夕方立ち寄った先でテレビがついていたのでふと見たら、延々となんとかいう破廉恥な議員の話をやっていた。そんなことが重要な話題のわけはない。要するに現状を知らようといういわゆる報道機関というやつはもうないってことなんだろうなぁとか思った。
世界中いろんなことが起こってるし、私の今日の楽しみはなんといってもローマカトリック教会とロシア正教会のおじいさん同士のこんにちは、の日だなってところにあったりするけど、でも日本の話題としてはやっぱり株価、ドル円が崖けら飛び降りてますがな、って話でしょうね。
日経平均1万5000円割れ、週間下げ幅リーマン以来-円急騰と世界弱気
http://www.bloomberg.co.jp/bb/newsarchive/O2EN646TTDS501.html
で、今日いくらなのか、よりも位置を確認しておくことが重要ではないのか、など思う。
これが過去10年のドル円チャートで、この崖から飛び降りる風の円高は、はっきり覚えがあるのよね~とか思いつつ相場やってる人は多いんじゃないかなと思う。私は相場ははってませんが、この成り行きはリアルに覚えてる。
こっちが日経平均の10年チャート。基本的に動きが同じなのが一目瞭然。
しかし、前回のリーマンの時はまだ世界中の主要国がある程度健康体でダイビングをしたわけだけど、今回は治療中の身で暴飲暴食して麻薬で痛みが治まってるみたいなところでダイブなわけですから、大変ですね~ですね、ほんと。どうなるのか。わかりません、まったく。
で、こういう時なので、金融市場が乱高下しつつ、日本経済にとってはネガティブに動いています、どうしましょう(といってもどうしようもないにせよ)、というウォーニングを国民に向かって放つ機能を主要メディアがほぼ放棄しているか、だましだまし風にしか伝えないって、なんかこう、戦時中ですか的なものがありますです、はい。
しかし、そうであるならば、当局者は事態を深刻だと考えているということでもあるよね。で、知りたいのはどのぐらい深刻になる予定なのか、だけど、答えてくれないんだろうね。
ふと見たら、よいまとめみたいな記事があった。この先生の記述はロジカルに現状を追ってるって感じだと思ったのでメモ。
世界金融市場は「崩壊の危機」に直面している 資金の安全な避難場を破壊した日銀の「罪」
http://toyokeizai.net/articles/-/104866
2016年02月12日 小幡 績 :慶應義塾大学准教授 東洋経済
上手く乗り切れるかどうかは別として英米、一部EU内にもこのままじゃダメだという感じがありますが、日本にはないですね。