新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

哀れ、元総理の「姫」の行く末は

2023年10月02日 11時55分43秒 | 政治

かなり以前から政治家の劣化が指摘されていたのだが、いくら担当大臣だからと言って、これは「??」であろう。
 
宮下一郎農水相『ホタテ1人5粒食べて』の呼びかけに『高くて買えないわ』『これが対策?アホとしか…』反発する意見目立つ」 
 

中国が日本の水産物の輸入規制を強化しているのに対し、宮下一郎農林水産相が29日の会見で「ホタテを1人5粒食べて」と呼びかけたことにネットが大きく反応。「ホタテ5粒」「異例の呼びかけ」などの関連ワードがトレンド入りした。
 東京電力福島第一原発の処理水放出に対する中国と香港の規制に対し、国内で消費をうながすことで水産業への被害を最小限にとどめる狙い。宮下農相は「#食べるぜニッポン!」と書かれたプラカードを掲げて消費拡大を訴えた。 ネット上では、「ホタテ好きだから余裕っす」「よし!食べっか!」と肯定的に受け止める声もあったが、「ホタテ高くて買えないわ。なんで政府の失敗を私たちが尻拭いしなきゃいけないの」「これが政府の『対策』ですか。ほとんどアホとしか思えない」と反発する意見が目立った。


 
ネット上では輸出したほうが手間がかからず利益がおおきかったので中国に輸出していた漁業者への批判も少なからず多かった。
   

◆昔はニシン御殿、その後サケ御殿、ホタテ御殿という言葉がありました。
もう何十年も前のことですが、友人の道内放送局の社員が道東の漁業者と飲んでいたら「遠征するゾ!」と言って、どこへ行くかと思ったら中標津空港から小型機で札幌(たぶん丘珠)へ飛び、すすきのに飲みに行ったそうです。
本件に関しても道内消費者から元々それほど高くなかったホタテが中国が高く買うようになってから高騰したとの証言があります。
もちろん末端の作業者は本当に苦しいかもしれませんが、散々儲けた人に少しは負担してもらったらどうでしょうか。儲かったときはポケットに入れてしまい、苦しくなったら(税金で/一般消費者に)助けてくれというのは虫が良すぎると思います。
◆我が国の政治家のレベル低下が酷すぎることの一例だと思います。
そもそも政権トップの岸田氏からして政治信念が無く、子供からの何故首相になりたかったのかという質問に「権限が大きから」という情けない回答をしている始末です。
この様な政治家を総裁に据えて政権を担わせ、閣僚という要職につけていることを良しとする自民党にこれからの我が国の未来を託してはいけないと強く感じています。
既存の左翼野党などはもってのほかですが、新規結党の保守政党を中心とした新たな保守政権の誕生に期待しています。
◆中国依存で中国が輸入禁止では売れ残ります
政府が補助してくれない農産物や、水産物は生産者が消費者さんが購入しやすいように値段を下げるとかの対策をします
今の水産物の売れないから政府で補償金を目当てで何も努力しないようならば税金を投入することは止めて欲しいです
値段を下げて、売る努力をして売り切る事をしないで保障目当てでは税金を使って欲しくないです
昨年度の売り上げに対しての、差し引きでならば仕方ないと国民は理解すると思います
ただむやみに、売れないから保障では税金は使って欲しくないです。
◆漁業者さんも高く売れるから中国に輸出していたんでしょうから、自身で対策を取っているでしょう。
国内で売れないのは、高いからであって相応で有れば市場に出せば売れるでしょう。
この物価高騰のおり高い物を買える余裕が余り無いのが実情です。
年金生活者には贅沢品になりました、余裕の有る方はどんどん買って上げて下さい。


 
自分の過去の清算もできずに「国会議員」の椅子にしがみつきたい哀れな老政治屋がいた。
 
【速報】細田議長、次期衆院選に出馬意向 「政治家として元気」 
 

体調不良を理由に任期途中で衆院議長を辞任する意向の細田博之衆院議員(79)=島根1区、11期=が1日、次期衆院選に立候補する考えを示した。東京都内で山陰中央新報社の取材に対し、「(健康に)大きな支障はない。政治家としては元気そのもの。全然変わっていない。立候補する前提で考えている」と述べた。


 

◆白鳥浩法政大学大学院教授/現代政治分析
見解衆議院議長は体調不良で任期途中で辞職するものの、次の衆院選には出馬するという意向を細田議長は示した。
もちろん、細田議長はこれまで地元の島根のために多大なる貢献をされたことは、理解できる。しかしながら「体調不良で」議長は辞めるものの、衆院議員としては「政治家として元気」というのは、なかなか有権者の理解を得ることは難しい。
しかも、議長という、全ての議員の範となるべき立場について、多くのスキャンダルが出てきたことは記憶に新しい。次の衆院選への意向を述べるよりも、そうしたスキャンダルに対する説明責任を、国民や選挙区の有権者に果たすことが先決ではないだろうか。
政治家として最高の「三権の長」という地位を経験された細田氏には、今後の議員の模範となるべく行動してほしい。
◆坂東太郎十文字学園女子大学非常勤講師
見解:意味不明。「体調不良を理由に任期途中で衆議院議長を辞任する」のに「(健康に)大きな支障はない。政治家としては元気そのもの」なわけがない。
  日本国憲法下の歴代衆議院議長のうち任期途中で体調不良を理由に辞任したのは保利茂、福永健司、町村信孝の3氏のみ。うち保利、町村の両氏は真に具合が悪くて辞任後まもなく亡くなっています。福永氏は「議長の慣例的儀礼が果たせない程度の体調不良」であったので辞任後の総選挙に立候補して当選しています。
 細田氏の場合「元気そのもの」であれば辞めるメリットがありません。次期総選挙に出るにしてもマイナス材料にしかならないし、自民会派離脱中を理由で旧統一教会との関係調査の対象外になっていたし。
 混乱中の出身派閥・安倍派を助力したいとか、新議長に政権が祭り上げたい人物がいるとか憶測しきり。「三権の長」も軽くなったものです。
◆統一教会問題にもダンマリし、当時の大臣として、また衆議院議長として国民に説明責任すら果たせない人が、国会議員でいいのか?体調不慮で議長を一方的に辞任し、数日後には出馬表明かよ。これで当選したら島根1区の人達を軽蔑するけどね。普通に考えればあり得ない。
◆自民党王国の島根。
無党派層が多い首都圏と違い、統一協会とズブズブだろうが何だろうが多少のスキャンダルが出てこようが、このようなド田舎の自民党王国は次の選挙も磐石なのですよね。
山口県、群馬県、栃木県、群馬県などの保守王国も同じで群馬のドリル優子が典型的な例です。
逆に石原ノビテルなど首都圏の選挙なら落選が良い例で、下村や萩生田、木原だってスキャンダルの動向によっては次の選挙は危ない。
要は有権者がナメられているし、有権者にも問題が有るかと。 
◆統一教会問題もハラスメントも全く説明責任を果たさないまま、これまで延々と衆議院議長を続けてきたことに、細田氏の人間性に疑問を感じてきました。
そして今回、体調不調を理由に衆議院議長は辞職するけど国会議員は続ける意向に、更なる異常さを感じました。
国会議員は国民の代表であって、常に国民の声をあまねく吸い上げて国会へ届けて政策に反映させるためには、相当のパワーを要します。
国会議員の続投の意向で、細田氏にはそのような考えが全くないことがよくわかります。
そもそも、国民の声に常に耳を傾けて吸い上げているのであれば、統一教会の問題が明らかになった時点で、自ら議員辞職していたと思います。
細田氏も、国民の命と暮らしよりも自身の暮らしを最優先で考えて、政治業を営み続けてきたということだと思います。

 


 
少なくともいくら地元といえども「老醜」をさらけ出してきた輩には楽な選挙をさせてはならぬと言いたい。
 
ところで、9年ぶりに「自由民主党選挙対策委員長」という陽の当たる役職に就いたとたんに、世の中から「ドリル優子」というキーワードがトレンド入りしてしまった小渕優子。
 
決して本人が証拠隠滅を図ってドリルでパソコンのハードディスクを破壊したわけではなく、ベテランの秘書が行った行為であったのだが、その後の「姫」を取り巻く多くの年上の男たちに担がれるように生きてきた物語があった。
 
小渕優子が「別格」である理由...「『姫』を総理大臣にすることだけが心残り」の「自民党の大物
 

自民党の長老たちが発する「必ずや、お嬢さまを総理に」という声に背中を押されるかのごとく、おずおずと表舞台へ戻ってきた「姫」。だがどう見ても、当の本人は戸惑っているようにしか思えない。
■守り立てられる宿命
眉をハの字に寄せて、困ったような笑みを浮かべる遺影に、森喜朗は目を合わせて呼びかける。
「青木さんの心残りは、小渕さんのお嬢さんのことと思います。あなたの夢、希望が叶うように、最大限の努力をする」
8月29日、港区芝の東京プリンスホテル「鳳凰の間」で、今年6月11日に89歳で亡くなった元官房長官・青木幹雄の自民党葬が開かれた。86歳の森が弔辞で述べた「青木さんの心残り」とは、すなわち、小渕優子を総理大臣にすることにほかならない。
'87年に田中派を乗っ取るかたちで発足した竹下派(経世会→現・平成研究会=茂木派)は、'92年に主流の小渕派と羽田派に分かれた。下野していた自民党が'95年に与党へ復帰すると、小渕派から橋本龍太郎、小渕恵三が続けて総理になった。
竹下登の一の秘書として政界に入った青木は、平成期には小渕の筆頭家老として派閥を、そして自民党を支配した。
「小渕さんは竹下さんの愛弟子。だから小渕さんは誰よりも青木さんを信頼していたし、総理になると、青木さんを参院議員としては異例の官房長官に抜擢した。だから青木さんにとっちゃ、優子さんは実の娘も同然だった」(自民党閣僚経験者)
■「姫」になるまで
一方で、青木は森の師であり恩人である。小渕、青木、森は同じころに早稲田大学雄弁会に籍をおいたが、青木が年長だった。学生の時分から、とりわけ森は青木を慕っており、2年生が務める幹事長(会長)選挙では青木の手足となって奔走、当選を助けたという。
「そのときの恩というわけではないでしょうが、小渕さんが脳梗塞で倒れたあと、森さんを後継総理に指名したのは青木さんだった。森さんは青木さんのおかげで総理になれたわけだから、死んでも頭が上がらない。『小渕優子を頼む』という青木さんの遺言を叶えることが、自分の最後の仕事だと思っているでしょう」(平成研関係者)
つまり小渕、青木、森の三者は、単なる政治家同士の打算を超えた長年の絆で結ばれている。そして小渕の死後、青木と森は、小渕の置き土産である優子を守り立てることこそ自らの使命と考えるようになった。先の平成研関係者が続ける。
「森さんは衰えて動けなくなった青木さんにかわって、会食のたび『小渕優子をよろしく』と岸田総理に念押ししていた。今年の3月に菅(義偉)さんが韓国の尹大統領と会談したとき、なぜか小渕さんが同席していたが、これも真相は森さんが岸田総理に頼み、総理が菅さんに頼んだそうだ」
今回の内閣改造で登用された閣僚・自民党四役のうち、女性かつ世襲の政治家は、選対委員長となった小渕優子を含めて4人。ただし、その中では優子が別格だ。任期中に急逝した総理の愛娘であり、後見人に参院のドンと、党内最高齢の総理経験者が控える―。いわば彼女は「爺や」に守られ、かわいがられ、担がれる「姫」としての宿命を背負ってきた。(続く)

小渕元首相の急死で人生は一変「私が継がないといけない」から「ドリル事件」へ...小渕優子「人生最大の失敗」につながった「ある存在」
 

■「お父さん子」ゆえに
ところが「家臣」たる地元の群馬県連関係者からは、こんな声が聞こえる。
「群馬では、本気で優子さんを『将来の総理』だと思っている人なんていません。ベテランの県議はお父さんの時代から付き合いがあるから、いつまで経っても『優子ちゃん』と呼んで軽く見ている。選挙は対立候補がいないから適当にやったって受かるし、本人に才能ややりたいことがあるわけでもない。(同じ群馬が地元の)福田達夫や中曽根康隆に期待する人のほうが多いですよ」
小渕恵三の生前、小渕家には「無理をして政治家業を続ける必要はない」という空気があった。長男は学生時代から「政治家にはならない」と公言、サラリーマンの道を選んだ。長女、つまり優子の姉はイラストレーターとなった。もし継ぐなら、一番のお父さん子の優子ちゃんかなあ―と周囲は考えていたが、彼女も大学を出るとTBSに入り、テレビマンのキャリアを歩み始めた。
事態は、小渕の急死で一変した。
「優子さんはお父さんが本当に大好きだったから、恵三さんが亡くなったことが相当こたえたんでしょう。『私が継がないといけない』と使命感にかられて、誰も頼んでいないのに立候補したんです。
でも地元の有力県議は、自分にお鉢が回ってくるんじゃないかと思っていたから、優子さんが出るとなっても支えなかった。そこで力をふるったのが、折田でした」(前出と別の群馬県連関係者)
■「ドリル事件」がきっかけで
折田謙一郎。'70年代から小渕の秘書を務めてきた、地元事務所で最古参の城代家老。そして'14年の「ドリル事件」の中心人物である。
「折田さんに任せたのが、優子さんの人生最大の失敗だった。初当選後、小渕事務所では先代からの秘書が皆いなくなったのですが、それは優子さんの指示ではなくて、折田さんが追い出したからだと言われていました。
恵三さんは総理まで登りつめただけあって、政治資金は豊富だった。何も分からない優子さんにかわってそのカネを管理できるなんて、巨大な利権です。しかも折田さん以外の秘書は若い新人に替わったものだから、収支報告書に問題があっても気付けない。折田さんに事務をぜんぶ任せて、案の定、穴に落っこちてしまった」(同前)
政治資金に関するデータが入ったハードディスクを、電動ドリルで破壊する。折田が指示したあまりにもインパクトの強い「隠蔽工作」は、優子の政治家生命をも砕く致命傷となった。
それからというもの、優子はすっかり政治家としての意欲と覇気を失ってしまった。そして、いまもそれらを取り戻していないようだ。
「あの事件のあと、深夜に及ぶ会議や視察があっても『子供の弁当を作らないと』などと言ってさっさと帰ってしまうようになり、ほかの議員は眉を顰めていました。
粗探しされるのがイヤなのか、会見には出たがらないし、党内の情報も全然知らない。この8月にも、松川るい(参院議員)の『エッフェル塔視察写真』が炎上したとき、茂木(敏充)幹事長が松川さんと親しい小渕さんに注意するよう指示したのですが、小渕さんは『なんの話ですか?』と騒動自体を知らず、呆れられるということがあった」(自民党中堅議員)
■担ぐ男たちの下心
この9年間を棒に振った―。いまや自民党内には、そう口さがなく優子を評する議員さえいる。総理の任に堪える政治家とは、誰も本気で思っていないのだ。
にもかかわらず、党内最長老の森は「彼女を総理に」と吹聴してまわる。このおかしな状況を、最大限に活かしているのが、ほかならぬ岸田である。
一年後に総裁選を控えるいま、岸田の最大の関心が「党内の掌握」にあることは言うまでもない。小渕を処遇することで、およそ100人の最大派閥・安倍派をコントロールする森に貸しを作れるなら、安いものだ。
「加えて、岸田・麻生(太郎自民党副総裁)・茂木の微妙な関係もかかわっている。総理は当然、次の総裁選出馬を模索している茂木さんを牽制したい。青木さんは、外様にもかかわらず平成研の領袖におさまった茂木さんを蛇蝎のごとく嫌っていましたから、それには『青木印』の小渕さんがクサビとして最適です。
一方で麻生さん、というより麻生さんの後ろにいる財務省も、今回小渕さんを猛プッシュしました。お父さん(恵三)が積極財政寄りだったので、財務省は娘の小渕さんを早めに取り込むべく、これまでも『財政再建に関する特命委員会』などの場で振り付けをしてきた。要するに、小渕さんの抜擢は岸田総理・麻生さん・財務省の思惑が一致した人事だったということです」(前出と別の自民党閣僚経験者)
麻生も今回、小渕優子の登用に賛同した
振り返れば小渕優子という政治家は、青木に森、折田、そして岸田に麻生と、たえず年上の男たちに担がれるように生きてきた。なにより哀しいのは、この担ぎ手たちの誰ひとり、優子本人の資質には目を向けようとせず、「神輿」や「象徴」としての利用価値しか考えていないということだ。
森は青木の弔辞で、この12月に50代に入る優子を「小渕さんのお嬢さん」と呼んだ。いくつになっても「姫」として扱われる彼女の耳に、「初の女性総理候補」という枕詞は、はたしてどんなふうに響いているのだろうか。


 
「最古参の城代家老」が跋扈していたとはいったいいつの時代なのかと思ってしまう。
 
しかし、いつの時代でも「担がれる神輿は軽くてパーがいい」ということは変わりがなかったのだろう、とオジサンは思う。  
  
     

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