和納中37年入学

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大祓人形(おおばらいひとがた)

2013-12-20 20:37:16 | 日記
今日20日は近くの三社神社で「大祓(オオバライ)」の祭礼があり、家族6人の名を書いた「人形(ヒトガタ)」を納めてお祓いを受けてきました。




あいにくの天気です。
11時からですが、ひっそりしています。
立派な構えの鳥居ですが、なぜか参道が少し曲がっています。
形は珍しく、厳島神社にある両部鳥居(各主柱に2本ずつの控柱がつく)と同型の両脇にさらに小さい鳥居が付いた三輪鳥居との混合形をしています。
八幡、熊野、日枝の三社神社だからでしょうか?


鳥居は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)を天岩戸から誘い出すために鳴かせた「常世の長鳴鳥(とこよのながなきどり)」に因み、神前に鶏の止まり木を置いたことがその起源であると弥彦神社のボランティアガイド曽山由紀夫さんに参道脇にある各地の鶏の前で聞きました。
全国ニュースにもなる弥彦長鳴鳥、見たことあります?



 
拝殿に並んでいるのは岩室、和納近隣集落にある神社の役員たち20数名です。
それぞれ神社の氏子たちから集められた「人形(ヒトガタ」を前に「大祓詞(オオハライノコトバ)」を唱えて各神社の氏子代表が、紙を細かく刻んだ「きりぬさ」を左・右・左(サユサ)に三回散らして自分や氏子たちを清める。と神主の三部さんが作った栞にあります。
写真は終わったあと、散った「きりぬさ」を宮守の月岡さんが掃いて集めているところです。

神主三部さんの唱える祝詞。
「天つ神は天の磐門を押し披き(あまつかみはあめのいはとをおしひらきて)國つ神は高山の末 短山の末に上り坐して 高山の伊褒理 短山の伊褒理を掻き別けて聞こし食さむ・・(くにつかみはたかやまのすゑ ひきやまのすゑにのぼりまして たかやまのいぼり ひきやまのいぼりをかきわめてきこしめさむ)・・」 との祝詞のうち「天つ神は・・・國つ神は・・・」しか分かりませんでした。


大祓詞(おおはらえのことば)は、神道の祭祀に用いられる祝詞の一つである。中臣祓詞(なかとみのはらえことば、略して中臣祓)・中臣祭文(なかとみさいもん)とも言う。
元々は毎年6月と12月の末日に行われる大祓で、犯した罪(神道の観念による「罪」であり、犯罪とは意味合いが異なる)・穢れを祓うために唱えられた祝詞で、中臣氏が京の朱雀門で奏上していたことから中臣祓の称がある。6月と12月では異なる文言であったが、6月の方だけが残った。:Wikipedia


「大祓(オオハライ)」「道饗祭(ミチアイノマツリ)」と「鎮火祭」(ヒシズメノマツリ)」など、穢を祓い邪気や火災から生活を守るこれら祭礼をずっと続けてきた祖先の神を祀る心を、受け継いでいくことは大切なことだと思っています。
神社の境内に入ると自然に神聖な気持ちになるようになったのは、年を重ねてきたからでしょうか。
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