カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

一年過ぎて

2021-12-15 | ヒビのこと

あの日もこんなつーんと寒い朝だったっけ。

早朝、病院からの電話で大急ぎで自転車走らせた。
一刻も早く向かいたいのに、入り口で検温消毒フェイスシールドがもどかしかった。
病室に着いた時はまだかすかに息があった。

耳元で「お母さん、ありがとう」 その言葉は母に伝わっただろうか。



最初の頃は悲しさでぼんやりしてたけど、同時にやらなければならない事も始まった。
戸籍収集や相続のあれこれをしているうちに、当たり前だけど、母には母の人生があったんだよね、
と思えるようになり、気持ちも落ち着いた。

何が大変って、やっぱり後片付け。

私が母と同居ですべて管理していたので、末っ子にも関わらず相続人代表となったのですが、
相続手続きの為揃えなけらばならない書類や、あとからあとから湧いてくる被相続人名義の受取通知書
亡くなった段階で銀行口座はストップしてしまっているので、その度に戸籍・除籍・遺産分割協議書
自分の謄本や顔写真付きの身分証明書などを持って(免許証よりマイナンバーカードの方が処理がかなり早い)
郵便局の受取、金融機関、区役所等平日に行かなければならないことばかり(しかしこのシステムどうなの?)
フルタイムで通勤している私には、限られた時間の中で手続きしなけらばならないのは本当にキツイ。

それに加えてお願いしている税理士事務所の遅い進行にもやもや。
covit19禍の為、初めての税理士事務所とのやりとりもすべてZOOMとメールでなかなか進まない。
延々と同じような事をしていると、途中で疲れて投げ出したくなる、
相続ってみんなこんなに時間がかかるものなのかしら?
修正申告もあったりでなんとか期日の10月15日までには納税を済ませましたが、
諸々の名義変更等、一年たった今もまだ完遂していないの・・・なんで?笑

人は誰もがいつかは終わる。それがいつなのかは誰にもわからない。
相続に関して知識は必要だし、法に従い前準備をしておくんだった、と後悔しても遅い。
しみじみと、自分の終活を始めなければと思いました(*_*;

一周忌を終えたので、ようやく家の片づけ開始。
これがまた、自分の物ではないから大変すぎて時間が足りないし体に堪える(泣)
でも私がやるしかないからね。
母の想いを継いで、今を生きるために頑張らなくちゃ、と思う 晴れた冬の日。






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