無量大数 - 10の68乗の世界

個人用ストレージもテラバイトオーダーに到達した昨今、世界に散らばるさまざまなジャンルのトピックを拾います。

官僚がコスト意識をもたないのが不思議だ

2007-06-22 17:41:37 | 政治・行政
なぜ彼らはコスト意識がないのか。

インセンティブがないから? ほかにも理由はあるかな?


毎日新聞 2007年6月19日 付記事より引用

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クールビズ:キャンペーン日当、1人当たり7万6300円

 クールビズなど地球温暖化防止を訴えるキャンペーンのため、環境省が大手広告代理店「博報堂」に支払う日当(1日7時間)が最大で1人当たり7万6300円に上ることが分かった。時給なら1万円を超える計算だ。19日の参院文教科学委員会で、民主党の蓮舫委員が、環境省の資料を分析した結果として明らかにした。契約は05年度から3年連続で結ばれており、今年度の総費用は約27億円、3年間では80億円を超える見通し。

 蓮舫委員は、高額過ぎると迫ったが、環境省は「広報のための費用として妥当で、無駄遣いではないが、指摘は参考にしたい」と話している。

 分析の対象とされたのは、06年10月から今年3月までにキャンペーンの運営にかかった人件費9640万円。博報堂の社員に対する日当は、プロジェクトリーダーが7万6300円で最も高く、主任級が5万5300~6万4400円、一般スタッフが3万2900~4万4100円だった。

 また、06年度は博報堂の社内にキャンペーン事務所が置かれたが、下半期だけで約990万円の経費が計上された。同省によると、電話代や光熱費、博報堂社員とは別に電話応対をするスタッフの人件費などが含まれるという。【山本建】

反面教師としての『水からの伝言』

2007-06-22 17:29:59 | その他
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/rikei/news/20070207ddm016070095000c.html


人間はこうやってダマされているのだ、という見本として教育する必要があるのだろう。


メディア・リテラシーと共通するものがある。むろん振り込め詐欺などとも。


宗教も同じか。いかに財産を吸い上げるかと用意周到にビルトインしている新興宗教とか。

霞ヶ関の地殻変動

2007-06-22 16:19:03 | 政治・行政

http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kinyu/ekabu/report/news/20070528org00m020056000c.html


前項でも述べたが、政府の官僚機構が非常に効率が悪い理由は多々あるようだ。


いくら小手先だけいじってもダメ。橋本内閣時代の看板かけかえなどまったく無意味であることがよくわかる記事だ。


学校の後輩について書かれているが、選択を誤ったというのがよくわかる見本。せっかくの才能をみすみすダメにしている典型だ。これを損失といわずしてなんというか。


官僚たちの意識変革のみが日本を救う?

2007-06-22 13:25:49 | 政治・行政

http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20070618/127694/


ほとんど同意するんだが、従業員の待遇はすこぶる悪いという評判の自分の会社を先に何とかした方がいいんじゃない?


まあ、それでもコストに対しての成果のあがり具合があまりにも非効率な政府組織よりはマシなのかも。それほどにどの官庁もひどい。社保庁だけではないはずだ。


自分たちの組織は自分たちのために存在するのではなく、国民のために存在するのだという根本的な原則を忘れた官僚がほとんどのせいだろう。


話は脱線するが、昨日元いた会社の某部長氏とおしゃべりした。やはりというか、そろそろ非正規雇用の待遇その他に関しては抜本的見直しが必要という情勢にようやくなってきたようだ。ワタミなども非正規雇用でなければ成り立たない経営のはずで、いつまでもこの状態が続くわけがない。


同一労働同一賃金という大原則がまったく守られていない古い時代が変わるのはあと少しなのだろうか。


すべてを支配できると勘違いしているのか

2007-06-22 13:15:27 | その他
なんだかなあ。

勝手に異なる呼び名をつけておいて、これですかあ。

山手線がしばらく前に「やまてせん」から「やまのてせん」へ戻したのも同様の話だけど。

符号に過ぎないといえば過ぎないわけだが。

中華思想ならぬ米華思想がそこにある気がする。


2007年6月22日産経新聞記事より引用

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「イオウジマ」を返せ 呼称変更でアメリカ困惑「歴史書き換え」!?


 【ワシントン=山本秀也】国土地理院が太平洋戦争の激戦地、硫黄島(東京都小笠原村)の呼称を「いおうじま」から「いおうとう」に変更したことで、米国内で困惑が広がっている。米国では「イオウジマ」の名がさきの大戦での勝利を象徴する地名として定着しているためで、変更をめぐり「日本が歴史を書き換えた」(FOXテレビ)といった報道も飛び出した。
 米国内では20日、東京発の外電を通じて硫黄島の呼称変更が伝わった。報道は今回の措置が日本での旧称復活に過ぎないことを紹介しつつ、米映画「硫黄島からの手紙」などで描かれた「第二次世界大戦で最も英雄的な戦闘」(AP通信)の呼称変更に戸惑いを隠さない。ローマ字表記が頼りの米国では、同じ漢字でも呼称の変更は地名そのものが変わるのに等しいためだ。
 不満の声は、とりわけ米軍の退役軍人らの間で根強いようだ。海兵隊のヘインズ退役中将は、AP通信に対して、「(呼称変更は)率直にいって好きになれない。イオウジマの名はわれわれの伝統であり、遺産の一部なのだ」と指摘。退役軍人協会(VFW)のデービス広報官は、FOXテレビで「旧称への差し戻しは日本のやったことだが、イオウジマの名は米国の軍事史に燦然(さんぜん)と輝く」と語った。
 米国では、摺鉢山(同島)に星条旗を掲げる米兵の巨大な塑像が、戦没者墓苑のあるワシントン郊外のアーリントンに設けられているほか、海軍の強襲揚陸艦も「イオウジマ」と命名されている。