「ん゜」という世界観

「ん゜」vol.14、無事終了いたしました。今後は細々とレコーディングっす。

スリリング!!

2005年11月03日 | サッカー関連のネタ
既報の通り今日は天皇杯の4回戦、J1の名古屋グランパスエイトと、富山代表のアローズ北陸(JFL)の一戦を見に、富山県総合運動公園まで行ってきました。

試合前に会場近くのガストで少し早めの昼食をとったんですが、そこで名古屋のアン・ヨンハッ(北朝鮮代表)のレプリカを着てハンバーグを食べてる人がいて、いきなりテンションが上がってしまいました!?。そして雨の中会場入りすると、いきなり楢崎が目の前で練習してて大興奮!!。そして間もなく両チームのアップが始まりました。アップが終わって選手が引き上げる中、本田だけがメインスタンドのそばまで行って観客と何やら談笑。おそらく星稜時代のチームメイトでもいたんでしょうか。

そして名古屋ボールでキックオフ!!。本田はベンチスタートでしたが、スタメンの1トップに入ったのは1年先輩の豊田。前半は圧倒的なアローズペースでした。シュート数は名古屋の方が多かったようですが、ゴールを掠めるような際どいシュートを連発していたのはアローズの方。ポストに当たったり、楢崎のファインセーブで救われるようなシュートもありました。一方のグランパスの方は、Jでの経験が豊富な川前がまとめるアローズDFに全く仕事をさせてもらえず、大きく枠を外れるシュートばかり。俺は名古屋サポーターが陣取るサイドにいたんですが、0-0で前半を終えた後、一斉にブーイングが始まりました。

そして後半開始早々、赤シャチ軍団を救ったのはかつての星稜のエース・豊田陽平でした。アローズゴール前の混戦、後方から走りこんだ豊田の足元にこぼれたボールをダイレクトでシュート!!、名古屋、苦しみながら先制。その後は落ち着きを取り戻した名古屋が冷静にボールをつなぎ始めます。そして後半中ほど、豊田に変わって本田投入の星稜バトンタッチ!?。しかしこのあたりから、またもやアローズペースになってしまいます。パワープレイとカウンター狙いを徹底して、何度も「危ないシーン」を作り出しました。ロスタイムにも惜しいシュートがありながらも、何とか名古屋が凌ぎきりゲームセット。名古屋グランパスエイトが1-0でアローズ北陸を下しました。そしてヒーローインタビューはもちろん、決勝点の豊田です。

終わってみれば、アローズ北陸の健闘が光った試合でした。北陸電力のサッカー部でありながら、プロ契約選手を何人も擁するアローズ北陸。「なめられてたまるか!!」という意地が随所に見られました。何やかんやで今シーズン、アローズ北陸のゲームを4試合も見ていますが、富山はほんとにいいチームを持っているなぁという印象を受けます。その上、JFLの優勝争いを演じるYKK AP FCもいます。この2チームが合併して「J」に挑むという噂もありますが、もしそれが事実となればまずJFLではダントツの強豪チームになるでしょうし、J2に上がってもそこそこの成績を納めれそうです!!。ゆくゆくそこで弾かれた選手は、ぜひ「こちら」に来てください(笑)。