大事小事―米島勉日記

日常起きる小さな出来事は,ひょっとして大きな出来事の前兆かも知れません。小さな出来事に目を配ることが大切と思います。

マスコミと街の世論はかけ離れている―床屋談義の実態

2007年08月09日 19時05分00秒 | Weblog
 骨盤のずれとかで脚の神経を痛めて整骨院通いをしています。整骨院の休日を除いて,ほとんど毎日通っていますが,面白いのは集まる人たちの待ち時間のおしゃべりです。云うところの「床屋談義」ですね。
 おしゃべりの仲間に入ることもありますが,治療中に黙って聞いていると,いわゆるマスコミの報道とかなりかけ離れていることが分かります。
 その一番は,やはり民主党の参院選挙での大勝ですが,面白いことに,民主党を評価している人が全くいないことです。「民主党が政権を取っても,1年どころか半年ももたないでしょうね」,「やらなければならないことは決まっているのだから,結局はいまの政治と同じになるので,民主党が出る幕はない」,「鳩山由起夫は大嫌いだ」。
 年齢層は,整骨院ですから中高年が多いのですが,下は近くの私立中高のねんざした生徒,20代,30代の人もきます。みんながみんな民主党に何の期待もしていないことが聞こえてきます。
 結局,参院選挙での異常な民主党勝利は,マスコミが騒ぎ立てた年金問題で煽られたあだ花だったことが明らかです。
 それが証拠に,政権を取ったと勘違いして待ちきれずに,シーファー米駐日大使の面前でテロ特措法を否定し,郵政改革を白紙に戻そうと郵政改革法案の凍結をはかり,自らの支持母体である連合に媚びを売る実態があからさまになってきました。次は,連合の一員である社会保険庁職員のための,社会保険庁改革法案の凍結かも知れません。年金の混乱は,過去の社会保険庁職員のサボタージュ同然の所業によるものではありませんか。もしかすると民主党が扇動していたのかも知れません。なにせ,基礎年金番号制発足当時の厚生大臣は,菅直人でしたから。秋は大混乱でしょう。