大事小事―米島勉日記

日常起きる小さな出来事は,ひょっとして大きな出来事の前兆かも知れません。小さな出来事に目を配ることが大切と思います。

ゾンビが蠢く自民党に死臭が漂う―山崎 拓と加藤紘一

2009年07月09日 19時14分17秒 | Weblog

 ここで云う自民党のゾンビとは,山崎 拓,加藤紘一の両名です。
かつてはYKKと称せられ,小泉純一郎氏と共に同列に数えられていた二人ですが,山埼 拓は女性スキャンダルで,加藤紘一はいわゆる「加藤の乱」で政治判断を誤り,すでに政治生命を失っています。数年前に,雑誌文藝春秋は加藤紘一をゾンビと名付けました。数年前の時点ですら,死者がよみがえったと揶揄されたのです。そして文藝春秋は,「ゾンビは墓へ戻れ」と書いたのです。
 ところが,昨今の自民党内では,この両名がまたぞろ蠢きだしたようで,NHKを始めとする日本のマスコミが,自民党の動静というと,なんとこの二匹のゾンビにご託宣を願っているのです。
 よく観察していれば,山崎・加藤共に中身のないコメントを,もっともらしい顔でもっともらしく喋っているだけです。それはそうでしょう,すでに自民党内でも何の実権もないのですから。
 しかし,このような連中にコメントを許すこと自体,自民党のタガがゆるんでいる証拠です。
 対する民主党が,小沢一郎,鳩山由紀夫と続いて二人の代表が政治資金疑惑の渦中にありながら,人の噂も75日とばかり,説明責任は果たした,と知らぬ顔の半兵衛を決め込んで居座るつもりなのに,何もできずにあれよあれよというまもなくじりじりと支持率を下げる自民党(私はマスコミが調査する支持率なるもの信用していませんが),そしてまともな判断もできない国民の愚かさ。
 ここは,いっそのこと,民主党を二大政党制の一方だと錯覚させられている国民の目を醒ますためにも,いちど民主党に政権を渡し,国内を混乱のどん底に落とした上で民主党の真実をさらけ出させて二度と立ち上がれないようにするより他ないのではないでしょうか。
 なあに民主党政権なんか半年ともちやしません。官公労の団体である連合を最大の支援者としている民主党に,霞ヶ関改革なぞできっこありませんし,そもそもはなから本気でする気もありません。各省庁で発生している組合のヤミ専従問題に対する民主党の態度を見れば分かります。ヤミ専従に関してはそっぽを向いて,見て見ぬふりを続けています。民主党は,絶対にヤミ専従問題を非難することができないからです。それは天に唾すると同じことなのです。
 しかし,このままゾンビの跳梁を許していると,次の自民党政権の芽もなくなりそうです。