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ドラマ『嫌われ松子の一生』最終話

2006-12-22 06:33:14 | 2006ドラマ
嫌われ松子の一生 
最終話

「天上のしあわせ」

<あらすじ>※公式HPより1字だけ修正
嫌われ松子の一生
山田 宗樹/幻冬舎
 家庭学校の火事によって責任を感じた松子(内山理名)は、教会を去ることを決心するが、シスターの楠木亜也子(リリィ)からできることなら戻って子供たちの面倒を見て欲しいと頼まれる。再び家庭学校で働き始めた松子は、誰かのために何かできることがあることに幸せを感じ、そして、龍洋一(要潤)を待ち続けた。だが、覚せい剤の後遺症で、幻覚や幻聴・うつの症状が次第に重くなり自宅療養することに…。
 一方、牧師となっていた赤木(北村一輝)は、北九州刑務所を訪問し洋一と出逢う。松子と洋一の関係を察した赤木は淡々と教えを説くが、洋一は絶望から反発するばかりで対峙する二人だった。だが、熱心な赤木と話すことにより、徐々に心を開き教えを受け入れるようになった洋一は、松子宛に自分の思いを素直に手紙に書いた。赤木は、洋一の心を解し松子の元へ行かせることが松子と洋一を幸せにする道と信じていた。
 現代では… めぐみを訪ねた明日香(鈴木えみ)は、笙(小柳友)の子供を妊娠しどうしたら良いか迷っていると告白する。そんな明日香にめぐみは、昔、松子が洋一の子を妊娠し、流産したことを話す。そんな時、汐見刑事(羽賀研二)から、松子殺害の容疑者を逮捕したとの知らせが届いた。警察に駆けつけた洋一とめぐみ、明日香は、同じく警察に来ていた亜也子の話しから、松子が家庭学校で先生をしていたこと、覚せい剤の後遺症で3年ほど前から幻聴・幻覚、うつ病の症状が次第に重くなり自宅療養していたことを知る。
そして、松子が亡くなる前日、病院で松子と会っためぐみは、もう一度一緒に仕事をしようと誘い、松子からの連絡を待っていたと話した。



8~10話を見逃していました…,オリジナル路線に
話が進んだとも聞いていましたが,結末は原作に忠実な形で
帰結しましたね。心に残る終わり方でした。
内山理名さんもこれ以上ないくらいの適役だったと思います。
幸せそうな表情のときの顔が,すごくいいですよかったです。

「めぐみに会ったよ…全然変わっていなかった」
というところは,一瞬なら笑ってもいいところだと
ちょっと作り手側も狙ってるんだろうなと思いました。
本当に栄子ねえさん全然変わんないから。

河畔の土手で名刺を探しているところで少年たちに
囲まれた際にドキッとしましたが,
これも原作読者に対して狙ってたのかな?

ホッとしたらそのすぐ後,惨劇が襲ってくるし…もう…

死に際して,支えてくれためぐみや
愛した洋一,母や父や弟妹たちを思い出し
感謝しながら力尽きていく松子。
己に降りかかった不幸を受け止めながら,
人を恨まず運命を呪わず最期の時を迎える…
「通帳取られちゃった…いいよねお金はまた稼げば」
って,犯人すらも恨まないんだもんな…
(通帳だけなら取り返しがつくとはいえ,肌身離さず
 持っていたってことはハンコも持ってたんだろうし)

警察が犯人グループから押収した松子の遺品に
洋一のために毎月2万円ずつ積み立てていた預金通帳が
含まれていたのは…泣けたなぁ。

松子の墓に参り,妊娠を家族に報告したことを
話す明日香。お腹の子が松子の
めぐみに背中を押されながらやってきた笙,
「松子おばさん,俺,明日香のこと幸せにします」
めぐみも「また会いに来るからね。
会いに来るなって言っても,もうこの世にいないんだから
あきらめな。あなたは私の…たった一人の親友なんだから」

「私のことを,運が悪かったという人もいる。
 不幸な人生だったという人もいる。
 それでも私は,かけがえのない人の愛に包まれていたんです
 これが,私,d川尻松子の一生なのです」


最後の,中学教師の頃に戻った松子(妹・久美も元気)の夢?
のシーン。不思議な気持ちになりますね…。
自転車で登校(出勤)する松子の前に現れ,
彼女を後ろに乗せて,代わって自転車をこぐ洋一は子役の彼ではなく
要潤さん。だからHPのキャストのページ,本郷奏多くんが15歳時なのに
要潤さんが16~48歳なのかw。

心に残る最終話。途中3話見逃した分は十分取り返した
と思います。

キャスト
川尻松子(27) … 内山理名
田所志津子(21) … 橘 実里
楠木亜也子(61) … りりィ
赤木研一郎(36~49) … 北村一輝

【現代】  
龍 洋一(48) … 要  潤
沢村めぐみ(52) … 小池栄子
川尻明日香(20) … 鈴木えみ
渡辺 笙(20) … 小柳 友
汐見刑事(48) … 羽賀研二
後藤刑事(29) … 浜田 学
島崎 聡(22) … 蕨野睦弘

赤木研一郎(元白夜マネージャ・漁師・現牧師) … 北村一輝
内田あかね(美容室「あかね」オーナー) … 秋野暢子
斉藤スミ子(元白夜トップソープ嬢・綾乃) … 鈴木蘭々
八女川徹也(文学青年で松子のヒモ) … 萩原聖人
岡野健夫(徹也の親友で松子と不倫) … 谷原章介
小野寺保(松子に殺害されたヒモマネージャ) … 吹越 満

 

※私,当ブログ恒例の「かってにキャスティング」
『嫌われ松子の一生』を勝手に配役していたんですが(6月4日Up),
龍洋一役に要潤さん,ズバリですよ!(しつこい?)
「松子役に荒川静香,妹の久美役に浅田真央」なんて
超個人的センスで選んでいたのにね~。

ドラマ嫌われ松子の一生公式ページ-TBS
※A面(原作・出演者・制作・BBS・あらすじ・ギャラリー・相関図・Emi&Yu's日記)と
 B面(アンケート・音楽・ファンレター・スタッフ日記・現場レポート・
 「松子の時代」・インタビュー・「松子の足跡」)の二本立てが凝ってますね。

「弁護士のくず」橋本p日記
 アカネ(の撮影)が終了して,今月は7日,19日と更新♪
 「2」への希望をつなぎ続けませう。

◆過去の記事
2006ドラマ感想

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嫌われ松子の一生
山田 宗樹, 空知 周太郎
幻冬舎コミックス
ゴールデンタイム―続・嫌われ松子の一生
幻冬舎



第8話 ヤクザとの同棲 (11月30日木曜よる10時放送)
 偶然にも親分の女が通う銀座の美容室「あかね」で、松子(内山理名)が働いていることを知った洋一(要潤)は、ある日、松子の仕事が終わるのを待ち伏せする。12年ぶりに再会した2人。先生に謝りたくてずっと探していたという洋一に、松子はいままでに起こったことを語った。ほどなく、洋一は車で松子を自宅へ送ると、その日は別れた。
数日後、銀座の裏路地で子分の春樹(吉永雄紀)と対峙する洋一がいた。春樹は、組の金を黙って持ち出していたのだ。洋一が春樹を問い詰めると、春樹は刃物で洋一を襲う。傷を負った洋一だが、やっとの思いで春樹を振り切ると、松子のアパートへ向かった。洋一のケガを見て驚く松子は、すぐに応急処置を施す。手当てをされながら、「オレを信じるって言ってくれた大人は、先生だけだった」と松子への想いを語る洋一。「オレは先生を愛しています」と続けると、「だったらヤクザを辞めて私とずっと一緒にいて」と松子は答える。
この日をきっかけに、松子と洋一は一緒に暮らし始めたが、洋一は相変わらず、組から足を洗えてなかった。そんなある日、めぐみ(小池栄子)が松子を訪ねてきた。部屋に上がってお茶を飲みながら、AV女優として有名になったことや、それが原因で離婚したことなど、最近に身の回りに起こったことをひとしきり話すめぐみ。今度は松子の近況を聞くと、松子は洋一を暮らしていることを打ち明ける。「それって運命の再会じゃない!?」というめぐみ。その時、洋一が傷だらけで帰ってくると、2人を無視して奥の部屋で倒れこむように横になった。「なんであんなのと…」というめぐみに対して、「彼を信じている」と松子…。
 一方の現代では、洋一が明日香(鈴木えみ)と笙(小柳友)に、松子と暮らし始めた頃のことを聞かせていた。

第9話 始まりに戻るための殺人 (12月7日木曜よる10時放送)
 必ず組を抜けてみせるという言葉を松子(内山理名)に残して、組長の吉沢(美木良介)の元へ向かった洋一(要潤)。一人で死の覚悟をしていた洋一だが、洋一の裏切りを知って怒り心頭の吉沢は、洋一にリンチを加える一方、ただ殺すのはおもしろくないと、組員に命じて松子の命も狙おうとする。朦朧とする意識の中、一瞬の隙をついて車を奪って逃げ出した洋一は、命が狙われているからアパートから逃げろと松子に電話し、あるホテルで落ち合おうと伝えた。
 その日の夜、無事にホテルで再会できた松子と洋一。「松子を巻き込んでしまった、見つかったら2人とも殺される…」という洋一に、生きるのも死ぬのも一緒だと応える松子。と、そのとき、部屋の電話が鳴った。電話の主は、2人の居場所を突き止めた吉沢だ。おとなしく出てくるか女と自殺するか、1時間だけ待ってやるという吉沢。
電話を切った洋一は、ポケットから覚せい剤を取り出しビールに入れると、松子に飲めという。松子が全部飲み終わったのを見届けた洋一は、「人を殺しました」と警察に連絡した。逮捕されれば組織も手を出せないから、刑務所で生き延びようという洋一。ほどなく、刑事達がやってくると、松子と洋一は逮捕される。その後、逮捕された松子と洋一は、東京拘置所に収監された…。
 一方の現代……拘置所の中で松子との手紙のやり取りをしていたと、明日香(鈴木えみ)に語る洋一。その松子の手紙には、「籍を入れて夫婦になろう」と書かれていたこと打ち明ける。

第10話 すべて炎の中に… (12月14日木曜よる10時放送)
 松子(内山理名)が洋一(要潤)の子を身ごもったと知った頃、洋一は田所(佐藤B作)を殺害し再び捕まってしまった。めぐみ(小池栄子)と一緒に洋一のいる拘置所に面会に行った松子は、洋一から松子と縁を切るために田所を殺したと告げられる。松子が妊娠を報告すると、父親にはなれないときっぱり言われ、それきり、洋一は二度と松子との面会に応じることはなかった。
 ある日、洋一のもとへ田所志津子(橘実里)という女性が面会に来た。洋一が殺した田所文夫の遺族(孫)だった。大勢の人のために献身的に働く尊敬すべき人で、志津子にとって親代わりとなって育ててくれたやさしい祖父・田所を何故殺したのか・・・その理由をどうしても知りたい、教えて欲しいとすがった。だが、この出会いがきっかけとなり、洋一は自分の考えたこと・自分の思いを手紙に書き松子へ送った。
 洋一に懲役16年の判決が下された。洋一は自分を忘れて新しい人生をやり直して欲しいと松子に託したが、松子は産まれて来る子供と一緒に洋一を待つ決心をする。
しかし、松子を更なる不幸が襲う。買い物帰りに階段から転落し流産してしまい、松子の最後の望みも絶たれてしまった。傷心の松子は、故郷の大野島を訪れていた。そこで、偶然、弟・紀夫の娘、明日香と出会う。そして、妹・久美が亡くなったこと、母が元気でいることを知ることが出来た。その後、松子は赤木を訪ねて北海道へ向かう。そこでは、赤木が九州の小倉で神父になったと知らされた。
 一方、現代では・・・
明日香(鈴木えみ)が妊娠したことが分かった。だが、父親である笙(小柳友)にそのことを打ち明けられず悩んでいた。


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2 コメント

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松子面白かったです (ドラマの森|くぶくりん)
2006-12-23 10:34:44
TBありがとうございました
私も子供たちに囲まれたときはドキッとしました
いい子達ばかりで救われました
原作は読んでないのですが
「嫌われ松子」というあだ名は
どこで生まれたんでしょうか
あまり登場しなかったような・・・
返信する
面白かったですね (d_d-)
2006-12-26 12:42:06
コメントありがとうございます。

原作では,ジェットコースターのような激しい展開に
読むほうも必死でついて行かずにいられないという
作品でしたが,振り返ってみるととことん暗い,
どこに救いを見つければいいのか困ってしまう話でした。
(教員免許にせよ美容師の資格にせよ簡単にとれてしまう
 器用さとか才能には恵まれていましたし,いくらでも
 「幸福」な人生を送りようがあったはずなのに…)

そういう点では,原作はすごく考えさせるけれど
わからないことが多すぎる,作者は一体何を書きたかったのか?
ドラマのほうは,「ほんとにそれでいいのかよ?」強引さがありつつも
エンディングで松子本人がそう言ってるんだからということで
一応スッキリできてよかったと思います。

>「嫌われ松子」というあだ名は
> どこで生まれたんでしょうか
> あまり登場しなかったような・・・
最終回,いきなり山んば頭の汚いばあさんになった
あのあたりですよね。近所とトラブルをよく起こしていて。
ですからその晩年の「嫌われ松子」のイメージが
物語の冒頭につながってくると。
唐突というかなんというか,女子刑務所の食堂乱闘シーン
などにも見られましたが強引な展開はこのドラマの「ツッコミどころ」の1つと言えるでしょうね(観る方としては,笑うところというよりはもうちょっと丁寧に撮ってほしかった気もしますが…)。
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