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西遊記 第四巻砂の国 好漢!好感!ちょっと苦言

2006-01-30 23:38:46 | 2006ドラマ
香取慎吾ちゃん月9,『西遊記』,4話を迎えましたが,今回もなかなか
ゲストも話しも悪くなかったですぞ!減点項目もなくはなかったですが。

■第4巻『砂の国』あらすじ(公式ページより)
 三蔵法師(深津絵里)らご一行は砂だらけの町へとやってくる。おなかがすいた末に見つけたのは激辛料理店。店に居合わせた岩傑(武藤敬司)が真っ赤な料理を食べている姿に刺激され、孫悟空(香取慎吾)もついつい辛いものを注文してしまう。必死の思いで料理をたいらげたのにもかかわらず、水は有料、しかも高い。そんなときに、懸賞が水、という腕相撲大会のお知らせが目に入る。
 闘技場に向かうと、そこには先ほどの巨体の男岩傑がいた。岩傑と対戦することとなる悟空。しかし岩傑の小さな子供たちが必死に声援を送っている姿を見ると、三蔵も孫悟空の禁固児をしめずにはいられなかった。孫悟空は勝利を逃してしまう。が、岩傑が再び水を持って悟空たちの前に現れた。岩傑は、かつては川が流れ、水が沸き出る漁師の町だったのが、ある妖怪のせいで干上がってしまったと事情を話し始める。その町に助けの手を差し伸べているのがお水様(半海一晃)だというのだ。岩傑との間に友情が芽生えた孫悟空はほうっておけず妖怪退治に立ち上がる。


武藤,いい男!好漢を演じてましたね。
たくさんの子どものために腕相撲大会に出場
(まあ悟空以外に敵がいなさそうでしたんで彼にとっては
 大した苦労はなさそうでしたが),
悟空(というか三蔵の呪文)に勝ちを譲られたことを察して
子どもに飲ませた後の残り半分の水を
自分は飲まずに一行に渡したり,
走れメロス状態になって絞首刑になりかけた3妖怪を
村人総出で助けるシーンは感動的でした
(ただ,漁師だったら川の水がなければ話にならないんで,
 心意気では生きていけないのも事実なんですが…)

演技が素人臭いのはいかんともしがたいところがありますが,
「気は優しくて力持ち」な役を演じるにはさほど支障はなかったと思います。
(先週の『小早川伸木の恋』における小川直也の本人役出演
 比べればよっぽどいい仕事してたかとw)

今週メインだった悟浄も,その元カノの金魚ちゃんの
ストーリーもけっこうよかったですよ。
彼女が何度もウソを重ねていたのも,悲しい事情や
彼女なりの気遣いがあってのことだったんですね。
この「西遊記」,ウソをつかれても裏切られても信じるとか
それを飲み込んで,相手を守ってやるとか
自分のことだけ考えていたらとてもできない,
今のぎすぎすした競争社会で忘れられがちなテーマをガツンと示してくれて
全体として騒々しいドラマですが,お子様におすすめできる番組に
入れてもいいんじゃないかと思います。

私も昨日の『たかじんのそこまで言って委員会』で
(ゲストとして清原和博選手が出演していたこともあって)
「男らしさとは?」というお題が出て,
橋下弁護士が「女や子どもを守る」,
川村ひかるさんが「器の大きさ」と答えていたのを見て
「俺,器小せぇ~~」と鬱になったばかりですので,
少しでも器の大きい人間になれるよう心がけていきたいと思います。

「ごっちん」の呼び名でみんながからかうのも微笑ましい1ネタでした。
(子どもの頃は本人にとってはああいうのがたまらなく嫌だったりしますが)

第1回では夏目玄奘と比較してその存在の薄さに
目を覆いたくなる出来でしたが,
深津っちゃんの三蔵もだんだん板についてきたというか
見る方が慣れてきたというか,なかなかい良い感じになってきました。
悟浄の私情で一行全員の命を担保に差し出すって
(処刑されても誰も何の得にもならないし),
使命を持ったパーティのリーダーとしては判断が甘すぎますが…。

冒頭場面でのテンポのいい掛け合いから始まる
各週のエピソードの構成もいいフォーマットとして確立してきて
安心して見ていられるというか,安定して数字を稼げる形になってますね。
1話完結なんで,1回や2回見逃しても「脱落」ってことになりませんしね。

ただ,妖怪との戦闘シーンを,始まる前に老子がしゃしゃり出て
さっさと逮捕・連行して終わりにしてしまったのはいただけないですね。
先週も「この寺は私の夢だから速く逃げないと消えてしまうぞ」と
戦闘どころじゃない幕引きだったのはまあありかと思いましたが
2週連続でこれはねぇ…。
時間の都合なのか,半海一晃さんがアクションシーンに耐えられなかったのか
それとも単に型にはまった展開をマンネリだと皮肉りたかったのか
よくわかりませんが,1話の中のクライマックスシーンをまるごと
カットするってのはお子様を含む視聴者をばかにした演出だと思いますけどね…

初回で大批判したものの,2回以降はなかなかテーマ性もあって
好感の持てる話の内容だと見続けている私ですが
妖怪と人間のちがいがあまりにもなさすぎるのはどうかと思いますよ。
金魚ちゃんも捕らえられた後,人間の牢屋に閉じこめられて
逃げられないし,お水様妖怪も,水を支配できるなら
村全体にすごい影響力を示すでしょうに,単にちやほやされてるだけかい?
水を封印してるだけでもすごい妖力といえば力ですけど
人間に化けていたのが実は妖怪だと暴露されても
べつに妖怪の正体を現すわけでもなく見た目の姿が変わらないし。
セットや戦闘シーンがちゃちいのは許しますから,もうちょっと
妖怪を妖怪らしく出してちょうだいよ。

フジ「西遊記」公式ページ
孫悟空  ……  香取慎吾
沙悟浄  ……  内村光良
猪八戒  ……  伊藤淳史
三蔵法師  ……  深津絵里 →公式プロフィール
◆ ◆ ◆
凛凛  ……  水川あさみ
老子  ……  大倉孝ニ
【第4話ゲスト】
金魚  ……  須藤理彩
岩傑  ……  武藤敬司
お水様 ……  半海一晃

◆過去の記事
西遊記 第三巻夢の国 どうしてどうして悪くない!
西遊記 第二巻温泉の国 いきなりお子様対象外?!
西遊記 第一話火の国 どうしても比べちゃうよネ(マチャアキ版西遊記と徹底比較?!)

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西遊記〈上〉悟空誕生の巻
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1 コメント

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こんにちは! (ドラマの視点)
2006-01-31 11:03:17
そうですね。ラスト、妖怪との一戦があるのかと思っていましたが……。妖怪が「札」をもっていたので、どんな術を使うのか、と少しは期待したのですが……。それでも説話はわかりやすかったように思います。

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