最近、体調がよくない日が多くて寝たり起きたりの生活だ、そんなとき、山の友の死を聞きどうしても山で過ごした思い出がよみがえる。
元気だった頃、ふたりでよく山に出かけた、海外の山、国内の山へ・・・
何度も繰り返す脳梗塞の後遺症で記憶もさだかではないけれど、それでも思い出すたくさんの山からの感動や体験を・・・
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ネパールヒマラヤ、マチャ・プチャレ峰は、私がヒマラヤの山に憧れた、最初の山です。
私が憧れたを抱く山「マチャ・プチャレ峰」は、優しく、お登りなさいと、手招きして許してくれるほど、簡単な山は有りませんでした。
この山は、地元の人々の宗教的に、あがめられている事もあり、おそらく、今でも、登山は許されてはいないと思うけれど、私の海外登山は、ほとんどが、山すそで、触れさせて頂く!そんな願いでした。
子供の頃から、ひとりで山を歩き回るのが好きでしたが、結婚や子育てで、山どころではなかったのですが、どうしても、あの、なんとも言えない山や自然の匂いが、私の心をそそるので、今から、四十年前の事ですが、地元の山の会に無理やり入りました時、ある山の先輩がこの山の名前を、又ネパールの事を熱弁する姿に、この山の名と共に、私の心に刻まれた思い出の山です。
それから17年後に、初めてのネパール、ヒマラヤへ出かけることが出来ましたがあの時の体験は私の生涯を通しての生き方を変えるほどの体験だった。
ネパールでの日々は感動と、驚きと、戸惑い、恐怖、そして、私の人生観、命の大切さ、価値感を、大きく変えるほどの出来事の連続でした。
今、ふと、思い出すだけでも、1冊の本に書けるほどの体験を致しました。
初めて耳にした「マチャ・プチャレ峰」あれから、もう、四十年が過ぎていきましたが、素敵な人生を送れた事に感謝です。