これってやはり化石? 私のライフスタイル!

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着やすい着物 着づらい着物 … 着物は洋服より融通がきくと言うけれど

2015-01-19 | 着物
ここ一週間の間に 二枚の着物を着たのですが、身体に添わなくて着づらい一枚がありました

どちらも結城紬ですが、のつく結城ではなくて のつく結城です

結はつかなくても 随分柔らかくて織物自体は悪くないものなのですが、一枚は反物からマイサイズで仕立てたもので、もう一枚は自分のサイズに近いものをヤフオクで手に入れたものです

私は 自分で仕立てた着物以外は ほとんど 袖付けと衿付けだけは直して着ています

ところが 滅多にないのですが、裄(袖幅と肩幅)のバランスと 身丈が自分サイズだったので、そのまま手に入れた状態で着ている着物が 今回の一枚です

どちらかというとふくよかな体型用のサイズで 身幅もたっぷりなのですが、衿肩あきがマイサイズより広く、衽下がりも5寸5分と浅いのです

たまたま同じ長襦袢に同じ半襟をかけてあるので、2枚の着物を比べてみました





左側がマイサイズで 右側が大きめサイズです


長襦袢の半襟の見せぐあいはあまりきっちりと合わせるより、幾分見える感じが好きなのですが、どうもうまく収まらない

しかも抱き幅もありすぎるし、えり合わせをきっちりすると、おはしょりのところで、衽付け線がずれてしまいます

帯を締めるときも 余分なしわの始末のしようがなくて 借り物を着ているよう

この着物を着るときは いつも同じ思いをするのですが、箪笥から出すときは そんなことを忘れていて、腰ひもを締めたあたりから 前回のことを思い出してを繰り返していることに今回気づきました

後衿ぐりも 長襦袢とそわなくて 何回も着終わってから 直したのですが、そもそも合ってないので、しばらくするとまたずれてくるのです

諦めて外出したのですが、帰り着くまで 衿元が気になってしょうがありませんでした



この少々大きめの着物は 以前友人からそのことを指摘されたことがあるので、着物を着る人がそばで見ると 傍目にもわかるのでしょう

好きな色合いと柄なので せめて衿付けを直した方がいいのでしょうが、衿肩あきの大きさだけは 衿の付け直しでは直しようがないのが 思案どころです


こういう大きめの着物を着るときは せめて胸元の補正をすればもう少しましになるのでしょうが、紬類(普段着の類)を着るのに、補正で体をがんじがらめにするのも 
なんだかおかしな話だと思うのです

着物は洋服よりもサイズに融通があるとはいうものの やはり着やすいサイズとか 見た目がきれい?に見えるサイズというのはあって こだわりだすと洋服よりもやっかいだと思っています


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