ボク、生まれた時から片方の後ろ足が短くて、もしかしたら何の思い出もないまま
どこか暗いところに行っちゃってたかもしれないんだ。
でも、ママがボクを育ててくれたから、いっぱいいっぱい幸せなんだよ。
毎日が楽しくて幸せ
どんな風に楽しくて幸せなのかを言っていったら、ちょっと悲しくなっちゃうから言わないよ。
とにかく、一生分の幸せを満喫したんだ。
だから、ボクは旅だったんだ。
ママは、ボクが小さかった頃の毛の感触を、手が覚えてるって言ってた。
大きくなってからの首の周りの感触や、頭の匂いとかも、きっとずっと覚えててくれるよ。
これからはママ家族みんなの心の中に永遠に生き続けるんだ。
これから天国の入国審査があって、しばらくはつぶやけないかも知れないけど
無事に入国したら天国からつぶやくよ。
2009年11月28日 19時40分 たぼ 永眠