26日の衆院予算委員会で、「野田佳彦元首相に『あなたが政治改革の障害』とこき下ろされ… 岸田文雄首相は何一つまともに答えられず」ということから、突然、自ら政倫審にフルオープンで出席すると表明した岸田文雄。
当然ながらネット上ではこんな批判の嵐が舞っていた。
そもそも「お呼びじゃない」岸田首相 政倫審出席に批判が続々…そのワケは 「幕引き狙い?」野党は皮肉:東京新聞
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) February 28, 2024
「指示するのか、しないのか」。… pic.twitter.com/wfKgRRy7tR
迷走の末、政治倫理審査会は完全オープン、まず岸田首相の審査申出から始めることに。公開は当然。「局面を打開するため」と報じられるが、問題は政倫審で何が語られるかだ。裏金システムを誰がいつから始めどう運用され、ため込んだ裏金を何に使ってきたか、真相解明を!https://t.co/2sZtZF5nez
— 山添 拓 (@pioneertaku84) February 28, 2024
出た、やってるフリ。
— 松尾 貴史 (@Kitsch_Matsuo) February 28, 2024
「先頭に立って」「強い覚悟で」
「火の玉になって」
と、口先だけだったのが、
「顔を出す」ことでやってる感の演出です。嘘と恥の上塗りを重ねるだけじゃないか。
【速報】岸田総理が政倫審出席の意向(TBS NEWS DIG Powered by JNN)#Yahooニュース https://t.co/xllIYmnBpX
政倫審で「やった感」演出
— 🌈ラナンキュラス(川上 真二) (@Lanikaikailua) February 28, 2024
「岸田さんがリーダーシップをとっている風に見せかけ」
https://t.co/WU6Y1VLKKA pic.twitter.com/caxCpRTXbE
スポーツ紙のコラムでもこんな批判があった。
「【政界地獄耳】岸田「出席」は切り札にならず 野党は政倫審5人出席確定まで予算案協議応じず」
★野党が衆院政治倫理審査会に出席要求したのは51人。そのうち出席するとしたのは5人。それもグズグズと出る出ないを繰り返した。これらをグリップできない党幹事長・茂木敏充は近年まれにみる無能幹事長と言える。党存亡の危機に何ひとつまとめられない。ライブでの出席は嫌だ、顔を出したくない。ペン記者だけならいいとあれこれ条件を付けながら「政倫審は原則非公開だ」と出席を申し出た5人が一番威張っているのも解せない。 ★業を煮やした首相・岸田文雄が政倫審に出ると言い出したが、28日、野党はこの5人の政倫審出席が確定するまで来年度予算案の協議に応じないことを決めた。つまり官邸が切った首相出席カードは切り札にはならなかった。それどころか茂木は1月16日に政治とカネについて「当事者にはしっかり説明責任を果たしてもらいたい」と言っているが、27日、衆院予算委員会の分科会は茂木の資金管理団体から寄付を受ける政治団体「茂木敏充後援会総連合会」で使途の詳細がわからない支出が20~22年に約9400万円あった問題を取り上げ「使い道のほぼ全てをわからないようにした場合はさすがに違法なのではないか。これが違法でないなら何でもありの無法状態だ」(立憲民主党・井坂信彦)と総務相・松本剛明に詰め寄られている。このありさまでは既に執行部側もガタガタで、首相が踏み込んで事態の打開を図ろうとしても効果がない。 ★ただ、政倫審出席が今国会の天王山のように扱われることも片腹痛い。弁明の機会を与えることで国会の機能を保つための政倫審が与野党攻防の本丸や、予算案の駆け引きのようになること自体が茶番と化す。政倫審のチャンスを拒んだら証人喚問に議論を進めればいい。自民党は裏カネ作りはうまいが統治能力の低下が著しいなどと、ばかにされても恥ずかしくないものか。今の自民党は何を言っても国民から信用されない。 |
米国の大統領選挙をめぐっては、トランプの大統領の復活の可能性(危険性)が高まり「もしトラ」という言葉が飛び交っていたが、最近はもっと踏み込んだ内容になっているらしい。
「トランプが大統領再選したときの『危険シナリオ』『もしトラ』から「ほぼトラ」に変わりつつある」
これほどではないが、似たような「もし・・・」というコラムが今朝の朝刊に掲載されていた。
「<コラム 筆洗>もし大坂夏の陣で豊臣秀頼が自ら出陣していたら。仮に徳川慶喜…」
もし大坂夏の陣で豊臣秀頼が自ら出陣していたら。仮に徳川慶喜が鳥羽伏見の戦いで江戸へ逃げ帰ることなく、自ら戦場に赴いていたら…▼秀頼さんも慶喜さんも出陣せず、結果、味方の士気が上がらず敗れたと伝わるわけだが、いずれも「もしも」を考えたくなる歴史の局面である▼大げさなたとえを持ち出してしまったが、この人にとっては今が自ら出陣しなければならない分岐点にみえたのだろう。岸田首相である。自民党派閥の裏金問題を受けた衆院政治倫理審査会(政倫審)に自ら出席する意向を表明した。党内に慎重論があった政倫審の公開についても応じるという▼政倫審は議員から弁明を聞く機会といえど、出席自体が不名誉な印象もある。厳しい質疑も予想され、そこに首相が自ら「馬をとれ」とは正直言って驚いた▼おそらく岸田さんが戦っている相手は野党ではなく、公開の形での政倫審への出席に慎重だった自民党議員である。このまま膠着(こうちゃく)状態が続けば自民党の支持率は致命的に低下する。この危機に自ら出席する意向を示すことで、当該議員に出席を促しているのだろう▼「逃げれば危機は2倍、立ち向かえば半分」。英国のチャーチル元首相の言葉だそうだ。危機に立ち向かう気になったとしても岸田さんをほめる気はない。政倫審開催がここまでこじれたのは岸田さんの指導力不足のせいでもあろう。 |
いうまでもなく、明確に岸田文雄の指導力不足と指摘していた。
もっとも岸田文雄の独断で政倫審の出席と「原則非公開」のルールを破りテレビメディアも議事録公開もOKとしたところで、国民の怒りが一時も収まることにならないことは目に見えている。
なにしろ虚偽罪が適用されないので、いくらでも「嘘八百」がまかり通るかもしれない。
おそらくは岸田の狙いはもっと大きな国民負担を課すところにありそうである。
「問題は裏金だけではない 世紀のレームダック政権が続ける悪政の数々」
・・・前略・・・
憲法の衆院優越規定により、予算案は参院送付から30日で自然成立する。3月2日がデッドラインで、自民党は前日の1日に衆院を通過させる構えだ。能登半島地震の復旧・復興費用なども盛り込んだ来年度予算案の成立が確実になれば、後は野となれ山となれ。裏金事件に頬かむりするのは目に見えている。 |
問題は裏金だけではない 世紀のレームダック政権が続ける悪政の数々 https://t.co/unQI5Kdj9P #日刊ゲンダイDIGITAL
— 茂 (@richard__99) February 27, 2024
支持率1割台の国民から見捨てられている政権にも拘らずお墨付き与えてくれる米国歓心買う為軍拡どんどん推進ウクライナ舞台とした代理戦争に全面加担する危うさをぷんぷんさせている pic.twitter.com/YoJY2XDOJv
昨年11月に茶番の有識者会議から「外国攻撃能力保有を含む軍備増強」の報告書が岸田首相に提出され、岸田氏がその路線に沿ってミサイル導入などを閣議決定して「専守防衛」を放棄した時、新聞各紙は「防衛費倍増、増税か国債か」という目眩ましの論点で国民の目を塞ぎました。https://t.co/RpyunepLxc pic.twitter.com/ktNsrgfTUS
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) March 27, 2023
5年間で43兆円に増額予定の #防衛費 。財界からこれでは足りないとの声が出始めました。政府はさらなる増額を否定しますが、黙認できません。
— 東京新聞政治部 (@tokyoseijibu) February 20, 2024
防衛費43兆円ではやっぱり足りない? #防衛省 の有識者会議、初会合でいきなり増額論「タブー視するな」:東京新聞 TOKYO Web https://t.co/LzBpG2Xb26
この防衛省の有識者会議は言語道断だ。
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) February 21, 2024
防衛費倍増のための43兆円の根拠について政府は国会に「146の事業分野とそれに数兆、数千億円の数字を付けたA4紙5枚の資料」しか提出できていない。
つまり、43兆円は政策や予算の積算も何もない「倍増ありきの人類史上最大のどんぶり勘定」なのだ。 https://t.co/EehbYQIvbz
岸田4月、国賓訪米!
— 🌸TanakaSeiji橙🇯🇵🌸 (@Tanakaseiji14) January 27, 2024
ウクライナ🇺🇦巨額支援と米国🇺🇸からの武器購入。国民の血税を湯水のごとく米国に注ぎ込む気だ!日本🇯🇵は米国のATMじゃないんだ!これ以上岸田の横暴を許すな!#岸田内閣総辞職を求めます
pic.twitter.com/ygOd0maZuz
あーあ、国費待遇だってよ。また勘違いして、不良在庫のオスプレイとか古い武器弾薬とか全部買わされるよ。
— 清水 潔 (@NOSUKE0607) December 26, 2023
岸田総理 国賓待遇でのアメリカ訪問 3月上旬 https://t.co/BOsoUwUJnv
【重要】戦争中に、なぜ復興支援か⁉️🤔
— ami (@amisweetheart) February 21, 2024
バイデン大統領はウクライナの戦争に7.5兆円の予算を議会で否決されました。バイデンは演説の中で「岸田が払う」と発言しました。
だから4/10に岸田総理が国賓で訪米する手土産の7.5兆円‼️ 復興ではないし、岸田総理はバイデンの奴隷😩pic.twitter.com/zSA8ozUFkR
遂にやっちまったな、売国の極みだ、岸田文雄!
— 渡海 千明 (@ChiakiTokai) February 19, 2024
ウクライナの復興には、今後10年間で72兆円の資金が必要との試算があるけど、私たちの血税で、一体、どれだけウクライナに支援すると約束したの?
私たち日本人は、いつまで米国民主党やDSの言いなりにならなきゃならないの?pic.twitter.com/GSGc2qcrrB
今日と明日におそらくテレビで「岸田文雄構成 裏金議員出席」の茶番劇が行われるのだが、くれぐれも国民は「パンとサーカス」の観客になってはならぬ、とオジサンは思う。