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徒然綴り・・・歌詞&ひとり言

届かない男心 --- の巻。

2009年09月13日 17時33分53秒 | Weblog
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それは本日のことであった。

早朝からボーイズとサッカーやキャッチボールやスケボーで遊び、
ボーイズと無料塾への協力を申し出てくれた確かな筋の人々と昼食会を行った後、
フレンドC・Tと打ち合わせを兼ねて和やかにお茶していると、
2人の女性が近くの席に座った。

ちょうど俺たちの話が途切れたところで1人の女性が言った。
                                               ↓俺の心情
女A  「今度こそ離婚するからね。」
                                            ェッ Σ (`・ω・´ )
女B  「また浮気ぃ~?」
女A  「ううん。ヤキソバ。」
女B  「ほんとにっ?!」 
                                              ΣΣ (`・◆・´;)
ヤキソバ?!

それで意味が通じる女Bの理解力もさることながら、
今は男がヤキソバでも食うと離婚されてしまう時代になったのか?!という驚きで、
口元まで紳士に運んだカップの動きを一瞬止めてフレンズの顔を見たところ、
全員が硬直している状態であった。

女A  「昨日ね、鉄板焼きみたいにして、
     ヤキソバを食べようってことになって。」
                              俺たちもたまにやるぞ、ボーイズと・・・ 
                                      それが何か? Σ (`・ω・´ )
女A  「あたしは何日も前から、
     ず~~~~~っとヤキソバが食べたかったのね。」
                                       そんなに?!Σ (`・ω・´;)
女A  「それで、手前の自分の近くのヤキソバに、
     ソースを普段の倍くらいかけて濃い味にしてから食べたの。」

女B  「おいしそぅ~♪食べたい♪」
                                  今、その反応は的確か? (`・ω・´)

女A  「それを見た夫がね、鉄板の上の、自分の近くのヤキソバを小皿に取って食べたの。
     そして言ったの。
     "あれ?なんか味が薄くないか?"って。」
女B  「キャハハハ♪」
                                         可笑しいか? (`・ω・´*)
女A  「でね、"どうしたらいい?"って言うんだけど、
     ただソースを足せばいいことだと思わない?」
                               うんうん・・・ (´-ω-`(´_ _`(´-ω-`(´_ _`)

女A  「だから私がそう言ったら、今度はなんて言ったと思う~?」
女B  「おもしろーい♪」
                                        今、面白いか? (`・ω・´)

女A  「"全体的にかけようか、それともココの、
     自分の目の前のヤキソバにだけ、かけようか?"って言ったの!」
女B  「キャハハハハ♪」
                                      それ、面白いか? (`・ω・´)

女A  「そんなのさぁ~、自分が味が薄いと思うなら、
     自分の食べる部分にだけ、かければいいことじゃない?
     私は私でコショーとか加えて、自分の好みにして食べてたし、
     それをあの人は目の前で見てるんだから、自分も好きにすればいいじゃない。
     そんなことも判断出来ない男なのかと思って、もう頭に来ちゃって。」
女B  「キャハハハハ♪」
                                       頭に来るようなことか? 
                                     ガ━━(= ̄■ ̄=)━━ン!!
女A  「で、黙々と食べてたんだけど~、食べてるうちに、
     "あ。もしかしたらこの人は、私が、
     付属の粉末ソースだけでは薄味だということを知っていたのに、
     自分の部分だけソースを足して食べてるのを見て、
     自分だけ特別仕様で食べるなよ、というアテツケで言ったのかな?"って、
     気づいちゃったのっっっ!!」
女B  「サイテ~ッ!!(怒)」
                                      アテツケ?! サイテー?!
                                     ガ━━(= ̄■ ̄||)━━ン!!

女A  「昨日は絶対美味しいヤキソバを食べるんだって思ってたから、
     夫に材料を買って来てねって細かくメールして、
     やっと食べ始めた時に、あーんなバッカみたいなこと言うなんて、
     もうすんごい頭に来て、今度こそ離婚するって心に誓った。」
女B  「もう、別れちゃいなよっ!!(怒)」
                                         ヤキソバ離婚?!
                                     ガ━━(|| ̄■ ̄||)━━ン!!

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     ◆ もつれ糸 ほぐさず切るや 女心よ
                                          ・・・ ~~旦( -ω-` )

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そこまで聞いて席を立った俺たちだが、去り際に、俺はその女性たちに話しかけてみた。

先ず、突然話しかける失礼を詫び、話が聞こえていた事情を説明し、そして言った。

「あなたのご主人は、あなたに美味しいヤキソバを食べさせてあげたくて、
あなたに頼まれた材料を買って帰ったはずですよ。
でも、もし味が気に入らないのなら、
夫である自分に遠慮して、あなたが自分の食べる部分だけに味付けしたりせずに、
全体的にあなたの好きな濃い味にしても良い、
自由に味付けして、お腹いっぱい好きなものを、美味しく食べて欲しい、と
そう言いたかったんじゃないか、と僕は思いますよ。」

2人の女性は驚いて、何も言わずに俺を見ていた。


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