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シリア軍、マンビジ奪還の模様

2018-12-28 20:25:06 | アジア情勢複雑怪奇

夕方テレビを流し見してたら、自衛隊が例のレーダー問題の録画を出していた。で、だから一体何だというのだろう? 疑問すぎる展開だ。どうやら日本は韓国との関係を見直すという傾向と考えていいのだろうか、などとも思った。ジーソムニア(日韓軍事情報保護協定)は最初から無理やりで、結局無理だってこと?

 

それはともかく、シリア方面では米の撤退を受けてシリア東北部がどうなるのかが焦点だったのだが、どうやらシリア軍がマンビジを奪還した模様。

別の言い方をすれば空白を埋めるのはトルコではなかったということ。

ロシアからは、クレムリンはシリア軍が奪還したことを喜んでますというニュースがTASSに出て来た。

Kremlin welcomes reports of Syrian army gaining control of Manbij

http://tass.com/politics/1038342

 

大統領府のペシュコフさんが、シリアの政府軍が支配地域を拡大することはポジティブなトレンドだと言ってる。

"No doubt, this is a positive step towards stabilizing the situation," the spokesman said.

The expansion of the zone of the Syrian government troops’ control "is a positive trend," Peskov stressed.


ま、要するに過去8年ぐらいの試みは水泡に帰しましたということではなかろうか。
 
つい最近、UAE、クェートがシリアに大使館を戻すという動きもあった。
 
トルコ軍がどう考えてるかちょっと不明だが、トルコにしたってシリア東北部をクルドに支配されるぐらいならシリア(+ロシア)に持ってもらった方が楽でしょう。
 
次のフェーズはイランを挟んでの攻防ですね。そして、だからこそイスラエル動向が問題になる。
 
そんな中ロシアの外務省(ラブロフ)は1週間ぐらい前パレスチナの外交関係者と対話してた。今日はヨルダン。

Lavrov: Russia appreciates Jordan’s role in Syrian settlement

http://tass.com/politics/1038299

 

周辺各国と調整しているのはシリアばかりではなくて、イスラエル・パレスチナ問題でもあるでしょう。

 


 

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1 コメント

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アサド大統領のスカートに隠れたクルド (ローレライ)
2018-12-29 01:56:06
アサド大統領のスカートに隠れたクルド、という話でプーチン大統領のチェチェン以来のマイノリティー対策のノウハウがシリア軍に応用させた。
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