腰とひじの疲労骨折を理由に大相撲夏巡業の休場を申し入れながら,承認前に無断でモンゴルに帰り,サッカーに興じていた朝青龍について,日本相撲協会は9月11月の2場所出場停止と減俸30%,さらに11月までの謹慎処分を決定しました。
読売新聞は,この処断を「事実上の引退勧告である」と書き,相撲協会も「辞めて貰っても構わない」とコメントしていました。
事実上の引退勧告,と理解するのは先例があったからで,古い話でしたが1例あって,実際に当時処分を受けた力士は引退しています(第39代横綱前田山英五郎,Wikipedia)。
それで朝青龍にも引退を期待したのでしょうが,モンゴル力士にはこんな回りくどい引退勧告は通じなかったようで,ただしょげかえっているようです。
しかし,考えてみれば日本の国技としての大相撲においては,横綱には潔さも求められるようで,とくにその出処進退は潔くなければなりません。古くは69連勝の双葉山,記憶に新しいところでは「体力の限界」とひとこと云って引退した千代の富士,みんな日本人の潔さを体現していました。
だからといってモンゴル力士朝青龍にこれを期待するのは無理でしょう。騎馬民族は,そんな負け方はしないようです。すでに土俵を出た相手力士を突き飛ばしたり,旭鷲山の髷を掴んだり,下位力士を投げ落としたり,やりたい放題をするのがモンゴル相撲なのでしょうから。
朝青龍には,はっきり「辞めろ」と云わない限り,おいしい日本の相撲を離れることはないでしょう。品格を欠く横綱を頂く大相撲なんて要りません。大相撲は,ただの格闘技ではありません。すべてにおいて美しくなければなりません。
読売新聞は,この処断を「事実上の引退勧告である」と書き,相撲協会も「辞めて貰っても構わない」とコメントしていました。
事実上の引退勧告,と理解するのは先例があったからで,古い話でしたが1例あって,実際に当時処分を受けた力士は引退しています(第39代横綱前田山英五郎,Wikipedia)。
それで朝青龍にも引退を期待したのでしょうが,モンゴル力士にはこんな回りくどい引退勧告は通じなかったようで,ただしょげかえっているようです。
しかし,考えてみれば日本の国技としての大相撲においては,横綱には潔さも求められるようで,とくにその出処進退は潔くなければなりません。古くは69連勝の双葉山,記憶に新しいところでは「体力の限界」とひとこと云って引退した千代の富士,みんな日本人の潔さを体現していました。
だからといってモンゴル力士朝青龍にこれを期待するのは無理でしょう。騎馬民族は,そんな負け方はしないようです。すでに土俵を出た相手力士を突き飛ばしたり,旭鷲山の髷を掴んだり,下位力士を投げ落としたり,やりたい放題をするのがモンゴル相撲なのでしょうから。
朝青龍には,はっきり「辞めろ」と云わない限り,おいしい日本の相撲を離れることはないでしょう。品格を欠く横綱を頂く大相撲なんて要りません。大相撲は,ただの格闘技ではありません。すべてにおいて美しくなければなりません。