4月22日、建交労九州地方協議会は、振動病労災申請に関し、異常な労災業務を行っている大分労働局に対し抗議行動を行いました。行動には九州各県から約260人が参加し、同局周辺でチラシ配りをした後、緒方徹治労災職業病部会長が労災補償課長に要請書を手渡しました。
3月16日未明に振動病の申請手続きをしていた「Aさん」が農薬を飲み自殺を図りました。
監督署は労災認定調査の過程で「聞き取り調査」を行いますが、この「Aさん」への聞き取り調査を当時の佐伯監督署長が自ら行いました。これは極めて異例なことです。その面談の中でAさんをまるで犯罪者扱いにするような調査があり、ショックを受け悲観したAさんは農薬を飲んで自殺を図るに至りました。
他の請求者へも「顔写真を撮られた」「同じことを何度も聞かれた」「組合にどうして入ったのか?」など権限行使の名のもとに、不当な聞き取り調査、および組合に対する支配介入を一貫して行っています。これは大分局管内の他の監督署でも同様の事例が報告されています。
また、大分局管内では昨年2月以降、建交労が把握しているだけで16件の不支給決定がありました。これは医療機関の検査でも認定基準を満たしているもので明らかに不当な決定です。
このような他県と明らかに異質な労働行政を行っているにも関わらず大分労働局は「不当な調査は行っておらず、決定も適正」と開き直っています。
建交労はこのような労働行政に対し是正を求め最後まで闘います。
3月16日未明に振動病の申請手続きをしていた「Aさん」が農薬を飲み自殺を図りました。
監督署は労災認定調査の過程で「聞き取り調査」を行いますが、この「Aさん」への聞き取り調査を当時の佐伯監督署長が自ら行いました。これは極めて異例なことです。その面談の中でAさんをまるで犯罪者扱いにするような調査があり、ショックを受け悲観したAさんは農薬を飲んで自殺を図るに至りました。
他の請求者へも「顔写真を撮られた」「同じことを何度も聞かれた」「組合にどうして入ったのか?」など権限行使の名のもとに、不当な聞き取り調査、および組合に対する支配介入を一貫して行っています。これは大分局管内の他の監督署でも同様の事例が報告されています。
また、大分局管内では昨年2月以降、建交労が把握しているだけで16件の不支給決定がありました。これは医療機関の検査でも認定基準を満たしているもので明らかに不当な決定です。
このような他県と明らかに異質な労働行政を行っているにも関わらず大分労働局は「不当な調査は行っておらず、決定も適正」と開き直っています。
建交労はこのような労働行政に対し是正を求め最後まで闘います。