中村正直の「頑張れプロ野球」

ベテラン野球記者の本音ブログです。

「丑」のように「のんびり」としたお付き合いを!

2009-01-01 17:12:10 | Weblog
 年が明けた。まだ「去年」から1日も経っていないのに、もう08年が何だか遠い昔のように感じてしまうのだから、人間っておかしな動物だ。要するに「気の持ちよう」一つなのだが、紅白が終わって除夜の鐘が鳴るとその年は終わり、新しい年が来た、という感覚になる。外国の方はどうか知らないが、少なくとも今年で44歳になるおっさん記者はそうなのだ。氷川きよしの「ズンドコ節」が終わり、白組が大差で勝った瞬間から、あの忌まわしい08年とはバイバイなのである。何が忌まわしかったって?そら、阪神のV逸に決まってるでしょうが。それと競馬よ。

 「大阪天満宮」に初詣に行ってきた。まあ、人の多いこと。やっぱり不景気だと実感する。景気がいいときは、何も「神頼み」なんかしなくていいから、初詣の客はしれていた。ところが、こんな世の中だ。とりあえず神にでもすがって悪いものを取り除きたい、という人が大勢出現する。お前はどうよ、と言われそうだが、私は年明けの恒例行事だから、景気がよかろうが、不景気だろうが関係なくいく。言ってみれば、ルーティーンワークかな。

 息子2人を連れて参拝した後、恒例のおみくじを引いてみた。長男は「大吉」。次男は何と「凶」。5歳の次男が「何だった?」と聞くので「大吉やで」と言ったのはいいが「じゃあその紙ちょうだい!」と言うのには困った。すぐに木にくくりつけるつもりだったが、まず自分の分を引いてみよう。大吉が出たら、交換してやる。で、自分の分を引いてみた。エッ?目が点になった。「凶」。これでは息子にやることもできんぞ。慌てて2枚重ねて木にくくりつけてやった。

 元旦早々、縁起が悪いじゃないの。でも、考えようによっては大当たりとも言える。「大吉」だったら落ちるしかない。「凶」は上がる一方や。そう言えば、08年のおみくじは「大吉」で、その結果が阪神のV逸、競馬の秋のG1・11連敗だ。大阪天満宮もあてにはならない。だが、そんなことを言っては罰が当るな。ここは厳粛に受け止めよう。

 このブログ、2年目に入ることを決意した。今年は「丑」の歩みの如く、ゆっくり、のんびりといきますわ。ときに怒り、ときに悲しみ、ときに喜ぶ、喜怒哀楽を全面に出して、また阪神を、プロ野球を追いかけようとおもちょります。どうか、よろしゅうお願いしますわ。