大事小事―米島勉日記

日常起きる小さな出来事は,ひょっとして大きな出来事の前兆かも知れません。小さな出来事に目を配ることが大切と思います。

来年は,太陽光発電,風力発電投資関連の倒産が続出するかも知れない―ありもしない儲け話に騙された人々

2012年11月19日 19時42分46秒 | エネルギー問題

これまでに太陽光発電や風力発電に多額の投資をしてきた企業,個人は,来年破産するか大損害を蒙る可能性が大でしょう。

古くから使われてきた諺に,「羮(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」と云うのがあります。
その意は,熱い食べ物(あつもの)で舌を火傷した人が,その後怖がって,冷製の食べ物(なます)まで息を吹きかけて冷やしてから食べるようになる,と云う譬えです。
今回の東日本大震災時の東京電力福島原発事故を羮に喩えるのはいささか躊躇われていましたが,11月19日の読売新聞朝刊第1面で堂々とこの問題(福島原発事故に起因する原発コワイコワイ病)の譬えとして使っていました。
民主党を始めとするセンチメンタルポピュリズムの面々は,大衆にすり寄ることで退勢著しい党の再生を図るかのように,野田首相まで30年代原発ゼロに固執しています。

また,科学的にありもしない再生可能エネルギーを標榜する無責任な連中は,いかにも再生可能エネルギーの開発こそ日本の将来像だと,おのが知能の低さも顧みずに広言しまくっています。
業績不振の企業の中にも,この時流に乗って業績回復を図ろうと,ここ数年太陽光発電だ,風力発電だと囃したて,個人家屋の屋根にまで太陽光発電パネルを設置しなければ日本人でないようなものの云い方をし,またあちこちに見苦しい風車を建設して,これが日本の未来を救う風力発電などと宣伝しています。

しかし,これらの人たちの思惑通りには行かず,お先走ったドイツでは,太陽光発電パネルの国内トップ企業が,遥かに安い中国産パネルに押されて倒産,国民は太陽光発電の高いコストの負担に苦しみ,政府に騙されたと,政府による太陽光発電の導入を非難し始めています。
それに,太陽光発電にしろ風力発電にしろ,得られる電力はお天気委せ,風任せで質が悪く,蓄電して使うにしても基幹エネルギーとしてまったく当てにはならないのです。

それに加えて,最近シェールオイルなるエネルギー源が発見もしくは開発され,これはガソリンとして実用化される段階に来ています。
シェールオイルは,これまで不可能とされていた頁岩(泥岩)の間に貯留されていた炭化水素を絞り出す技術の開発によって得られたもので,主としてアメリカで開発実用化されつつあるものです。
シェールオイルの実用化は,これまで原油を輸入に頼らざるを得なかったアメリカを,一躍世界最大の産油国に変えるものになると,IEA(国際エネルギー機関)も太鼓判を押しています。
嬉しいことに,日本周辺の海でもシェールオイル採取の可能性が見えてきました。すでにTVでも報道されているように,秋田沖でシェールオイル採取に成功しています。

要するに,国際的な観点での「風が変わった」のです。
不安定で高コストの太陽光発電や風力発電に頼ることなく,数世紀に渉って使い慣れてきた石油をさらに使い続ける可能性も明確に示されたのです。
勿論,炭化水素による温暖化を心配する向きもあるかも知れませんが,人為的二酸化炭素由来の温暖化そのものが,既に悪名高いIPCCの虚説であると見られています。それに最新の科学技術を駆使すれば,問題とはならないでしょう。

そうなると,企業としての太陽光発電や風力発電は成立しなくなるでしょう。
つまり,成立しないものを宣伝販売してきた企業は倒産の危機にさらされることになるわけです。
先走って太陽光発電パネルを自宅の屋根に張った個人も大損は必至です。
それは来年のことと見ています。


政界のお笑い芸人を文科相に選んだ責任―田中真紀子を文科相に任命した野田総理の責任

2012年11月06日 21時56分30秒 | 日本の政治

これほど結果が見えていた人選はありません。
かつて自民党の外務大臣に任命された田中真紀子は,外務省内部の政治家と官僚の信頼関係を根底から滅茶苦茶にして,挙げ句の果てに解任されました。
その当時から,私はなぜこのどうしようもない,政治家とも云えない人物を,外務大臣という,発言には慎重の上にも慎重でなければならない役職に就けたのかが不思議でした。
想像するところ,父親であった田中角栄に政治家としての最低限度の薫陶は受けただろうと云う過大評価が,選択を誤らせたのでしょう。
今回の末期民主党政権における野田総理にも,このエキセントリックな女性に対する何らかの誤った期待があったのでしょう。只の人気取りとして再生不能内閣の浮揚を期待したとしたら,とんでもない錯誤でしかありませんでした。
1年足らずで人気ががた落ちする,その辺のお笑い芸人とさして変わらぬ頭脳しか持ち合わせない田中真紀子に対する過大評価,過大期待が野田総理を誤らせたのかも知れません。
同じ田中姓でも,暴力団との交際,外国人からの献金問題で辞任に追い込まれた田中慶秋法務大臣よりも始末が悪い。
田中真紀子には,父親のすぐ傍で政界の裏のウラを見聞するという稀な経験があるのです。
それだけに,どこまで身勝手に振る舞えるかも承知しているのです。
文科相に就任してすぐに実行してしまったのが,本来認可されるはずだった3つの大学の認可却下だったのです。
あまりにも唐突な文科相の決定に,認可直前まで数年間を費やした関係者の努力は徒労に終わりそうな雰囲気です。
当然ながら,関係者,さらには周辺の広範囲に及ぶ人たちからは,このエキセントリックな文科相の決定を疑問視し,あるいは見直しを求める声が鬱勃として湧き起こっています。
しかし,制度上覆せるかどうか。
そもそも政治家としての能力もなく,単に田中角栄の長女だと云うだけで政界を押しわたってきただけの人物に過ぎないのです。マスコミも,政界のお笑い芸人程度の認識と期待であしらってきたと思われます。政局の節々で,田中真紀子のお笑い芸人並みの一言を期待していたのでしょう。

すでに政権崩壊が秒読みに入っている野田佳彦総理には,この馬鹿な人事の総括責任者としての任命責任が厳しく問われて当然でしょう。