DALAB情報発信用ブログ:OpenCAE+GPGPU+Peridynamics編

DALABで行っている研究活動の中で、OpenCAEやGPGPUや破壊解析の取り組みについてまとめてゆきます。

ハイテンション体質

2006年01月21日 22時16分56秒 | Weblog
柴田には、興味の展開に加減を知らないと言う悪いところがあって、それは昔から言われて来た。大学の時も、1つの研究課題に集中せずに、興味が発散する事が致命傷だと注意を受ける事、度々であった。研究室を持ってからは、押さえる人が居ないのを良い事に、もう発散どころが迷走を続けている状態と思われている。
で、柴田自身がどう持っているかと言うと、それほど無茶なことしているつもりはなくて、きちんと勝算を見込んでやっているつもりなのです。基本的にチャンスはOKと言う訳ですが、現実的な努力で何とかできる範囲だと思っているのです。本人は、決して無謀だと思っていないのです。
しかし、この挑戦を成功させるための努力は、それほど半端ではなくて、これを担当する学生さんには、非常に大きな苦労を強いているようだ。迷惑に思って、逃げてしまう学生さんも居るし、何とか我慢してくれている学生さんも居る。どうも、自分の学生の頃と比較して、まだマシじゃない?と思ってしまうのだ。
大学生の研究室のころは、朝8時に研究室に入り夜10時に帰ると言う14時間勤務で、昼と夜は研究室の仲間と食事をしていた。これを月から土まで続け、何もなければ日曜も研究室に居た。で、これが異常かと言うと、大学の研究室と言うのはそれが普通で、皆そう言うものだと思っていた。
これを3年も続けると20台でもさすがにガタが来て、医者から改善命令が出て、朝9時からよる8時までの11時間勤務に縮小した思い出がある。皆、研究成果が出せず、ゼミの資料が作れず、いつも徹夜ばかりで、追いつめられる事が常であったが、落ち込んでいる暇もないほど、皆忙しかった。
あれを思うと、今のまだまだ楽な方だと思えてしまう。あれだけ背伸びをさせられたので、今でも余程の事まで耐える自信がある。何度も絶対絶命のピンチを経験したが、何とか落としどころを作って、何とか仕上げると言う自信がついたと言っても良いと思う。今になって思えば、貴重な経験だった。
学生最後の学位取得でも、無理に無理を重ねて、公聴会はふらふらになりながら準備を進めた。体が完全に弱り切って抵抗力がなく、指の爪のさかむけが化膿して、どんどんひどくなり、指示棒が持てないほど腫れ上がってしまった。しょうがないので、包帯をしてそこに指示棒をガムテープで巻き付けて発表をした。
今になって思えば、壮絶な公聴会だった。準備の段階から、あまりの緊張に痛みを忘れるほどであった。今思うと、あれがハイテンション体質の始まりだったのかもしれない。あれから、がむしゃらに走ってきて岐阜高専で12年になるけど、その加速度は増すばかりである。
柴田が尊敬する先生の中で、H先生は重い病気を抱えながらも研究に全力で当たり、あるゼミの最中に容態が悪くなり、亡くなられたそうだ。柴田はこの先生の1万分の1ほどの人物だが、そう言う人生を送りたいと思っている。別に、無謀になると言う事ではなく、何事も全力でぶつかると言う事である。
人生は、長く生きることが目的ではなく、良く生きることが目的であると思う。その良くと言うのは、まずは自分で自信を持てる人生である事、つぎに社会を改善する何かを成しと遂げる事、最後に歴史に名前を残す事、であると思う。1リットルの涙の亜也も柴田よりずっと短い人生でしたが、ずっと大きな人生だったと思うのです。

研究日誌H180121

2006年01月21日 05時52分52秒 | 研究室情報
*何と休講だったのを忘れてた!*
=今日は、午前が空きで、午後授業が1つあるので、作業を進めようと計画した。
 しかし、何と休講で終日授業がないとのこと。ラッキー!と思った。
 が、もはや柴田は自分の授業と予定しか頭になく、学校の予定を全く無視していた!
 ちょっと、ヤバいなと思いながらも、久しぶりにゆったりとした1日だった。
=と言う事は学生さんは誰も来ないなと思っていたら、スタッフM君は来てくれた。
 頼りになるのは君だけだよ、本当!やはり専攻科学生の志は評価に値するね。
 研究と言う活動を、自分の生活の一部に組み込めているんだよね。
 でも5年生だと、学校生活の一部であって、それほどの意識はないんだと思う。
>で、色々な書類の準備もして、それなりに有意義な1日であった。
 あと、図書館で大変にお世話になった女性が退職され、挨拶に来られた。
 直接的なつながりではないですが、相当、面倒をかけたので申し訳ないと思ってた。
 で、お礼は述べたけど、思いは形にした方が良いと思い(そうだよね)
 アマリリスの鉢植えをプレゼントした。喜んでくれただろうか?