9月初めに「和納小同級生の皆さんへ」でハガキを出しました。還暦から古希まで毎年同級会の案内をしましたが、3年振りに出した近況ご機嫌伺い71枚がこれ。
『 R3.9.02 西川堤防童子橋から多宝 彌彦 国上
稲刈り始まりました。COVID-19猛威2年目の秋、オリパラも終わり皆様にはウィルスを避けてお元気にお過ごしのことと存じます。
「無欲は怠惰の基」欲が無いのは現状に何の課題も見出さずただ生きてるだけの状態・・パラ水泳メダリスト京ヶ瀬中14歳の座右の銘には71才のジーさんも脱帽です。
去年は中止した十五夜まつりの神輿渡御と夜の草花火。今年はボランティア参加を募集して神輿行列ができました。が、少子高齢化、継続はジリ貧難しくなってきています。
去年夏に○○実、今年2月に○○房子、そして6月には○○健の諸兄姉が病で旅立ちました。
「欲無ければ一切足り・・」と良寛は云いますが凡夫はとても至りません。今日という日は残りの人生の最初の一日。毎朝蒲団から出て「今日も生きて目が覚めた。お天道様ありがとう」生きてる素晴らしさに感謝しながら今日の用を足す「欲たかりが元気の基」です。また会える日まで。
令和3年 爽秋 ○○○○ 』
「無欲は怠惰の基」銀メダルを二つも取った中学2年生、山田美幸さんがNHKインタビューに答えた座右の銘。じきに1万円札の顔となるかの渋沢栄一翁の言葉をあげた14歳の堂々とした受け答えに71歳のジーさんには耳が痛くその日は少し心が動揺しました。まだ40代現役の頃、たまたま事務室に来て隣に座った老社長に「○○、馬齢を重ねてるんじゃないぞ!」と言われ狼狽したのを思い出しました。
思えば馬齢、重ねてきちまったなぁ・・・。時の人、小室青年の好きな言葉は Let it be. だそうです。成り行き、あるがまま・・体力気力に老いを感じる今の私にしっくりくる言葉みたいです・・。