中村正直の「頑張れプロ野球」

ベテラン野球記者の本音ブログです。

模様替えしました…いかが?

2009-01-10 21:12:01 | Weblog
 このブログも2年目に入った。やろうかどうか、迷ったのだが、自分の立場が変わらないことから、継続を決断した。賛否両論あろうかと思うけど、もう1年我慢してお付き合い下さいませ。

 2年目ともなると、やはり少し模様替えをしたい。そう思っているところに、このブログを管理する、というか、このブログを依頼してきた後輩(いつもえらそうに指図するヤツ)が編集局に現れた。で、壁紙を変えてみたいんよ、と言ったら、「そんなん簡単ですわ」と言いやがる。そんじゃあ、やってくれよ、とさせてみたら、やりやがった。結果が、今現在の壁紙です。まあ、気に入ってるんだな、これが。もちろん、そいつにやってもらったわけでも何でもない。たまたまあったので、それにしてみただけ。初春らしく、いいのでは?どないでっか?

 今現在、3連休という贅沢な休みをもらっているので、世の中のことは忘却の彼方にある。とんでもない事件・事故ならともかく、あえて耳に入れないようにしている。許して下さいな。

 このブログの愛読者「ヨータさん」が、今季期待できる選手、不安な選手を挙げてほしい、との要望をくれた。わかりました。近々それを書いてみましょう。連休明けにね。では、よい休日を。グッドラック!

岡田予言…「今年は福原がやる!」

2009-01-09 18:12:35 | Weblog
 前日の箕島に続き、新年のあいさつシリーズ第2弾。きょうは、今年からデイリースポーツ客員評論家として健筆を振るっていただく岡田前監督の自宅を訪れ、年始のあいさつをした。昨年11月末から続いている連載(主に3面でやっています!)取材が主目的だったが、約30年ぶりというのんびりした年末年始を満喫していた、そんな風情だった。

 いろんな話をした後、今年阪神で注目している、または期待している、不安に思っている選手を挙げて下さい、と言ったところ、若干意外な名前が最初に飛び出してきた。それが、福原だ。「今年は福原がやるんちゃうかな」。具体的に、どこがどう、という説明はない。話はそれで途切れた。だが、この手の“岡田予言”はかなりの確率で的中する。

 福原と言えば、去年は開幕カードの横浜戦で完封勝利を挙げて好スタートを切りながら、4月末の中日戦で、バントを失敗、その打球が自らの手に当たって骨折するアクシデントに見舞われた。完治するまでのリハビリに時間を費やし、復帰後も思うような投球は見られなかった。岡田監督にすれば、期待を裏切られた、という思いが強かったはずだ。

 ただ単に、リベンジに期待するから一番手に挙げた、というわけではないと思う。何か根拠があるのだ。そこまで突っ込んで聞けばよかったのだが、時間的な都合でそれはやめた。それはそれとして、冷静にものを見る岡田さんが、選手生活も下り坂に向かっている福原をいの一番に挙げたこと自体が驚きなのである。

 2月からのキャンプ取材で、福原をじっくり見てこよう。本当に、やる、かどうか。報告を待っていただきたい。

愚かな「自分」に笑ってしまったぞ!

2009-01-08 20:11:27 | Weblog
 ふと「箕島に行こう!」と思い立った。いつもお世話になっている元箕島高野球部監督・尾藤公さんに「新年のあいさつをしよう」と考えたからだ。電話で「明けまして~」などと言うのは、いかにも失礼。やはり、かつては連載取材で何度もお手を煩わせてきた自分にすれば、箕島まで行ってきっちり「今年もお願いします!」と頭を下げるのが礼儀であろう…。そう思い、白浜行きの「くろしお」に飛び乗った。

 突然思い立ったものだから、電話での連絡はしなかった。それでも、何年か前に自宅まで行ったことがある。そのときの記憶を甦らせれば、大丈夫―。いざとなったら携帯を鳴らせばええわ。それくらいのつもりで出掛け、駅に降りた。確か、車で10分くらいだったかな?そう思いながら、駅前から歩き始めた。

 自分の感覚では、歩いて20分程度で自宅に着く。番地も控えている。「大きな通りの横はみかん畑で、自宅にはロープが吊してある」。連載を担当していた当時、自宅を訪れた際、ロープのいわれを聞いた。「選手をうちに呼び、ロープ登りをさせていた」。強い箕島を作ったのが、尾藤家のロープ。それが目印だった。

 頭の中では、地図がしっかり出来上がっていた。ところが、いざ歩いて住所近くまでいくと、自分が考えていた“図”が次から次に出てくる。各家の表札に、住所はなく、電信柱にも番地など書かれていない。困った…。わからない…。携帯を鳴らそうと思ったが、いまさら恥ずかしい。

 ええおっさんが、道に迷っている。おそらく、自分を見た箕島の小学生たちは、そう思ったことだろう。確かに、そうなのだ。電話1本で済むことなのに、相当の労力を要した。結局、自宅を突き止められず、元の駅前に戻った。所要時間は書くまい。あまりに情けないから…。

 人間の記憶など、ええ加減なものだ。そして、自分の「頑固さ」も…。「人に道を聞くのが恥ずかしい」と思うあまり、さらに自分を苦境に陥れる。わかっているのに、そんな過ちをする。本当に、バカだな。

 結局、駅前(正確には、少し離れた箕島高前)から、電話をかけた。尾藤さんは自宅におられた。「電話をくれれば、行ったものを…」。返す言葉がなかった。「今から行くから、そこで待っててよ」。大阪への帰り、駅近くの居酒屋で夕食をいただいた。3杯の焼酎が、いつも以上に身に染みた。

「生イチロー」を見てきた

2009-01-07 18:05:19 | Weblog
 イチローは、今年で「36歳」になるのだという。その年齢を聞いて、自分自身の8年前を思い浮かべた。すでに腰を痛め、精神面もかなり病んでいた。安定剤的な薬も服用していた頃だったが、同時に家庭を持った頃でもあった。メタボ親父へ一歩踏み出した頃、と総括できるか。

 スカイマークスタジアムで自主トレを公開したイチローを、まじまじと見た。すごい身体をしている。筋肉隆々という意味ではない。「全体的なバランス」がすごいのだ。誰かが「あの身体が芸術品」と言っていた。まさに言い得て妙だ。特に、下半身の造りが素晴らしい。半端じゃない。

 プリッと盛り上がった臀部(尻とかケツとかいう表現はしたくない)に、イチローのイチローたる所以を感じた。彼が外野で走っている姿を見ながら思ったのは「あの体型が維持できなくなったら、すぐにでも引退するだろうな」ということ。ただ、ここ5年間程度はありえないと思う。おそらく、40歳を越しても同じ体型を維持しているに違いない。あの脚力さえ保たれれば、成績が急降下することは考えにくい。ということは、まだまだ第一線で活躍できる。

 故障らしい故障をしていないところが、イチローのすごみである。約2時間の練習を見て、改めて彼の偉大さを知った。ただ、人間性については、何も言えない。深く取材もしたことないのだから、それが言えるはずもない。共同インタビューに答える様を、後ろの方から観察しただけで言うとすれば…いや、やめておこう。

 8年連続200本安打を継続してきて、今年は9年目に挑戦する。日本記録の3085本を開幕時に突破し、あとは未踏の域を突き進んでいく。本当にすごい選手である。今日はええもんを見た―そんな気分だ。

頑張れ、一傑くん!

2009-01-06 16:26:54 | Weblog
 冬のウォーキングは辛い。メタボ対策の一環として、朝8時すぎから近くを歩いているのだが、寒さで手がかじかんで仕方がないのだ。厚手の手袋をしていても、ジンジンと冷えてくる。30分、40分と歩くうち、徐々に温まってくるのだが、それまでが辛い。しかし、この出っ張った腹を少しでも引っ込めるためには、寒いとか何とか言ってられないのである。

 前日、アマチュア野球担当・岡本が「南吹田のグラウンドで、蕭一傑の自主トレ取材をしてきました」と話していた。大阪・吹田市の住民にすれば、そのグラウンドは自宅から目と鼻の先にあると言っていい。とはいえ、歩いていけば20~30分かかるけどね。

 自分の“散歩コース”からちょっと離れた場所にあるのだが、岡本が「あんな狭い場所で…」と言っていたので、見にいってみようと思い立った。蕭くんが練習を始める時間は午前10時頃らしいが、まあいい。そう思ってシャカシャカ歩き、目的地に着いた。確かにな。阪神のドラフト1位選手が自主トレをスタートさせる場所にしたら、ちょっと狭い。見るものによっては「ええっ、こんな場所で?」と思うかもしれん。

 体がなまらない程度の練習なら、あの場所でも十分ではあるが…。ま、庶民的な“プロスタート”ということで、いいのではないか。施設が整ったところで始めればいい、というものでもない。むしろ、そういう場所から巣立っていってくれた方が、馴染みやすい。ドラフト当時に取材したおっさん記者は、またこれで力を入れて見ていこうという気になった。頑張れよ、一傑くん!本人の前では気安く呼べないが、ここのブログではそう言おう。

 新人合同自主トレが始まれば、鳴尾浜に出向いて彼が醸し出す「雰囲気」を見てこようと思う。

デイリー恐るべし!東西金杯ゲットや~

2009-01-05 16:11:31 | Weblog
 今年初出勤。甲子園横の球団事務所で、阪神の球団開きをみて(取材はしていません)、神戸の本社にあがった。社内で競馬をするというのは他の業種では考えられないことだろうが、新聞社、とりわけスポーツ紙の場合は違う。馬券を買うことを奨励している?スポーツ紙の人間が、自ら馬券を買うのはむしろ当然の行為である。これって、開き直りかな。ま、堅苦しい話は抜きにしよう。

 4日にあった「中山金杯」を、1面で予想していた小林記者(私は面識がないが…)が見事にゲットした。3連複で4万円を越えたのだが、これを参考にしていない私が外したのは、きのう書いた通り。で、きょうの「京都金杯」。中山の借りを返すべく、きのうの倍額(と言っても少額だ!)を突っ込んだ。馬の格と、騎手の腕を考え、人気でも安藤勝のアドマイヤと、福永のマルカから勝負した。
 
 デイリーの裏面には「あなたの初夢 ガッチリ サポート」とある。つまり、8のタマモサポートが狙い目だ。西の年男・松浦記者の予想だが、まさか2日続けて推奨馬が来るはずはない…と思っていたら、おいおい、そのタマモが直線スルスルと抜け出しやがった。そいつは買ってないぞ!と叫んでもモ~遅い。タマモ~が買って2着がマルカ。アドマイヤは4着に敗れた。負けた。だが、松浦記者は3連単4万何ボを見事に的中よ。

 すごいやんか、デイリー。推奨馬が2日続けて馬券に絡んだ。幸先いいやないの。毎週この調子で当て続けてちょうだいな。乗るさかいに…。

 馬の話はこれまで。冒頭に書いた、阪神の球団開きについて少しだけ触れよう。女性職員が真弓監督を囲んで記念写真を撮るなど、まだ正月気分が漂っていたが、南球団社長のあいさつには、今年にかける意気込みがヒシヒシと感じられた。地元甲子園で勝つ!打倒巨人‼年頭の誓いはこの2つ。シンプルでわかりやすい。掲げる目標はわかりやすい方がいい。

 不景気な世の中だ。辛く、厳しい状況だからこそ、阪神が勝ってパァーッと明るくさせてほしい。来年、いい酒が飲めますように…。ダイエット中で酒は飲まなかったが、酔っぱらった気分でそう念じて球団を出た。

中山の借りは、京都で返す!

2009-01-04 19:21:48 | Weblog
 有馬記念が終わったと思ったら、もう金杯。競馬好きにはたまらないけど、この正月3日間でかなり“散財”したおかげ?で、懐がちと寂しい。したがって、中山金杯に突っ込んだ額はほんの少し。我々庶民からふんだくろうというJRAの思惑も、これでは当てが外れたに違いない。いくら、ってか?そんなもん、恥ずかしくて言えまっかいな。

 狙い目は「キン」グストレイルだった。金杯は「金」がつく馬か、正月らしい縁起がいい馬、と自分の中では相場が決まっていた。毎年毎年そうして馬を選んできたつもりだが、どうもこのレース、相性が悪い。今年は特に、占いで「凶」を引いたから、自信がなかった。で、来たのが、アドマイヤ「フジ」とヤマニン「キン」グリー。富士と金が1、2着で、3着に人気薄が来て、3連単はかなりついた。こっちの「キン」だったか…。

 この借りは、5日の京都金杯できっと返してくれるぅ~!と、一応意気込んでおこう。何事も気合が肝心だ。1つ負けたくらいでへこんでいたら、1年なんてとても乗り切れない。09年の目標の1つとして「やり抜く」ということを誓った。とにかく、へこまずにやり抜いてやる。

 30代の若者3人で2日のマスターズを見にいったという読者の方がいた。有り難いではないか。そうして温かい目であの野球を観てくれるファンが増えることを、心から願う。リーグ関係者の方々が、あのコメントを見たら、涙を出して喜ぶことだろう。関係者になりかわり「また観てやって下さい」と言っておこう。

面白かったぞ、マスターズ!

2009-01-03 10:12:20 | Weblog
 新年も3日目にもなると、もう正月気分も段々薄れてくる。今朝、水道橋のホテルを出て、東京都内をゆっくりと散歩した。車の量はまだ少なく、皇居周辺を走っている市民ランナーだけが異様に目立った。「二重橋」を通りかけると、観光客らしい集団が記念写真を撮りまくっている。近寄ってみると、やっぱりな。中国人観光客だ。あんたら二重橋が何なのか知って撮っているのかい?聞いてみたくなったけど、我々日本人も外国へ行ったらこんなもんだろう。人のことをとやかく言える筋合いでもない。しかし、どの観光地に行っても中国人が多い。さながら、昔の日本人だな。

 日比谷公園を通り抜けて東京タワー方面まで足を伸ばしたのだが、その日比谷公園の入り口で「年越し派遣村 受付」という看板をみかけた。そう言えば、きのうのニュースでやっていた。職を失った派遣労働者などを救済する目的で一時的な仮住まいを提供しているのだ。実際、ナマでその様子を見ると、やはり深刻な今の日本を感じさせられる。自分の置かれている環境はいい。普通に仕事をできる喜びを感じると同時に、あの人たちを何ともできない日本政府のだらしなさに腹立たしさを覚える。

 そんな東京散策はいいとして、きのうのマスターズだ。さすがに正月興行とあって、面白かった。観衆の発表は3万1800人。大半が招待客だとは思うが、それでも正月に野球を見ようというファンがあれだけいたというのは、野球を生業にするものとして、素直にうれしい。試合内容もよかった。追いつ追われつのシーソーゲーム。最後は延長10回裏、江夏豊監督率いる東京ドリームスが逆転サヨナラ勝ちを収めた。福岡・藤本の一発に始まり、71歳・若生の力投、マサカリ兆治こと村田の熱投、そして福岡・市場のメジャーばりの背面キャッチ…。“おっさん野球”とは思えない熱さで、スタンドを沸かせた。

 試合後の江夏監督は「お客さんも喜んでくれたと思う」と話していたが、その通りで、ほとんどのファンが笑顔で家路に着いていた。前日も書いたが、この野球は皆が応援してやりたい。経営難から、今後の日程はまだ決まってないという。何とかならないものか…。

 正月休みもあとちょっとという皆さん、暴飲暴食には注意しましょう。さあ、あすあさってはもう「金杯」だ。お年玉をゲットしてやるから、待ってろJRA!

仕事始めは「東京ドーム」で…

2009-01-02 15:17:57 | Weblog
 いつもの年なら、正月2日は「帰省」と相場が決まっていた。三重・鳥羽が私の故郷。小さな漁師町に帰り、耳の遠くなったお袋の顔を見て、95年に死んだ親父の墓参りをするのをずっと習わしにしてきた。だが、今年はちと違う。東京ドームで行われる「マスターズ・リーグ」に、本紙評論家・江夏豊さんが監督として出場する。日程が出た瞬間、家族を連れて「見にいこう」と決めた。そして、実際、2人のどら息子を連れてやってきた。

 むろん、こっちは仕事である。マスターズ・リーグの正月開催と言えば、恒例で大勢のお客さんが入る。年の初めにふさわしいビッグイベントなのだ。ただ、昨今の世界的不況で、リーグのスポンサーが開幕直前で降りたため、2億円に近いお金が入らなくなり、そのおかげで予定の試合ができなくなったという。今季で8年目を迎えているリーグにとって、今は存亡の危機と言っていい。

 プロ野球界に貢献してきた選手(そうでない選手もいる?)が集い、今現在の力をフルに出して戦うマスターズ・リーグ。これまで、世の親父さんたちに、どれだけ勇気を与えてきたことか。組織内でいろんな問題があるのは承知しているが、それでも、ここまで続いてきたリーグは絶対に潰してはいけない。その昔を懐かしめるのは、このリーグしかない。高校野球には高校野球の、プロ野球にはプロ野球のよさがあるように、マスターズにはまた味わい深い趣(おもむき)がある。

 今、グラウンドでは「東京ドリームス」のメンバーによる少年野球教室が開催されている。多くの子供たちが、目をキラキラさせながら指導を受けている。その昔、自分もかの水原茂さん(元巨人監督)に教えてもらったことがあった。プロ野球選手だった人に教えられるなんて、最高じゃないか。こういう催しはどんどん続けていってほしい。降りたスポンサーさん、この光景を見てよ。

 外は快晴。少し寒いが、気持ちがいい。夜は熱くなることだろう。一杯飲みながらの観戦。ええやろうなあ。

「丑」のように「のんびり」としたお付き合いを!

2009-01-01 17:12:10 | Weblog
 年が明けた。まだ「去年」から1日も経っていないのに、もう08年が何だか遠い昔のように感じてしまうのだから、人間っておかしな動物だ。要するに「気の持ちよう」一つなのだが、紅白が終わって除夜の鐘が鳴るとその年は終わり、新しい年が来た、という感覚になる。外国の方はどうか知らないが、少なくとも今年で44歳になるおっさん記者はそうなのだ。氷川きよしの「ズンドコ節」が終わり、白組が大差で勝った瞬間から、あの忌まわしい08年とはバイバイなのである。何が忌まわしかったって?そら、阪神のV逸に決まってるでしょうが。それと競馬よ。

 「大阪天満宮」に初詣に行ってきた。まあ、人の多いこと。やっぱり不景気だと実感する。景気がいいときは、何も「神頼み」なんかしなくていいから、初詣の客はしれていた。ところが、こんな世の中だ。とりあえず神にでもすがって悪いものを取り除きたい、という人が大勢出現する。お前はどうよ、と言われそうだが、私は年明けの恒例行事だから、景気がよかろうが、不景気だろうが関係なくいく。言ってみれば、ルーティーンワークかな。

 息子2人を連れて参拝した後、恒例のおみくじを引いてみた。長男は「大吉」。次男は何と「凶」。5歳の次男が「何だった?」と聞くので「大吉やで」と言ったのはいいが「じゃあその紙ちょうだい!」と言うのには困った。すぐに木にくくりつけるつもりだったが、まず自分の分を引いてみよう。大吉が出たら、交換してやる。で、自分の分を引いてみた。エッ?目が点になった。「凶」。これでは息子にやることもできんぞ。慌てて2枚重ねて木にくくりつけてやった。

 元旦早々、縁起が悪いじゃないの。でも、考えようによっては大当たりとも言える。「大吉」だったら落ちるしかない。「凶」は上がる一方や。そう言えば、08年のおみくじは「大吉」で、その結果が阪神のV逸、競馬の秋のG1・11連敗だ。大阪天満宮もあてにはならない。だが、そんなことを言っては罰が当るな。ここは厳粛に受け止めよう。

 このブログ、2年目に入ることを決意した。今年は「丑」の歩みの如く、ゆっくり、のんびりといきますわ。ときに怒り、ときに悲しみ、ときに喜ぶ、喜怒哀楽を全面に出して、また阪神を、プロ野球を追いかけようとおもちょります。どうか、よろしゅうお願いしますわ。