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ラマダン中の集団礼拝を行うアフガニスタン

2020-05-03 18:02:09 | アジア情勢複雑怪奇

イスラム社会は大量の人数が集まるイベントがたくさんある。そんな中、コロナ騒ぎが起きてる。

そこで西側主流メディアは、コロナ騒動でイスラム社会が不安に陥ってラマダンが様変わりしてる、などと書いている。

コロナ禍で様変わりするラマダン 連帯感をどう高めるか
Asahi Shimbun GLOBE-2020/04/24
新型コロナウイルスは、イスラム圏でも感染が拡大し、4月23日に始まったイスラム教のラマダン(断食月)の宗教儀礼に大きな影響を与えている。

 
 
 
だがしかし、そうとは限らない。アフガニスタンでは普通に集団で集まって礼拝しているようだ。

Mass prayer defies COVID-19 measures in Afghanistan during Ramadan

 

そもそも、アフガニスタンのコロナ情報を見ると、

感染者2469、死者72

https://www.worldometers.info/coronavirus/#countries

 

だそうなので、これってNATOが1発爆弾落としたらこれ以上死ぬこともあるという数字なので、アフガニスタンでこんなものに怯える必要性を感じろという方が無理ではあるまいか?

ついでにいえば、シリア北東部を占領している米兵も普通に占領を決行中(笑)。北西部は、アルカイダ系が陣取ってトルコがそれを支援する恰好はそのままではあるんだけど、トルコの方向性としてはそれらの傭兵をどうにか折り合いをつけようとしている、要するに引く方向で奮戦してるとみていいんじゃないかと思う。これも変わらない。

 

ということなので、新しい行動規範だの新しい社会、これまでとは完全に違った社会、みたいなことを言う人たちって、要するに今般のインフルエンザ騒ぎを使って、人々の行動を抑え込もうという野望を持っていたが、なんか大して上手く行かないままとなるのがオチなんじゃないの、って気がする。

 

日本がしんどいのは、情報閉鎖系で、現在西側勢が盛り返そうと馬鹿みたいなことをしている、みたいなピクチャーが入ってこない。せいぜいアメリカが凋落して今度は中国の覇権になる、みたいな話だけが広がる。でもそういうことじゃない。

また、国ごとに考えると間違うというのも前から言ってる通り。

 


 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ローレライ)
2020-05-03 20:52:09
今更コロナに慄かないアフガンの日常感覚では、ショックドクトリンも支配できない。
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宗教>政治権力 (セコイアの娘)
2020-05-05 07:38:22
こんなのもありました。
https://mainichi.jp/articles/20200430/k00/00m/030/048000c

突然降ってわいたコロナ騒動で、一夜にして権力者になった地方自治体の首長でさえ、コントロールできない人達。何だか小気味いい。


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