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トランプ米大統領、コミーFBI長官を解任

2017-05-10 20:03:52 | 太平洋情勢乱雑怪奇

7時の大本営発表を見たら2番目が、韓国の新大統領の話だった。中味は忘れた。すんません。

で、これを見ながら、要するに安倍ちゃんは負けたってことと口走ったら、友だちが、へ?という顔をしていた。話が面倒なので私は深追いせずそのまま新玉ねぎはおいしいという話題に戻った。私たちにとって今日は新玉ねぎと私が各種ハーブを取り交ぜて作ったドレッシングの方が価値があったということでございました。

 

さて、そんな中、FBI長官コミーの解任が話題をさらってますね~。

トランプ米大統領、コミーFBI長官を解任=ホワイトハウス
http://jp.reuters.com/article/comey-idJPKBN1852O6
2017年 05月 10日 08:24 JST

でも、つい3日前、

米連邦裁判所、ベンガジ・メールの公表を命令

という判断が出たので司法省はこの問題を捨てていないということが示されたわけだから、その意味では、唐突というほどではないのでは?

 

でも、日本のマスコミおよび知性のない知識人枠の人にとっては驚きかも。私が思うに、この人たちは、アメリカのマスコミ、というより、世界中の主要メディアの90%に影響力があるというそのネットワークが、トランプ政権をロシア問題でコントロールしようとしていることをとても大きく受けて、決定!と見て、それに乗ってましたね。

左の方では、あのカタパルト馬鹿と私が心の中でいつも思っている、でもちょっと面白い田岡俊次氏が、トランプはプーチンに操られてる、と得意げに吹聴していた。

私は、それって多分あなたにとってそれは危ないネタだと思うけどなぁと思った。だって、それって泡、バブルであって実体はそんなんじゃないだろうと思ったから。

実体は何かというと、前にも書いたけどこの1年じゃなくて過去数年、やっぱりこう、ナチスネタがやたらに見えることからもわかる通り、一群の影の部隊が浮き上がっていたことがはしなくも示しているのでは? この人たちは戦後ずっと飼ってたともいうべき人々。ラットラインの末裔というか、私が言うところのBチームの実戦部隊。

彼らは追い詰められていたからこそ、各地で本来は後ろで活動している人たちまで表に出て来たみたいな感じなのではなかろうか。

だから、一連のwikileaksの各種のリークの動きは、最近は、ロシアのせいだみたいなことを吹いている人がいますが、そうじゃないでしょう。反Bチームの総力、協調しない協調だと思う。

前から言ってますが、アルカイダを野放しにし、リビアを破壊し、マフィア使ってバルカン刻んでNATOを膨張させて、おーしロシアと戦争だぁああ、みたいな行動をすんなり受け止められる人ばかりではないわけですよ。これやっていってアメリカにどんな将来があるんだよ、ですから。

 

とかとかいうのが、大枠で、直近の枠としてはこれじゃないのかなぁ。これこれ。

さてそこで、1カ月ぐらい前にロンドンの新聞Evening Standardに出ていたという、駐英ロシア大使のぽろっとした一言の話が思い起こされる。Alexander Mercourisが書いていた小さな記事によれば、この大使は、

昨年夏、私たちは西側のパートナーたちに10月にはダマスカスがISに落ちるだろうと言われていた。

去年10月にはダマスカスにISの旗が翻っているはずだった?

Bチームは、まさかロシアがシリアに本格関与してくるとは思ってなかったと言われているけど、本当なんじゃなかろうか。

しかも、その途中で状況はこんなんなってましたー、なわけですね。

ロシアがシリアのラタキアにS-400を配備すると、こんな範囲がカバーされちゃう。つか、2015年11月以来こうなって、現在はもっと強化されている。

私はこれが、ペンタゴンからの強烈な反発もなしにすんなり配備されたことが示唆するものは絶大だと思うわけですよ。カタパルト馬鹿は何をもって軍事評論家とかいう肩書なのか謎だ。

 

この間ミサイル攻撃がなされた時、S-400は役にたってない、みたいなことを言ってる人がいましたが、全然話が違うでしょう。この手のものはミサイルの飽和攻撃だけが唯一有効みたいなもの。問題は、ミサイルは100発撃って10発撃ち落とされても、妨害されても別にいいが、人が乗ってる戦闘機にとってそのレートは到底許容できないってこと。従って、この場はロシア軍と協定して、反撃しないという確証がないと入れない状況って考えればいいんでないの。

つまり、十分有効なわけです。

というわけで、このへんを頂点として話が変わっていって、アレッポがスターリングラードとなって、ついに、今回もBチームはダメポになりつつあるということではないかと想像する。

何度も書いてる気がするけど、国ごとに見ると間違うんだと思われますです。

 

■ ラブロフ外相、トランプと会見予定

ロシアのラブロフ外相は現在アメリカに行っている。米東部時間の水曜日にトランプと会見の予定だそうだ。

Trump to receive Russian Foreign Minister Lavrov in Washington
May 10, 7:18 UTC+3

http://tass.com/world/945145

 

ロスチャイルドの大統領(フランス)に仕掛けられないうちにいろいろやってんのかな、などと想像してしまう。

 


 

 


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Fire Fire Fire! (私は黙らない)
2017-05-11 03:27:25
選挙戦の功労者を次から次へとお得意のFire!
これは、自分へ火の粉がとんでこないようにするため?
電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも、皆ロシアがわるいのよ、ってか?
返信する
コミーはそれ自体問題だし (ブログ主)
2017-05-11 18:40:38
私は黙らない さん、

いや別にトランプは自分を擁護するためにコミーを切ったってんではないと思いますです。
コミーは、これまでの戦争を煽ってぐじゃぐじゃやってたグループにとって使える奴だったわけだし。

で、多分、トランプでもオバマでも同じだと思いますが、ヒラリーのメールをキッカケに見えたクソな枠組み(アルカイダって誰、みたいなあたり)を、表面化させずに収集したいんじゃないでしょうか。あまりにも酷いから(笑)。

その代わりに、シリアでの無駄な取り組みを収集する方向は守る、みたいな感じ。

返信する
踏み絵 (私は黙らない)
2017-05-12 04:28:53
前回のFBI長官解任がニクソンによるものであったことから、ウォーターゲート事件との類似性について、マスメディアが言及し始めましたね。何だかすべてがトランプおろし(もしくは無力化)の筋書き通りのような気がします。
コミーについては色んな評価があると思いますが、選挙戦の終盤でトランプにとって追い風を吹かせたことには間違いありません。大統領選の功労者達(ギングリッチ、クリスクリスティ、ジュリアーニ、フリン、バノン)が切られたのも、全て筋書どおりであって、コミーもその線上にあると思います。
我が家に民主党議員の事務所からメールが届きました。大統領選へのロシアの関与捜査への賛同を求めるメールです。サンクチュアリ州=リベラル帝国の踏み絵です。
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