DEEPLY JAPAN

古い話も今の話も、それでもやっぱり、ずっと日本!
Truly, honestly, DEEPLY JAPAN!

ヌーランドはウクライナでクーデターを組織した人 by タッカー

2021-12-22 20:18:44 | WW1&2
アメリカは一枚岩でないどころか、ぐだぐだに割れている状態だけど、その中で、そういえば、なかなか興味深いものについて書き忘れていた。

2週間ぐらい前、アメリカのFoxニュースの看板キャスターの1人、タッカー・カールソンが、手ひどくバイデン政権を批判する中で、ウクライナの国境を守ることがアメリカの務めだという現在の政権の公式のポジションを批判し、そして、ビクトリア・ヌーランドはその中心だが、この人はデモクラシーを叫んでいるが、実際にはウクライナのデモクラシーを壊した人間だ、と描いた。

ウクライナの選挙で選ばれた大統領を排除して傀儡をインストールした人です、と。

で、あの有名な、「ファッ* EU」で名高い盗聴されたヌーランドの電話音声まで流した。6分30秒あたり。多分、これはアメリカの主流(フォックスはその中のマイナーだが)メディアに乗った初めてのケースではなかろうかと思う。

Tucker: Why is the United States doing this?



I think Yats is the guy....とヤツェニクを男を指名し、事実、そのひょろひょろ気持ち悪い男がウクライナの首相についてわけです。傀儡と言わずに何をいう?って感じ。大笑い。

そして、ヌーランドは、who ORGANIZE COUP IN UKRAINE
(ウクライナでクーデターを組織した人)と言い切る。

記念にスクシャ。



実際もう、みんな知ってるとまでは言わなくても、ウクライナ問題なるものを、プーチンが悪いのよ、というアホなプロパガンダ以外で何か言える人なら誰でも知ってる話。

アメリカのオバマ政権は、騒乱を起こして選挙で選ばれていたウクライナの大統領を排除して、ビクトリア・ヌーランドらがあらかじめ選んでいた男を設置した。つまり、そこで行われていたことは、外国人主導のクーデター。

こんなことをしておきながら、デモクラシーを語るアメリカ民主党政権の厚顔ぶりには恐れ入る。

そして、これを正面からネタにすれば勝てただろうに、トランプはそうはできなかったんだなと思うと、まぁアメリカだわな、とも思う。

そうだもの、アメリカ人の若い人たちがデモクラシーと聞いても大して期待を持たず、自分の国に自信を持たなくなるのもまったく当然。


もう何十回も書いている話ですが、ご存じない方のためにいえばこんな感じ。

2014年ウクライナでクーデーターを仕掛けたバイデン

アメリカ人がまとめたもので、10分程度でよくまとまってる動画はこれ。ヌーランドもがんがん登場しちゃう。

The 2014 American Coup in Ukraine  


■ 感想

つくづく思うのだが、こんなにあからさまな出来事を主流メディアも金もらって何か書いてるジャーナリストも一言半句も言えないという事態は普通に考えて異常。

そこから先に起こった、ロシアゲートもいい加減、大統領選挙も怪しすぎ、そしてコロナでニュースが埋まる、と考えれば、この件だけではないにせよ、いずれにしても、私たちはずっとこの7年間戦時中なんだなと考えるのが適切だと思う。

そうそう、航空機の撃墜事件すら、いい加減な話で尻切れトンボ。オランダで行われているこの件に関する裁判では、なんとかしてロシア側の証人を呼ぶまいと、オランダの裁判所が曲芸のような裁判をしていた。私が知っているように、ごく少数のジャーナリストはずっとこういうのを見張って細々だが書く人はいる。

そこは昔の戦争時代よりましなところとも言えるが、でも、全部押しつぶすより効率的という戦法だとも思う。混乱情報のネタにしたり、これで集めてもその後進展させないという戦法もあるし。マーケティング手法の政治ってほんと無茶苦茶。



コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東方拡大問題:ロシア提案を... | トップ | 東方拡大問題:「ほんとはず... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown ()
2021-12-23 07:31:33
全体主義の話と同じで今に始まった話ではないが、やり方は巧妙になってきていますね。
感情を煽られると人は目が曇りやすい。

詐欺と構造は同じで気付いている人から見れば間抜けに見えるかもしれないが、騙されている本人が気付くのは難しいし、愚かな人でなくても心理状態によっては騙される。
だけど騙されている人をあまりバカにし過ぎると、頑なに「自分は間違っていない」となるのではないでしょうか。

なので私は少しでも疑問に思う人を「何を今更」とか言うつもりはなくて「良く気付いた」という心を常に持つようにしています。
返信する
ウクライナはアメリカの満洲国 (ローレライ)
2021-12-23 11:24:38
ウクライナはアメリカの満洲国だが、ウクライナはアメリカの生命線と考えるアメリカ人は居ない!
返信する
Unknown ()
2021-12-24 07:07:29
説明不足かもしれないので補足すると、以前トランプを支持するおかしな連中が話題になりましたよね。
ああいう役回りの人が居る事で、まともな意見を書きづらいし書いても一纏めにされてしまう。

きちんと反論しても、今度はあんなおかしな連中の言う事なんか間違っているハズだ!となって、必死に反対意見を探して自分の意見にしようとする心理が働いてより頑なになるか、おかしな連中と同じになってしまうのが原因なんじゃないかと私は考えています。

この流れを変えるには、善悪に重点を置くよりも事情や構造を掘り下げ感情を排した方が洗脳が解け始めている人には良いと考えて書いている、という事です。
返信する
Unknown ()
2022-01-04 07:25:42
コメントの反映を確認しました。
上記にある通り善悪よりも事実を優先するというのを当てはめると「結果的に承認されたので内容に不備はないが、私が言わなければ承認しなかった」或いは「偶々私のコメントだけ気付かずに10日間放置していた」という事でしょうか。
次からは気を付けて頂きたい。

ここからは仮定の話ですが前者だった場合、皮肉にも「誰でも自分を守りたいという心理が働く」「そうなると頭が良くても冷静な判断ができなくなる=頭の良さは関係ない」という証明でもありますね(該当のコメント内容で都合が悪いとは思えないのであくまでも仮定の話)
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

WW1&2」カテゴリの最新記事