やはり、「ウィルスは自分では移動できない。宿主と一緒に全国、全世界に移動する」という言葉が実証されてきたような、国内の主要都市の感染者や重篤者の増加である。
しかしこんな意図的な感染拡大に対しては、「医療崩壊はない」と言い切ってしまうおバカな安倍晋三。
だが、当たり前のことや、明らかな誤りに対して自民党内の議員は何も言い出せないらしい。
そして続けた。
— 古賀茂明@フォーラム4 (@kogashigeaki) July 24, 2020
「私だけじゃないよ。みんなそう言ってるよ。誰があんな馬鹿に頭を下げるのかって話だよ。でも、みんな頭下げるんだよ。そうしないと生きてけないんだから。1億5千万もらってたって、とんでもない話だよ。だけど、やる方がもっとおかしいだろ。狂ってるね。終わってるよ。この国は」
こんな自民党議員連中は、それでは国会の委員会の席では一体なにをしているのか。
「元官房副長官「国会は実質的『学級崩壊』状態だ」 改革拒む「パンドラの箱」とは」
詳細は上記の記事を読んでもらうこととして、「国会のモラル崩壊 「女帝」熟読、ワニ動画閲覧… 審議と無関係な行為横行」から、何人かの議員の実態を晒しておく。
同僚議員は誰一人として注意を促すわけではなく、地元の支援者らが見たらどう思うのだろう。
「支持者たちの前では偉そうなことを言っているが、講義中に漫画読んでいる学生レベル以下」と嘆くことだろう。
そして一般の有権者も単に呆れてしまうだけではなく怒りをもってこの連中を行為をみてほしい。
改めて毎日新聞のカメラマンにはお礼を言いたい気持である。
国会の本会議や委員会で確認された行為
衆院内閣委員会中に自身で持ち込んだタブレットを閲覧する平井卓也・前科学技術担当相。ワニが大蛇に襲われる動画などを約5分見続けた=2020年5月13日、大場弘行撮影
衆院内閣委員会中に堂々と小説を読む大西宏幸議員。本は戦記小説「皇国の守護者1 反逆の戦場」とみられ、約20分にわたって読み続けた=2020年5月13日、大場弘行撮影
衆院本会議中にスパイミステリー小説「戦場のアリス」を熟読する義家弘介副法相。採決の瞬間、慌てて本を閉じた=2020年6月10日、大場弘行撮影
衆院決算行政監視委員会で「女帝 小池百合子」を読む野田聖子・元総務相。机の下に隠しつつ、同僚議員の質疑中も読みふけっていた=2020年6月1日、大場弘行撮影
衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会で「家訓集」を熟読する今村雅弘元復興相。同書には「水戸黄門光圀卿示家臣条令」などが記載されている=2020年5月28日、大場弘行撮影
衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会で「家訓集」を熟読する今村雅弘元復興相。同書には「水戸黄門光圀卿示家臣条令」などが記載されている=2020年5月28日、大場弘行撮影
衆院沖縄及び北方問題に関する特別委員会中に「女帝 小池百合子」を約2時間読んだ井野俊郎議員。途中、ページを開いたまま同じ姿勢をとり続けた=2020年6月18日、大場弘行撮影
衆院原子力問題調査特別委員会中に、西村京太郎氏のトラベルミステリー小説「宮古行『快速リアス』殺人事件」のページを開いた福山守議員。取材に「もう二度としない」と反省の弁を述べた=2020年6月16日、大場弘行撮影
衆院経済産業委員会で「五代目三遊亭円楽 特選飛切まくら集」を熟読する吉川赳議員。読書の合間にスマートフォンで自転車通販サイトなども閲覧していた=2020年5月29日、大場弘行撮影
衆院経済産業委員会で「五代目三遊亭円楽 特選飛切まくら集」を熟読する吉川赳議員=2020年5月29日、大場弘行撮影
衆院経済産業委員会中にスマートフォンで自転車通販サイトを閲覧する吉川赳議員=2020年5月29日、大場弘行撮影
参院内閣委員会中に、サスペンス小説「生贄 私刑執行人」を熟読する岡田広・元副内閣相(手前)。周囲を気にしながら読み続けた=2020年6月4日、大場弘行撮影
国会のルールはどうなっている 国会審議中に議員が娯楽小説などを読む行為は、衆参両院の各規則によって禁じられている。衆議院規則では215条で「議事中は参考のためにするものを除いては閲読してはならない」と規定。参議院規則も211条で「何人も、参考のためにするものの外は、議事中、閲読してはならない」と同様に規定している。逆に議事の参考になる新聞や書籍などの閲覧は認められており、審議中にこうした参考資料を熱心に読む議員もいる。 スマホの使用については、両院の規則に規定はないものの、衆院では1996年の各党の申し合わせで「携帯電話の使用は禁止する。持ち込みについても、音が発しないように機能を停止する」とされている。ただ、スマホのない時代の取り決めのため、禁止されているのは「通話」と解釈され、審議中に音の出ない状態でウェブサイトを閲覧したり、メールや通信アプリを使ったりする議員が続出している。 参院では95年の各党の申し合わせで「携帯電話の持ち込み」自体を禁じている。このため、審議中にスマホを見る議員は衆院と比べて少ないものの、それでもスマホを机の下に隠して見ている議員の姿は散見される。スマホいじりは、衆参とも事実上黙認されている状態だ。 「言論の府である国会を空洞化」 元参院事務局職員の武蔵勝宏・同志社大教授(政治学)の話 国会運営について詳しい元参院事務局職員の武蔵勝宏・同志社大教授(政治学)=京都市で2015年4月14日、日下部聡撮影 国会議員は国民を代表する存在で、法案の採決に参加するのだから、すべての国会審議をまじめに聞いてもらわねばならない。その意味で、審議中に娯楽小説を読んだり、スマホをいじったりする行為は、大きな問題だ。審議に集中しない議員が増えると、言論の府である国会審議の中身が空洞化してしまう。議員の質問に答える政府側も、議員が真剣に聞いていなかったら、きちんと説明しようなどと思わない。議場には緊張感が必要だ。議員はいいかげんな質問や答弁は許さないぞと真剣に耳を傾け、品性のあるヤジなら時には飛ばすぐらいがちょうどいい。今は質問内容を政府に事前通告するのが当たり前になっているから、出来レースのようになることが多い。それに加えて、娯楽小説やスマホを見ている議員ばっかりになったら、国会審議そのものをやる意味がなくなってしまう。 「背景に構造的問題」 審議中の娯楽小説の読書やスマホいじりは、一義的には個々の議員の資質の問題だ。だが、各委員会で自民党議員による不適切な行為が目立つ背景には、国会運営の構造的な問題もある。まず、議員の数は与党の方が多いのに、質疑時間は野党の方に多く割り当てられることがある。これは自民党と社会党が対峙(たいじ)した「55年体制」が70年代になってなれ合いに変わる中で定着した慣習だ。与党は最終的には数の力で法案を通すが、野党の質疑時間を増やして見せ場を与え、妥協を引き出す。こうした国対政治が今も続いているため、自民党議員は質問する機会が少なく、委員会の成立に必要な定足数要員として座らされているだけになる。だからヒマなのだ。 国会に提出される法案は、自民党の部会の事前審査で十分に議論され、了承もされているから、自民党議員には質問の必要がないとも言われるが、これは間違いだ。部会の多くは1、2時間で終わり、十分な議論はなされていない。審議に参加する自民党議員の多くは質問の機会もないから勉強もしない。法案の中身をよく知らないはずだ。そういう状態で質疑を聞いてもおもしろくない。だから、退屈して娯楽小説やスマホに手を伸ばす。近年はスマホの登場でモラル崩壊に拍車がかかっているのだろう。 「国会改革が必要」 状況を改善するには、国会改革を進める必要がある。自民党議員にもっと質問の機会を与えて緊張感を持ってもらうことや、委員会成立に必要な定足数を減らして真剣に議論に参加できる議員だけに絞るなど、さまざまな取り組みを検討すべきだ。スマホについては、審議中に私用で使った場合、懲罰の対象にするなど厳しいルールが必要だ。残念だが、そうでもしなければ、議員のスマホいじりはなくならないだろう。 |
残念ながら、国会改革は、善良な国民が集まって行なうことは不可能なので、少しでも多くの不良議員を選挙で落選させることが先決であろう、とオジサンは思う。
最後に「お口直し」に昨日に引き続き画像で楽しむ「G0 To トラベル」をお勧めしたい。
今日は全国から10の道府県から選んだ「日本の絶景」をお楽しみください。
天空にうかぶ城(兵庫県・竹田城跡)
かせきの大地(山口県・秋吉台)
忘れさられた海底遺跡(沖縄県・与那国島)
えいえんの地下迷宮(埼玉県・首都圏外郭放水路)
いにしえの地下帝国(栃木県・大谷資料館)
風のささやく砂漠(鳥取県・鳥取砂丘)
精霊の泉(北海道・美瑛の青い池)
こもれびの洞くつ(千葉県・濃溝の滝)
静寂のとりで(長崎県・軍艦島)
神の民が住まう里(岐阜県・白川郷)