茶陶遊人の部屋

日々の日記と、お茶と地元の歴史等を発信していきます。最近はk-popにはまっている韓国好遊人です。

「NO」と言わずに「NO」を伝える京都人に学ぶもの・・・嫌われない言葉の使い方!!

2023年05月25日 | Weblog

[4K] 青と緑の庭 京都の庭園   Blue and Green Gardens [4K] The Gardens of Kyoto Japan

人間社会に於いてのコミニケーションの取り方に大変苦労するのが言葉の使い方ではないでしょうか。ちょっとした言葉の使い方で相手に対しての印象が違ってきます。脳科学者中野信子先生が提案する「NO」とハッキリ言わずに巧みに「NO」を伝えるというお手本として京都人の言葉の伝え方をあげています。私も仕事上(呉服関係)京都人とは長いお付き合いをしてきましたが、確かに良き勉強になりました。例えば、京都人の「言いにくいことを賢く伝える」不快なことを「無視したり、抑圧したりして無かったことにするのではなく、「エレガントな毒」として昇華しながら自分の心も相手との関係性も大切にマイルドに扱っていこうという知恵が京都人のイケズの中にあると中野先生は言っています。例えば、無理な文句を言われた時は、「そんなこと言われても困ります。」などが無難な返しになりますが、京都人の返答は 「いやぁ~おもろいこと言わはるわぁ~けったいなひとやなぁなるほどそうどすか、そらえらいすんまへん、私ら不調法ですさかいにようわかりまりまへんけど、ええ勉強させてもらいました」と、とても丁寧な言葉使いの中に「けったい」という言葉に要注意ですよこれは無表情で言われたときには、怒り、拒絶の最大限のアピールだというから要注意ですよ怒りがエレガントに表現されています。中野先生曰く、「戦略的にあいまいさを残し余白とクッションを巧みに使いこなしていく京都人ならではのエレガントな人間関係の知恵ではないでしょうか。千年の古都に残る生活の知恵でしょう

 

 

 

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