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徒然綴り・・・歌詞&ひとり言

夕暮れ少年

2008年01月09日 19時42分14秒 | Weblog
ひとりで歩く通学路 夕暮れの帰り道
いつもの景色が 今日は暗い
みんなの前で あんな言い方ひどいよ
もう先生をキライになると決めた・・・
        少年は泣いて走る あの曲がり角へ
        右に行けば 仔犬が見られるから
大きな平屋 白い家 庭先の犬小屋を
門のスキマから 毎日のぞく
静かな母犬 少年を見ても吼えない
仔犬の目は開き 遊び回ってる
        5匹が危なげに 歩いてジャレ合って
        少年の目を 釘づけにする空間
                 *
先生をキライになると 決めてから数日
学校にいるのが つらくてcry
少し前まで 大好きだったのに
誰を信じていいのか もう判らない・・・・・
        少年は飛び出した 授業の途中で
        あそこに行けば 仔犬が見られるから
大きな平屋 白い家 少年の好きな場所
門のスキマから 仔犬を探す
だけど母犬は 少年を見つめ ヒトリボッチ
仔犬はいなかった 一匹もいなかった
        朝には確かにいた あそこでジャレ合ってた
        少年の目に 信じられない静寂
                 *
家の住人がやって来て 少年に説明した
「飼い主が決まって、もらわれて行ったよ。」
青天のヘキレキ 涙が溢れた
仔犬を見たかった 触ってみたかった
        「母犬も寂しいから 会いに来てやってね。」
        そう言われて 少年は頷いた
                 *
~  その夜 両親から 少年は叱られた
       次の日 先生にも 叱られた ~
                 *
ひとりで走る通学路 夕暮れの帰り道
もう叱られても 泣かなくなった
自分が悪いと解ってるから ナットク
もう学校を飛び出さないと決めた
        少年は駆け出した あの曲がり角を
        右に行けば 母犬が待ってるから
                 *
        ヒトリボッチの 母犬が待ってるから
                 *
                 *

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