【日本史】日本史史上最も有名な2人の女性作家…清少納言・紫式部の才能【漫画】【歴史】
「紫式部のライバル」として清少納言が来年のNHK大河ドラマ「光る君へ」に登場します。「源氏物語」を書いた紫式部が主役として登場するこのドラマ、私たち「古典の会」はその前準備のために現在「紫式部日一般的を勉強中ですが、その前に清少納言の書いた「枕草子」を勉強しましたので、平安時代、いや、日本を代表する日本の女性作家二人についての知識は得たつもりです。が、なんとドラマのキャッチフレーズが「紫式部のライバル!」清少納言として登場するそうですが、これには我々メンバーからもチョッと待ったの声が上がりました。一般的にはこの二人はライバル関係だというイメージがありますが、その原因は二人が宮中でそれぞれ仕える主人公彰子と定子が一条天皇を巡る恋のライバル関係にあったためです。それも式部が彰子に仕え宮中にはいったのが清少納言引退した5年後、つまり二人は直接面識はありませんでした。確かに清少納言は7年間宮中で華やかに男性貴族との交流や漢詩の知識を使って周囲の絶賛を得た自慢話も多かったようですが、紫式部はかなり控えめな性格で人付き合いが苦手のようでした。このように二人は相反する性格のため、式部のほうが清少納言を嫌っていました。式部はこう書いています。「いつも得意顔でとんでもない人だったようですね。利口ぶって漢字を書き散らしていますがその知識はまだまだ足りないようで、人は最初は面白がっていてもやがては飽きられてしまい、成れの果ては決して良いものではないでしょう」と大変厳しい言葉で批判していました。さて来年の大河ドラマ「光る君へ」が楽しみです。