激しく池に打つ今朝の雨です
昨日の朝は、前夜の東北の地震の報道にびっくりしました
随分長く揺れたようで、またも亡くなった人や沢山の怪我人のニュースに、脱線した新幹線
311の追悼が終わったばかりのこのタイミング、悪夢再来で辛い思いをしている人が多いことと気が滅入ります
緩慢ながらコロナ第六波は感染者が減り出してきているものの、まだまだ油断できないし
ウクライナ国内への無差別ミサイル攻撃はますます激しさを増しているし
さらに東北を襲った大きな地震です
私は和歌の事は、ほんの基礎知識ぐらいしかなく、知っている和歌も指の数ほど
そんな私が心惹かれるのは西行の歌です
願はくは花の下にて春死なむ その如月の望月の頃
平安末期 武士から出家した西行は流浪の旅を続けながら歌を詠み続けたとか
最後はお釈迦様と同じように桜の花が咲く頃に亡くなりたいなぁ
というような意味ですが、この歌には人生の無常感が漂っているように思えます
人は自分の死ぬ時を選べないから、このような歌を詠んだのでしょうし
出家しても、〜したい❗️という願いを詠んでしまう人間のさがも感じ取られます
西行が亡くなったのは、歌を詠んだ20年ほど後のこと
しかも時間的には一日後だったそう
2月16日
今の暦で言えば、3月お彼岸の頃
そして今年の今月の望月の頃とは、18日のようです
今朝方から激しく降った雨と風で、木蓮の花があっという間に散ってしまった我が家です
散った木蓮の白い花や、世情に西行の歌を思い出してしまいました
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