コロナ禍が日本を襲い始めたのは、昨年(2020年)3月からでした
学校が一斉に休校になったり、色々と自粛モードになり、好きな着物を着てどこかに出かけるのも躊躇われました
お茶の稽古も休みになった社中も多かったようですが、広い和室を換気に注意し、少ない人数、マスク着用、濃茶の回し飲み無しなどのルールで続けてもらえたのは、有り難かったと思います
お茶の稽古がお休みになれば、冬場の家着物以外、着る機会もなかったはず
コロナ感染者も減り続けて、今月末で緊急事態宣言なども解除され、少し見通しが明るくなってきた初秋です
着物を着た時の着画を撮りっぱなしだったものを、デジカメからパソコンにアップロードして、過去を振り返る気持ちになっています
このタイミングだからかなぁと、思いながらです
○ お茶の稽古1回目は、小千谷紬(織り出し小紋柄)に羅の小豆色の帯
○ お茶の稽古2回目は、小千谷紬に江戸紅型染 帯は1回目の同じ
○ お茶の稽古3回目は、前回と同じ紅型染の小千谷紬に麻の二部式帯
この帯は、ヤフオクで欲しくてゲットしたものの、胴の柄出しがサイズ的に出来ませんでした
やむなく切って、二部式に作った帯です
帯を3分割して、太鼓と手を繋いだものと、胴の部分から出来ていて、お太鼓はその都度作るタイプ
平たく畳めるし、お太鼓の形を毎回作るので、あまり作り帯っぽくは見えないのですが
2回目のお太鼓とこのお太鼓を比べると、やはり違いが歴然と出ます
お太鼓は小さくふっくらとしたいのに、二部式ではなかなか上手く出来ないのが、残念です
そのせいなのか、どうか、この着物には2回目に着た時の帯がより合うように思います
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
夏着物の暑さ対策は?と、コメントもらいましたが、
私はかなり暑がりです
下着は汗取り用にあしべが編み込まれた物を着用していますが、その袖さえ切り取って袖なしスタイル
帯板は、へちまを加工したものの市販品、伊達締めなし、腰紐は最初に腰に回す1本のみ
コーリンベルトも市販品ではなく、こちらも衿の端を留めて背中に回し、前中心で結ぶタイプにしています
他は紐やベルトは無し
お太鼓は帯枕を入れたガーゼで作って前中心で結びます
これは少ししっかりと
帯の胴巻はゆるゆるで、帯締めはしっかりと締めます
これは通年でしていること
着物を着なれていないと、どうしても数本の紐でしっかりと締めたくなります
不思議と着なれてくると、長襦袢を着た後の伊達締めなくても、着物着た後の伊達締めせず、ゆったり着ていても、着崩れることはなくなりました
ただ、拘っているのは、おはしょりなしで着る対丈の長襦袢ではなく、二部式長襦袢
対丈の長襦袢も何枚か持っていますが、よほど歩いたり立ったり座ったりを繰り返さない時だけ
普段は二部式の長襦袢です
上下が分かれているので、足の動きにつられて、襦袢の衿元が崩れません
でも、長襦袢の形にはみなさんそれぞれ拘りがあるようで、一概にこれが一番とはいかないようです
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