これってやはり化石? 私のライフスタイル!

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男物浴衣地で 浴衣を仕立てる ・・・・ 浴衣としても単としても着たい一枚が欲しくて

2016-07-19 | 着物
浴衣っぽくない浴衣地が欲しいと思っていました

ふらりと入った店で見つけたのは 男性用のしじら織りの浴衣地です

いくつか体に合わせてみたものの、その日は買わず

トトに浴衣地を買おうか 買うまいか悩んでいると話すと、浴衣ごときで悩むなんて と、言われて 色も悩んでいると 調子にのって言ってしまいました

お酒がだいぶ入ってご機嫌だったので、2反買うことも 特に反論されずに済みました

夫婦も30年以上連れ添うと 物言いのタイミングも外さなくなってきました

その浴衣地を縫いたくて 手元の一反を急いで縫ったのは 先月のことです

そして さっそく取り掛かり始めました

浴衣だからと 油断して ミスをやらかした前回を反省して、今回は慎重に 手順を書きだして 一つ終わるごとにチェックを入れていきました



まるで雨が降ったような柄で 目に大変悪い針仕事になりましたが、さくさくとはかどり あっという間に完成です

今回は 柄合わせの必要もなかったので、反物の実寸を計って、寸法を割り出すときに 5%の収縮率をあらかじめ足して大まかに裁断しました

身頃2枚 袖 2枚 残りの衽と衿部分と肩当部分をまとめて 全部で5枚に切ったあとで、水につけて 縮ませました

9分通り乾いてから 軽くアイロンをかけて、計りなおしたところ 5%までは縮んでいないのです

そのまま仕立てると 浴衣としては長くなるので、1寸を揚げにしました

私のいつもの長着の褄下寸法は断ち切り下から2尺2寸とっているのですが、浴衣は短めに切るので、前回も今回も2尺1寸5分です


こういう寸法の工夫が出来るところが 自分で縫う良さですね

今回もはやり掛け衿の下前内側から 差し込み衿芯が差し込めるように仕立てました



浴衣地は 綿75% 麻25%

柄は 絣しじらとなっています



さぁ もう一枚も今月中に縫い上げたいと思っていますが、ほんとのところ2枚続けて縫って 飽きてきています




コメント (4)
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