昨夜のテレビ、NHKの「新、映像の世紀」をみた
だいぶ以前だか、前回の「映像の世紀」もみていた
加古隆の音楽に惹かれて、みていた
あの頃はまだ。元気で若かったし、登山に夢中だったから、
確かに、悲惨な、戦争の場面も多かったと記憶していたが、
今回の「新、映像の世紀」はあまりにも無残な、そして、そら恐ろしい映像だ!
第一次世界大戦の悲惨な映像が、これでもか、これでもかと、流された。
なんでも、今年は、ムービーカメラが発明されて、100年なのだとか、
文明の発達、化学の発達は、本来の目的は
<人類が幸せで、平和な暮らしが出来る>
はずだった!
けれど、それぞれの国の権力者、指導者の欲を満たすための兵器に変わって行った
日本も例外ではなく・・・
今まで、うっすらとした記憶での歴史をあまりにも生々しく、悲惨さを映像は流されて
この老いぼれた体全体を痛めつけて・・・
途中で何度も見る事をやめようと思ったけれど、どんなに酷い映像であっても見ておかねば想い、前進硬直した、緊張感でみた。
今、中国、ロシア、アメリカ、など世界の国々の指導者に見てもらいたい、もちろん、日本の安倍総理にも、・・・
百年前から、今まで、幾たびの戦争があっただろうか、それ以前にも戦争はあった。
人類が誕生して以来、おそらくは戦争の歴史だったのだろう
けれど、それらは、空腹を満たすための戦争だったと思う
あの「新、映像の世紀」を見て、改めて思う
人間の欲とは際限のないものなのだと、しかし、それは一部の特権階級の人間だけがより多くの富を求める戦争なのではと思ったりもする。
百年が過ぎた今、世界中があの時代に世界情勢が似てきている
ひとりの権力者が、人間としての良識(魂)を悪魔に手渡した時、おそらくは地球上から人間が消えてしまう、地球の終わりの時になる
ニュース映像でみる、ヨーロッパの難民の姿、
なぜか、百年前の第一次世界大戦の悲惨な映像と重なってしまう!
戦場では人間が人ではなくなり、けだものになる
ひと殺し、殺される恐怖から、快楽の道に逃げて
大虐殺、従軍慰安婦などにつながって行く
何が正しくて、誰を信じたら、生きられるのだろう
虚しさとそれでも叫ぼう!!!
≪戦争反対≫を・・・