建交労長崎県本部

全日本建設交運一般労働組合(略称:建交労)長崎県本部のブログです。
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なくせじん肺キャラバン集結行動!

2012年10月19日 09時57分23秒 | 活動報告
 2012年(第23回)なくせじん肺全国キャラバン集結行動が10月16~18日、霞が関の関係省庁、国会周辺でおこなわれました。
 16日はトンネルじん肺根絶訴訟原告団と建交労の代表が、衆参全国会議員の部屋を訪ね「院内集会」への参加を要請しました。長崎から参加した原告らは九州出身の国会議員を訪問し、応対した秘書に参加を訴えました。
 17日は全国からの参加者が厚生労働省前に集結し、じん肺裁判原告団、支援の組織などが国に対策の改善や早期全面解決を訴えました。長崎から参加した、トンネルじん肺根絶第5陣原告団東京地裁の松田哲朗代表(下写真左)は、トンネル基金創設への支援を訴えました。西日本石炭じん肺長崎請求団の山口等団長(下写真右)は、34回も敗訴決定を受けながらじん肺問題を解決しようとしない、日鉄鉱業との闘う決意を表明しました。
 全国から参加した人たちは、衆議院第一議員会館で開催された「院内集会」に集結しました。集会では、山下登司夫キャラバン実行委員会代表委員が「アスベスト制度改革やトンネル基金制度創設などを求めて運動を大きくしよう」と主催者代表あいさつを行いました。10人の衆参国会議員と60名近くの秘書が参加し、国会議員は全員がトンネルじん肺基金の創設に向けて力を尽くすと決意表明しました。集会では、長崎北松じん肺訴訟の副団長故谷村静野さんの次女で、難病と闘いながら大学院まで卒業した服部道子さんのメッセージが紹介されました。
 18日朝から、西日本石炭じん肺訴訟の被告企業日鉄鉱業、神岡じん肺訴訟の被告企業三井金属鉱山、トンネルじん肺根絶訴訟の被告企業清水建設、下関造船じん肺被告企業三菱重工などの本社前で宣伝行動と企業要請を行いました。
 集結行動の最後は、日比谷公会堂前から国会までデモ行進を行い、衆参国会議員にじん肺根絶の請願署名を手渡しました。


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