DALAB情報発信用ブログ:OpenCAE+GPGPU+Peridynamics編

DALABで行っている研究活動の中で、OpenCAEやGPGPUや破壊解析の取り組みについてまとめてゆきます。

ANNEX-H171228

2006年01月03日 12時19分07秒 | アネックス情報
今回のアネックスでは、ストイックな表現を目指しました。ですので、壁と天井は白で床は黒です。これに合わせて、机や棚は白で椅子が黒にしてあります。全体をモノクロにすることで、すっきりとした空間になったと思います。今回のオフィス空間で実現したかった事の1つは、収納をデザインすると言う事です。雑多な収納方法では、どうしても空間が雑多になってしまいます。そこで、棚のイメージを十分に練って、「奇麗に使いたくなる棚」を目指しました。空間の中に人間が居て、人間の中の頭がアイデアを作り出してい行くとき、アイデアをインスパイアする空間では、どのように収納を考えるのか?アイデアを引き出す棚を、空間に出した時のイメージを実現したい。これが、柴田の希望なのです。
写真は、部屋の東側の壁にあるスチール製の白い本棚です。建築家のアトリエなどでは、図書や資料を入れるための書棚があるのが普通で、これが壁一面にあり如何にもデザイン系オフィスの感じがするので、実現したいと思っていました。しかし、作り付けの家具は借りている部屋には付けられませんので、本棚でこのイメージを表現しようとしました。正方形のボックスが、沢山、縦横に並んでいる壁面を作りたい訳です。
専用の家具はあるのかもしれませんが、コストが合わなくて、色々探した結果、SOHOで用いるスチール棚にしました。これだと、高さ180cm幅100cmで30cm四方のボックスが5×3の15個並んでいます。柱の間が6mすこしなので、ここに6個並べて、全部の90個のボックスが並んでいる事になります。この中には、実用的かつ意匠的にも優れた収納の形態を実践してみようと思っています。
棚の上にスペースが空くので、ここに無印良品の半透明プラスチックボックスを並べました。幅が50cmなのでちょうど12個並ぶ事になります。これだけ並べると無印良品のインテリア的なイメージも出来て、雑多な収納を大量におさめる事が可能になると思います。今は、何も入れていないので、本当に真っ白な無垢な感じがして、とても気に入っています。
ただ、気になる点がいくつかあって、床のコードを出す細工、タイルカーペットへの設置、6個の棚全体の連結、塗装の傷の修復、などがあります。また、縦の面よりも横の面が奥になっているので、日本家屋の格子のイメージに近いのですが、縦横にフラットにつながるグリッド的な表現からは、少しずれてしまったのが残念でした。

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