DALAB情報発信用ブログ:OpenCAE+GPGPU+Peridynamics編

DALABで行っている研究活動の中で、OpenCAEやGPGPUや破壊解析の取り組みについてまとめてゆきます。

S君へのメッセージ

2005年08月30日 03時13分34秒 | Weblog
このブログでは、基本的に個人攻撃は行わないように勤めてきた。主張は必ず一人称だけで行ってきたが、だんだん独り善がりなところが目立つので、今後は批判ではなく、信頼するパートナーに対する応援メッセージも載せてゆくことにする。やはり、他者との関連の中で人は生きているので、自分の心の中だけでは全てを分析することは難しい。もう少し、話題を広くしてゆきたい。
まずは、S君である。柴田のところを巣立った学生の中では、最も生きる世界が近いところに居る。今も、何かと一緒に活動することが多いので、S君に対する応援メッセージを述べる中で、柴田への応援メッセージとしたい。
研究と言うのは、非常に過酷な作業になる。偉い学者の話では、研究課題を恋人よりも子供よりも愛することによって、それを実現することが出来るものであり、人並みの心構えではダメだそうだ。柴田は全てを投げ打って、研究一筋と言うわけではないが、高専の中では研究を中心に置く活動になっていると思う。S君が自分の未来をどう考えているか分からないが、研究は自分の一生を託す価値のある世界であるし、自分の実力を遺憾なく発揮できる、納得できる世界だと思う。苦しいときも多いと思うが、とにかく前を向いて進んで行って欲しいと思う。将来、自分と同じ世界に生きることになるかは分からないが、その厳しい経験で得られたものは、他の世界でも十分に通用すると思う。
世の中には優れた人が多いので、自分と比較して、勝ち目が無いと思ってしまうことも多い。しかし、いざ競争してみると相手も同じ人間で、レベルやベクトルは違っても、同じように弱音や不満や疑問や弱点を抱いていることが多い。なので、自分が人一倍の努力を続けると、意外に簡単に追いつけたりすることが多い。しかし、それには最低でも5年ぐらいの努力は必要だと思う。その5年間に耐えられるかが勝負になる。多分、どんな世界でも5年間必死に努力すれば、本当に努力すれば、大抵は第一線に出ることが出来るし、それなりの評価も得られると思う。つらいときは、ブログにぶちまけるのも言いし、とにかく諦めず投げ出さず、しぶとく努力を続けたものに、明るい未来が開けると思う。
と、思って柴田もやってきたので、共にがんばってゆこう。ね。

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