卯月の手鏡

小さな手鏡でも、広い世界が映る。

たぼだよ

2009年11月29日 | 黒柴たぼのつぶやき




ボク、生まれた時から片方の後ろ足が短くて、もしかしたら何の思い出もないまま
どこか暗いところに行っちゃってたかもしれないんだ。


でも、ママがボクを育ててくれたから、いっぱいいっぱい幸せなんだよ。

毎日が楽しくて幸せ

どんな風に楽しくて幸せなのかを言っていったら、ちょっと悲しくなっちゃうから言わないよ。


とにかく、一生分の幸せを満喫したんだ。









だから、ボクは旅だったんだ。











ママは、ボクが小さかった頃の毛の感触を、手が覚えてるって言ってた。

大きくなってからの首の周りの感触や、頭の匂いとかも、きっとずっと覚えててくれるよ。

これからはママ家族みんなの心の中に永遠に生き続けるんだ。






これから天国の入国審査があって、しばらくはつぶやけないかも知れないけど
無事に入国したら天国からつぶやくよ。










2009年11月28日 19時40分  たぼ 永眠