この間エントリーしたプーチンの国連総会でのスピーチの動画のyoutubeのビューが75万を超えていた。
国連総会70： プーチンのスピーチ
でリンクしたもの。
75万に達したのはRTがアップロードしたもので、その他にもいろいろなバージョン、いろいろなアップ主がいる。ざっと見ても100万ビューはくだらないと思う。
政治家の国連演説としては異例の事態というべきでしょう。
なんといっても、
Do you realize what you have done?
あんたたち自分がしたことわかってますか？
という問いかけが功を奏しているようにも思う。つまり、もちろんアメリカの一部の人たちの策略ではあるんだけど、国家アメリカの主体たるアメリカ人はやっぱりこれは痛いわけですよ。無関心な人もそりゃ多いけど。
そういうわけだからなのかなんなのかわからないけど、動画のコメント欄に、
自分はイラク、アフガニスタンに派兵された者だが、シリアについてロシアのスタンスを完全に支持する。同胞であるアメリカ人たちよ、目を覚ませ。この件に関してプーチンの言っていることはみんな正しい。ISISは俺らの政府が作った。それはリビアの反乱軍としてはじまって、自由シリア軍となった。トレーニングをして、装備、お金を供給したのは俺らだ、云々
As a veteran who served in the U.S. Army from 2005 to 2013. I served in 2 tours Iraq and 3 tours Afghan. I fully support Russian stance on Syria. My American Citizens wake up, Puttin is right on everything he said. As for ISIS was created by our government. It started as Libyan Rebels then went on to Free Syrian Army. We provided them with training, equipment, money, and said they later said "Fuck You! We doing our own thing" There's mainstream news articles and videos, stating on how American train and equip men, men who later ended up joining ISIS. The attack on Benghazi was the beginning of ISIS at the point they rebel against the America.
というコメントが3日前ぐらいに載って、そこにぶわーーーっとreplyがついてまだ続いている。
この間1日2回ぐらいちらっと見てたけど、いったん工作員っぽい、ロシアが悪いんだ派とか、通訳が悪すぎてなんにもわからん（といって見せないようにしてるわけ？）という小さな流れになったりいろいろあったけど、結局やっぱり強い流れは、まさにそうなんだ、アメリカ政府やドイツ政府（ドイツは武器をサウジに売ることで間接的に結構な活躍？）に対する不信を持った人が引きもきらずって感じだろうか。
まぁ、その、こまめに見ている人たちはイスラム過激派というのが自然発生的に出てきたものではないことなどとっくにわかっていたわけで、これをああでもない、こうでもない、適当なことばっかり言っている自国政府が許せなくなっているアメリカ人は多いんだよね、実際。ベンガジ事件もあったし。
上の動画に限らず、さまざまなオールタナティブ系を見ている最大手はアメリカ人。そもそもロシア人、ロシア語話者はわざわざ英語版を見にくる必要がない。自分んちにフル装備の報道があるんだから。
■ 正規軍について
私のまったくの感想にすぎないけど、アメリカの正規軍の兵隊さんたちは、今回のロシアの行動を見てうらやましいと思っただろうなと思う。
だって、応援を要請している国が、傀儡とかそんなんじゃなくちゃんと存在し、人々もそれを支援し、関係する政治家がなぜ戦闘行為に及ぶのかを世界中の人々にしっかり説明した上で、国軍が出動するって、正規軍にとってのある種のあるべき姿ではなかろうか？
他国領土にスパイかなんかみたいに入り込んで、こそこそと騙すように若者をリクルートして兵隊にしかけ、金でしばっておいていつか蜂起させるために使う。一方で、そうであるにもかかわらず、そいつらもまたこちら側からの空爆の餌食になることもある・・・。こんなことをしていたら、正規軍は腐ってしまう。
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ふと思うに、
イスラム 過激分派ワッハーブ
仏教 過激分派オウム
と考えればいいんだな、と思ってみたり。