測してます。序盤はそれに合わせてシュートを食らうシーンもありましたが、前回に津幡で見せていたピタリと合わせてくる精度までは見受けられない。やはり奈良を欠いていたことが大きく響いたのでしょうか。その噛み合わないイライラが募ったのか、前半30分過ぎに山雅・土橋がグスタボに膝から飛び込み一発レッド!!。少々厳しい判定ではありましたが、ツキも見方してくれたのでしょう。数的に不利となった山雅は、ただただ「ボール蹴り」を繰り返すだけになってしまいました。その程度の攻撃なら、競り負けることの無いツエーゲン3バックにとっては全く脅威ではありません。後は詰め将棋のように山雅を追い詰めていくツエーゲン。そして前半終了間際、ゴール前の混戦から龍郎が左足で豪快に蹴り込んで先制!!。後半19分、左サイドを突破した聡がキーパーの脇を抜いて追加点!!。そして圧巻は後半35分の3点目!!。右サイドでボールを持った吉トモが、「一対二」の状況から相手DF二人をドリブルでブチ抜き、ゴール前にドフリーで待つ太郎にラストパス。太郎はそれを「ゴールネットにパス」するだけで、99%は吉トモのゴールと言っても過言ではない。もちろん数的有利であったことも忘れてはいけませんが、守備もハッキリしていてまさに「完勝」であったと言えるでしょう。

それにしても楽しいバスツアーでした。中村GMから貴重な裏話も聞けたし、ツエーゲンサポ&ボランティアの皆さんの多くが「ベガサポ」だということもわかったし(笑)。車中で言いませんが、実は俺もです、俺も!?。財前の昇格ボレーに涙した男です(泣)。ツアーに参加された皆さん、ホントにお疲れ様でした。そして暖かく迎えてくれた山雅のボランティアの方々にも感謝です♪。それにしても松本山雅FCは、いいスタジアム、いい選手、そして何より最高のサポーター&ボランティアと言ったように「ソフト」と「ハード」の両方が揃ったうらやましいチームですね。ツエーゲン側から見ても、多くのことを学べた一日だったのではないでしょうか。

他会場の結果は、フェルヴォローザ石川・白山FCが最下位のテイヘンズFCに6-1と大勝!!。フェルヴォの爆発に「いよいよ来たか!!」と感嘆の声を上げるとともに、ここまで落ちに落ちてしまったテイヘンズも気になります。長野エルザ上田ジェンシャンを4-0で一蹴してついに首位に立ち、新潟経営大との「新潟ダービー」を4-1で制したJAPANサッカーカレッジが2位。山雅は3位転落で、石川県勢に順位の変動はありません。

さてさて、来週は北信越リーグの公式戦は無いものの、「全社」の準決勝&決勝が行なわれます。全社については3日前のブログを参考にしてください。ってことで今からオランダ見ますっ!!。