卯月の手鏡

小さな手鏡でも、広い世界が映る。

ポケモン言えるかな?

2007年01月15日 | 卯月の雑感
ランランラン 言えるかな? キミは言えるかな? 
ランランラン 言えるかな? ポケモンの名前~~~
ピカチュウ カイリュウ ヤドラン ピジョン コダック コラッタ ズバット ギャロップ サンダース メノクラゲ パウワウ カラカラ タマタマ ガラガラ フシギダネ

お~~~、今でも歌える~~。
これは、全151種類(だったと思う。)のポケモンの名前をず~~っと言っていく歌。


10年くらい前になるのかな?家の子ども達が、ポケモンに夢中になっていたのは。
白黒画面のゲームボーイで、カセットは「グリーン・レッド・ブルー版」だった。
その後、「ピカチュウ版」、「金・銀版」辺りでポケモンを卒業した。
 
子どもの影響で、私もかなりはまって一緒に遊んでいた。


お正月に実家に行った時、小学生の姪っ子が最新の「ダイヤモンド・パール」を持っていたので、ちょっとやらせてもらった。

ほ~~ぉ、随分と進化してる~~。
主人公が友達ポケモンを連れて旅をしながら、野生のポケモンをゲットして「ポケモン図鑑」を完成させたり、
それぞれの町にあるポケモンジムのリーダーと、ポケモンバトルをして、ジムバッチを集める。
全8種類のバッチをゲットしたら、四天王とバトルするポケモンリーグに挑戦する。
そこで勝利すれば、最強のポケモントレーナーとなり、ひとまずゲームが終了する。
その、基本となる所は変わってない。

変わった所と言えば、基本の旅以外に、ポケモンコンテストとかポフィン作りとか地下探検など、気分転換的に遊べるようになっている。
うほっ、なかなか面白~い。

その点だけは面白いんだけど、最新版と以前の物を比べると、かなり物足りない。

ゲーム全体が、主人公に有利なように作られ過ぎている。

以前は、全ての手持ちのポケモンのHPがゼロになってしまって、HPを回復するためのポケモンセンターに行かされる事はざらだった。
何度も何度もやられて、ポケセンに行く。そうやって、手持ちのポケモンを強くしていった。
ところが、「ダイヤモンド・パール」は、ポケセン以外の色んな所で回復できるようになっている。
なんと、ギンガ団(ロケット団じゃないんだ~。)のアジトの中でさえ回復できる。

町から町へ行くには、山だったり洞窟を抜けて行くんだけど、その山越え、洞窟抜けが大変だった。
迷路のようになっている上に、いたる所に階段があり、上に下に何層にも広がっていく。
同じフロアーでも、使う階段によって出る所が違う。
何度も何度も挑戦して、記憶力をフルに活用しないと抜けられない。
「氷の抜け道」と言うのもあった。
これは、一面が氷のフロアーで、所々に岩がせり出している。
氷なので、一歩足を乗せるとツ~~~~ッと滑り、自分の意志では曲がれないし、止まれない。
せり出している岩を利用して止まったり、方向転換をして出口に向かう。
これも、クリアするのに一苦労する。四角い頭を丸くして、試行錯誤しないといけなかった。
それが、「ダイヤモンド・パール」では、「テンガン山」など迷い様子がない。
二股の道があったとしても、間違った方に行くとすぐ行き止まりになって、正しい道に自然と戻ってくる。
一本道と言ってもいいくらいだ。


ユーザーである子ども達の声を反映して、少しずつ変えられてきたのだろう。
今時の子ども達像が見え隠れする?