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自転車ひとり旅★

自転車大好きなTVディレクター日記。

カンボジア石鹸事情?

2011年01月09日 03時41分40秒 | 世界の街道をゆく
空路9時間(トランジット時間含む)、
ようやくカンボジアの首都、プノンペンに到着!

長く内戦が続いたために疲弊したこの国は、
もちろん日本のように整備が行き届いている訳ではありません。
今日のホテルにはシャンプーがない、との情報のもと、
さっそく市内のコンビニ的売店でお買い物。
もちろん買うのは、飲料水とシャンプー。

店内にならぶ数々の石鹸やシャンプー。
私はとりあえず、良質な石鹸が手に入れば良いと思い、
居並ぶ数々の石鹸のなかから、最も価格の高いものをチョイス。
通訳さんに「これはなぜ高いの?」と聞いたら、
「素材が良いからに違いありません」とのこと。

いったいどんな石鹸なのか?
期待は膨らむ。
だって、物資の少ないカンボジアで買う、最高級石鹸ですよ!
いったい何の香りがするのか?
箱からすると、花の香りである気がする。


さて、ホテルの部屋に落ち着いて、
一日の疲れを癒そうと、バスルームへと向かう。
さあ、石鹸の正体が明かされる時が来た。

箱を開ける!

…………?????


出て来たのは、
小さなボトルと、
ビニール手袋と、
変な粉。

…どう考えても、こりゃあ石鹸じゃあなさそうだ。
シャンプー、というわけでもなさそうだ。
何か説明が書いてあるが、私にはカンボジア語は読めない。

よ~く見てみると、かろうじて1つの英単語があり、
そこにはこう書いてあった。

「美白」


…どうも、美白のための何かを買ってしまったらしい。
私がわざわざカンボジアまで来て、美白してどうしろと?

私はそっと「美白」のボトルを箱に戻し、
暖かい湯が出るだけで幸せなのだと心の中でうなずいたのでした。