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外務省肝入りのバンデラ・ウクライナ → 公式ナチ支援

2022-03-30 22:45:10 | WW1&2
日本の報道のバンデラ・ウクライナ上げは、もはやどうしようもないだろうと思ってはいるものの、

ウクライナ東部で蛮行をふるうアゾフ、世界中の人が気づいた人から順に目を疑うようなあのアゾフとお友達だった元ウクライナ大使の写真をロシア大使館さんから突きつけられると、言葉が出ない。嫌すぎる、ほんと。

 


この人は、元ウクライナ大使の角茂樹氏。



駐ウクライナの日本大使としては、
2014年9月 駐ウクライナ特命全権大使 
だそうなので、2014年クーデターの時の大使ではないですね。

クーデターの時の大使は、坂田東一さん。

2014年の暴力クーデターは、駐ウクライナの米国大使パイアットが積極的に右派セクター(総称)に加担していたことが知られている。ネオコン界隈の大物ヌーランドと次の首相を決める電話をしていたことで知られるおっさんとも言う。

手前の後ろ向きの人が大使。ケリーらと、やったね!と握手なんでしょうね。




いろいろ並べてみるに、つまり、2014年のクーデターとは、日米EUの正規の外交官集団が深く関与したクーデターだった、ということなんでしょうね。米大使がそうなら、子分たちも従う可能性はとても高いわけだし。そうすると、バンデラ主義者を支持しようが、ナチだろうが、別にいいんじゃないの、となるのでしょう。別にいいんじゃないの、ISだってアルカイダだって、という時期でもあるし。

2014年2月22日に、ドイツ、フランス、ポーランドの各国の外務大臣たちが、マイダン広場で暴力度が上がった時、群衆とヤヌコビッチ大統領との間で大統領選を早期にやることを合意させ、多少潮が引くように見えたことがあった。これも、今となってみれば、単なる、西側がよくやる「停戦」に過ぎなかったということなのかもしれない。

ウクライナを傀儡化して、軍事施設を整えて、人員をNATOが鍛えて、ロシアとの抗争に使うという段取り。生化学ラボもあるね。そして、その見返りとして、ロシアが解体されたあかつきには、これをもらってあれをもらって、というのがあったのかもしれないし、目先の利益としてはウクライナからの希少資源のゲット、天然資源の安定確保(カザフスタンとかを含めて)みたいな話が主流だったのではなかろうか。

あと、実はソ連が持ってた技術的なものもネタになっていたと思う。通常、ソ連は何もできませ~んみたいなことを一般人に信じ込ませてるけど、いやいやいや、何をおっしゃる、でしょう。

クーデターだよ、全員がんばろう、みたいな感じ?



で、そこで使った勢力はといえば、こんなだった、と。




そして、じいさんがナチの協力者で、異常なロシア・ヘイトが知られているおばさんが、カナダのフリーランド副首相となってバンデラ・ウクライナを支援し、

「西側ではナチズムが生きている」カナダ編
https://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/56c3565c2060f59497e6aff2d32d6600

ハンガリーの現地ナチが恋しい、ソ連が勝ったことが認められない代表者みたいなソロスが、バンデラ・ウクライナを支援する、と。

バンデラ主義者の政権を支援するソロス


(ソロス、トルドー、フリーランド)


こう考えてくると、なぜ今、日米欧の3極が、びっくりするほどあっけらかんとバンデラ・ウクライナを支持しているのか、というのは、別に不思議ではない。

正式な外交方針だったからこそ、そうなっているってことでしょう。

そして、だからこそ2014年のクーデターをこれだけ徹底的にオフィシャル・ラインから隠すことができるているんだと思う。

何回でも書きますが、

アメリカ合衆国の大統領がナチ派で、それもわざわざ武力クーデターまで起こして政権を奪取して、ナチ賛美派に政権を取らせたというのは、大事件です

バンデラ主義を賛美するアメリカ合衆国大統領バイデン
https://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/4c142102fd0e91189354921b9224d51a



で、問題は、ロシアを潰しに行く、レジームチェンジすることの結果としてどれぐらい返り血を浴びる覚悟はあったのか、というところでしょうか。もちろん、国民にその覚悟をさせたのか、ということ。

このスローモーションのバルバロッサ作戦の選択の結果を私たちは見ている。そして、それは失敗した(懲りないとしても)。であれば、ロシアとナチ組(西側)との確執が、外交的に、とか、和解とかいう言葉で簡単に終わるとは到底思えない。ロシアが自分たちの世界にとって安全であると評価できるところまでウクライナ問題は続く。逆に、西側に、ロシア、そしてその後に中国を潰すことが使命だと信じている勢力がいる限り、争いは続く。

いいじゃないか、露助が孤立だ、と思ってる人は間違ってる。その結果は、非友好国の多少の不利にはとどまらない。これはシステム変更が始まってしまったということだろうと思うから。



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6 コメント

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ナチスの宣伝部隊化日本マスコミ! (ローレライ)
2022-03-31 10:55:44
日本のマスコミはウクライナナチスの宣伝部隊化してナチスのメンバーをタレント化したり岡部芳彦みたいなナチスシンパに講釈させている!
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Unknown (kiyo)
2022-03-31 17:40:55
イギリスのBBCは、ウクライナにナチスはいないと視聴者に断言したそうですね。日本でも同じ現象が起きています。ネオナチ「善人説」とでもいうのでしょうか。彼らは嘘だろうと何だろうとメディアを信じろと決めてかかって報道しているのですから。ですが、行き着く先はメディアの自滅だろうと思います。
「ウクライナのネオナチは”正常”だとメディアは報道する」
https://quietsphere.info/british-bullshit-corporation-whitewashes-ukrainian-nazis/
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Unknown (かつまた)
2022-03-31 22:37:28
私たちの国はナチズムを支援する国になったのだろうか?
皆さんはそれでいいのだろうか?
アメちゃん以下西側はナチスになっちゃったみたいだし、
もしそうでなければ、乗っ取られちゃったってことかな。
もう一回、ゼレンスキー大統領さんに日本の国会に登場してもらってバンデラ主義とナチズムと彼らの考えを語ってほしいですね。
もしかしたら賛同を得られるかもしれないですね、かつて三国同盟を結んだ国ですから。
どっちにしてもどうして、仲良くしよう、って発想にならないのだろうか?
仲良くすればいいじゃね〜?
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中立とは嘘だったと再認識 (地球戦国)
2022-04-01 16:24:44
点の先は明治維新へと線でつながるのでしょうか、ナチファミリーとしてロシア支配への野望へかたくなに歩む、誰が言い出したんでしょうか、日本は中立国と。今の時点で、洗脳されていた己がまた目覚めました。ナチファミリーとしてロシア・プーチン大統領に敵視されている日本、これが表面化したことですね(?)

最近の例は別にして、世界を広く旅して日本人として差別されたり迫害されたことはなかった。それは中立国として日本があるからだろうと思っていました。行く先々の国で散髪店に行っていました、フロリダの散髪店では、あからさまでは無くも、嫌な客が来たなという対応でした。

老いた身ですが、プーチン大統領のロシアを旅してみたい。
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国籍より人 (ブログ主)
2022-04-01 19:36:45
地球戦国さん、

地球戦国さんが差別されたり嫌な目にあわないのだとしたら、それは日本人だからじゃなくて地球戦国さんがいい人だからだと思います。

まずそれが先でしょう。

海外在住者だった時、何度か(も)、日本人の人(特に男性)で、何か嫌な対応をされた時に、〇〇人は日本人を差別している、と憤慨する人を見ましたが、多くの場合、「それはお前がヤな奴だからだ、私もあんたが大嫌い」と思ったものでした。

優しい人は世界中どこにいっても優しい人に巡り合うんだと思います。
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オーウェル的世界 (石井)
2022-04-02 17:21:26
kiyoさん、翻訳ご苦労様です。大変役に立ち感謝しています。さて、このオーウェルの1984の世界の解釈について少し書きたいと思います。一般にこの小説はソ連社会への批判として書かれたものだとされ、今でもそれをロシアに当て嵌めようとする向きもあるでしょうが、当のロシアでは必ずしも評判は良くないようです。それは、ソ連でのロシア人社会の「現実」とはかけ離れたもののように映ったからだと思います。1984の描く人工的で一分の隙もないような管理社会と実際のソ連社会は違っていたと。A・ジノビエフが書いていますが、スターリン期ですらKGBから逃れるのはそう難しいことではなかったと。僕はブレジネフ末期からペレストロイカ期に掛けて数回ソ連を訪れたことがあります。(もう30年近くロシアへは行っていません)モスクワの薄暗い地下鉄車内で「ノーブイ・ミール」という純文芸誌を読んでいる人が多いのには驚きました。このことは、袴田茂樹さんも書かれていて、モスクワ留学時代の地下鉄の体験と寮でのロシア人との討論でロシアの「精神世界」に感銘を受けたようです。生活の一切、何をやるにしても一筋縄ではいかない社会だったので、むしろ家族、親戚、友人、知人間の結びつきが強く、互いに助け合って生きていく雰囲気もありました。また、学校ではロシア文学をかなり叩き込まれ、プーシキン等の詩を暗唱させられ、これにより表現の豊かさ、感性も磨かれていたと思います。残念ながら、これらはソ連崩壊後、西側文化によりかなり破壊されたかもしれません。

翻って、我が国含め西側社会ですが、温室育ちぬるま湯生活、「今だけ金だけ自分だけ」という個人が多くなり社会はバラバラ、少しショックを与えればメダカのように右に倣えとなっているのではないでしょうか。加えての「知的退行」。今の英米の指導層の知能レベルは何なのでしょうか。(ザハロワは英外相を中学生レベルと言っています)しかし、根本にあるのは、どうしてもアングロサクソンの歴史から来る裏切りとか嘘つきとかの「詐欺性」+「残酷性」であり、これにより1984の世界に到達するように思います。ですから、オーウェルは、1984でソ連社会ではなく、自国のことを書いたように思います。西側は、アングロサクソンの合理性により、「豊かな社会」を実現したのかも知れませんが、その社会は非常に「非人間的」であり、簡単にファッショ化、ナチ化する社会ではないでしょうか。そのオルタナティブとしてロシアは存在している。だからこそ、その存在自体がアングロサクソンには許せないのだという気が最近しています。
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