秋田駅下りて再開発された駅前商業施設で見つけたポスター。6人の口が「あきたにきて」って言ってる。
調べると2011年からもう7年も続く「秋田美人サイレントメッセージキャンペーン」とある。毎年暮れから春にかけて文字の部分が?になってるポスターが県内と首都圏に貼られて、6人がなんて言ってるか応募すると正解者に市内ホテル券や特産品が当たるんだって。毎年美人が6人(おいでよあきた なら7人)もそれも実名で勢ぞろいするので秋田では美人共有話題で盛り上がってるんだろう。3月で応募は終了して?が文字に変わった新しいポスターがこれ。ガラス越し反射で見にくいけど美人ぞろい、私のイチ押しは上の「き」のまりさんかな。二番煎じでも新潟でもやってほしいな。
久保田城址の途中でこんなのも見つけた。今年の6月9日撮影とある。これを毎年のポスターにするには工夫が必要かな。モデル頼んでの撮影会とコンテストにすれば毎年続くかも。でも6人のメッセージにかなわない。
極め付きはこれ。秋田美人と言えばこれにかなわない。どうやって手に入れたのか昼飯仲間のHクンが私に持ってきてくれたポスター。ユタカな国へ あきたびじん、小さな「ょ」がある。2012年に秋田県が銀座4丁目交差点のビル壁面に貼ったこの巨大ポスターから全国区になった秋田県観光政策の「あきたびじょん」。見つめなおしてみると日本のタカラモノのような秋田が見えてくるとコピーにある。見つめなおせばわざと半分キレたAKITAVISIONとあんべいいな秋田県。
百人一首にもある美貌の歌人小野小町の歌 花の色はうつりにけりないたづらに わが身世にふるながめせしまに
ノリノリのラップ 大好きな秋田音頭 ♪コラ、秋田の女ごは 何してきれだと訊くだけ野暮だんす アーソレソレ 小野小町の生まれ在所をおめはん知らねのげ ハイ、キタカサッサー、コイサッサ、コイナー
あんべいいな秋田県
の色は 移りにけりな いたづらに 我身世にふる ながめせしまに色は 移りにけりな いたづらに 我身世にふる ながめせしまに
写真家木村伊兵衛が戦後20年近く通い続けた秋田の民俗にある1枚。大曲 28.8.6~16とクレジット。65年も前の写真だ。 モデルは旧大曲市角間川出身の旧姓柴田洋子さん当時19歳。伝説の美少女は大曲高校時代にマドンナと呼ばれてたのも当然だろう。バレエの指導者ののち結婚渡米、2010年76歳で亡くなるまで桜の季節に故郷を訪れたという。おもてなし 滝川クリステルが頭に浮かぶが、生粋秋田おばこの美しさは永遠に私たちを魅了して秋田県民の誇りだな。知る人ぞ知る(えっ、みんな知ってる?)秋田美人の代表。時々ポスターと写真集を眺めている。
ホテルに行く途中ですれ違った自転車の女子高生たちに道を譲って言われた「ありがとう」。色白の秋田おばこたちの香る風が通り過ぎて行った。
いい写真だな。
秋田は美人が多いってのは噂だけではないようですな。
目指す秋田像を「高質な田舎」とする「秋田ビジョン」を掲げて観光にも力入ってる感じ。ビジョンポスターいいね!佐竹20万石殿様の家系の末裔が知事就任して打ち出したビジョンらしい。新潟ビジョンなら何だろう?農林水産工業観光自然温泉美食美人とすべてそろってる新潟、これ以上望むのは欲たかりか?