http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20070531/126111/
着手から1年以上もお金がもらえないって!
下請けいじめはいまに始まったことではないが、それにしてもこれはひどい。IT業界はせいぜい3ヶ月スパンだから、はるかにマシなのだろう。
政府もこんな↓実効性の無い法律ばかり作っていないで、違反企業は実名を公表するようにしないと中小零細はつぶれるばかり。日本の足腰といえる中小企業がダメになれば、機動力・柔軟性の無い産業構造になるのだが、大企業の連中はそんなことはお構いなしなのだ。
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/topics/shitauke/shitaukehou_gaiyou.htm
「ユーザー インスタンスのプロセスを起動、SQL Server のユーザー インスタンスを生成できませんでした。接続は閉じられます」エラーについて
http://blogs.sqlpassj.org/mitsugi/archive/2006/01/10/15637.aspx
UserInterfaceプロパティを反転させるだけ、といたって簡単。
http://opentechpress.jp/developer/article.pl?sid=07/05/31/0155233&from=rss
Postgreと並びフリーDBMSの定番となって幾年月。商用ベースでもRailsなどでどんどん適用例が増えている。
最近流行のBCP(Business Continuity Plan=業務継続計画)というのは企業・官公庁を問わず誰もが求めるものであろう。が、言うは易く、のたとえ通り、陥穽はいろいろなところに潜んでいる。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070426/269118/
きちんと他山の石と出来るかどうか、それが危機管理担当者の力量が問われるだろう。
okanyanさんのエントリより
http://blog.goo.ne.jp/okanyan/e/97c5fb391731aaf552c100f4d09a7513
>エンジニア側は,当然システム更新時には様々な障害を想定した「危機管理マニュアル」を事前に作成し,トラブルに応じた対応を行っているはずです。
そうなっている「はず」なんですが...
残念ながら多くの企業ではその「はず」が実現していないのが実情なんですね。
弊ブログ子が過去かかわった上場企業のシステムは例外なく「遺漏あり」の管理マニュアルばかりでした。たぶんこの部分では障害が起きない「はず」という前提で作られていたりして、結果的にその起きないはずの箇所で障害が起こったという事例には事欠かないというところです。
たとえば全世界に名をとどろかすグローバル企業S社の某システム。メインのサーバこそサンのン百万円もする電源まで二重系化された重厚なもの。ところが実際に運用に入って1ヶ月ほどで大規模障害が。
ダウンしたのはサブシステムを受け持つ安価なRAID装置。RAID5だから万一HDDに障害が発生してもホットプラグで即座に交換すればOK、というマニュアルだったのですが、実際にはRAID装置本体が故障。すべてのデータが一瞬で失われました。もちろんテープバックアップは月に1度だけなので、まるまる一ヶ月近くのデータがパーに。
おまけに予算の関係(この会社、名前の立派さとは裏腹にいかに徹底的にコストを掛けずにプロダクトを作るかが重視されているのは業界で有名らしい)で、超チープなメーカー(社員が1桁の零細)のRAID装置だったため、サポート(宣伝文句では「完璧」の2文字が踊っていた(笑))がほぼゼロ。再度同じ装置を調達するのに2週間以上かかる始末。
で、その間サブシステムにかかわる部分のサービスは完全停止に追い込まれた、というわけです。
自信満々で鼻持ちならないほど天狗だったこのサブシステム担当者の鼻先が見事にへし折られたのにはなんともいえないものを感じたのは昨日のことのよう。
他にもこの手の話は山ほどあるのですが、結論としては100%とまらないシステムを作っている企業はむしろ例外といえるのでは、ということです。