和納中37年入学

同級生と和納と旅行をアップ。誰だか分かる?

「病床六尺」 健康の有難さ

2020-06-23 21:46:39 | 日記
一 〇病床六尺、これが我世界である。しかもこの六尺の病床が余には広すぎるのである。僅(わず)かに手を伸ばして畳に触れることはあるが、蒲団(ふとん)の外まで足を延ばして体をくつろぐ事も出来ない。甚(はなは)だしい時は極端の苦痛に苦しめられて五分も一寸も体の動けない事がある。苦痛、煩悶、号泣、麻痺剤(まひざい)、僅かに一条の活路を死路の内に求めて少しの安楽を貪(むさぼ)る果敢(はか)なさ、それでも生 . . . 本文を読む
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